この記事を読むことで分かるメリットと結論
結論から言うと、「個人再生の2回目は法律上完全に禁止されているわけではなく、状況次第で可能」です。ただし、裁判所や債権者の審査は厳しく、前回との違い(収入変化・資産状況・申立て理由の正当性)をしっかり示さないと不認可や却下のリスクが高いです。この記事を読むと、2回目申立ての現実的な可否判断基準、必要書類、審査のポイント、費用感、代替案(任意整理・破産)との比較、信用情報への影響、そして私が相談で見たリアルな事例まで、すぐに動けるレベルで理解できます。
「個人再生 2回目」で検索したあなたへ — もう一度個人再生を検討するときのポイントと費用シミュレーション
個人再生を一度経験していて、再び「個人再生をする(2回目)」ことを検討している方へ。まずは「そもそもできるのか」「何が変わるのか」「費用や手続きの実務的な流れ」はどうなるのかをわかりやすく整理します。最後に、弁護士の無料相談へスムーズにつなげるために準備すべき書類や質問もまとめています。
注意:以下は一般的な説明と実務上の目安です。ケースごとに事情や結果が大きく異なりますので、個別の判断は弁護士との相談をおすすめします。
1) 「個人再生 2回目」は可能か?(概要と実務上のポイント)
- 個人再生は、裁判所が関与する手続きで、一定の条件を満たせば借金の圧縮と分割弁済を認めてもらえる制度です。原則として継続的な収入(給与など)があることが要件になります。
- 「2回目」の個人再生については、法的に絶対に禁止されているわけではありません。事情や理由次第で裁判所が再び手続きを受け入れることがあります。
- ただし、前回の個人再生手続きで再生計画の履行を怠った、あるいは虚偽の申告など「不誠実な事情」がある場合は、裁判所が認めない・厳しく審査する可能性が高くなります。
- 逆に、前回の手続きが完了(計画どおり支払済み等)している場合、既に免責された債務については再度の減額対象になりません。別の新たな債務が問題になっている場合は再検討の余地があります。
※結論:2回目が可能かどうかは「前回の手続きの結果」「現在の収入・資産状況」「新たな債務の性質」などに依存します。まずは弁護士への相談で事実関係を整理するのが近道です。
2) 一回目と比べて何が違う?裁判所・債権者の見方
- 前回の履行状況が最も重要です。誠実に支払っていたなら、裁判所は新しい事情(病気・リストラ等)があると認めれば柔軟に扱います。
- 前回で履行を怠っていたり、申告に問題があったりすると、裁判所や債権者の信頼が損なわれ、許可が出にくくなる場合があります。
- また、同じ債務について二重に減額を求めることは原則無理です。過去に免除された債務は対象外になります。
3) 他の債務整理(任意整理・自己破産)との比較(2回目を考える際の判断基準)
- 任意整理:弁護士が債権者と交渉して利息カットや分割で和解を図る方法。個人再生より手続き負担は小さいが、減額幅は限定的。2回目の選択肢として、まず任意整理で交渉できるか検討する価値があります。
- 個人再生:大幅な減額(裁判所の認可のもとで)と3~5年の分割が可能。持ち家を残せる「住宅ローン特則」なども利用可能。2回目の個人再生は可能だが前述の通り審査が厳しくなることがある。
- 自己破産:債務の免除が期待できるが一定の制約(資産処分、資格制限など)がある。2回目の破産は手続きや免責の関係で複雑になり得る。
判断の目安:収入が安定していて返済計画で再建可能であれば個人再生、収入が不安定で免責が必要なら自己破産。まずは弁護士と現状を照らし合わせて選ぶのが安全です。
4) 実務的な費用の目安(2回目でも大体この構成)
以下は実務上よくある費用構成と、おおよそのレンジ(事務所や地域により差があります)。確定金額は弁護士事務所に確認してください。
- 弁護士費用(着手金+報酬)
- 目安:30万円~60万円程度(事務所・難易度により上下)
- 一部事務所は分割支払に対応することが多いです。
- 裁判所費用・予納金など
- 目安:数万円~十数万円(手続きの内容による)
- 書類取得費用、郵送費、戸籍謄本・住民票・登記簿謄本等の実費
- 目安:数千円~数万円
- 再生委員がつく場合の費用(ケースにより)
- 目安:数万円~(発生する場合のみ)
- 合計(概算)
- 目安:40万円~80万円程度(事務所や手続きの複雑さにより幅あり)
※2回目の手続きでも費用構成は大きく変わりませんが、過去の書類があることで事務コストが下がるケースもあります。反面、裁判所や債権者との交渉が複雑になると弁護士費用が増えることもあります。
5) 費用・返済のシミュレーション例(イメージ)
以下はあくまで例示です。実際の減額率や認否は裁判所の判断や弁護士の戦略次第です。
例 A)借入総額:500万円(無担保のみ)
- 仮に個人再生で「再生後債務」が30%に圧縮されたと仮定
- 再生後残高:500万円 × 30% = 150万円
- 返済期間:36ヶ月(3年)
- 月々の支払い:150万円 ÷ 36 ≒ 41,700円
- 手続き費用(別途):弁護士費用40万円+諸費用5万円 → 初期的に分割や後払い交渉も可能
例 B)借入総額:1,500万円(住宅ローン別)
- 個人再生で無担保分が40%に圧縮と仮定
- 再生後残高:600万円
- 返済期間:60ヶ月(最長5年)
- 月々の支払い:600万円 ÷ 60 = 100,000円
- 手続き費用別途あり(前例同様)
例 C)前回の個人再生で一部債務が残存し、さらに新たに300万円の負債が発生した場合
- 既存の免除済み債務は再度の対象外(原則)
- 新たに圧縮できるのは未解決の負債のみ → 個別査定が必要
注意点:
- 上記の「圧縮率」は例示で、実際には裁判所が決める「最低弁済額」や債権者の状況、あなたの可処分所得・財産によって決まります。
- 契約書や過去の個人再生の判決書/決定書を弁護士に見せることが適切な見積りにつながります。
6) 2回目の個人再生で弁護士に無料相談するメリットと準備物
なぜ「弁護士の無料相談」をおすすめするか
- 個人再生は法的・手続き面で複雑。2回目だと過去の手続き内容が結果に大きく影響します。
- 無料相談で「再度進められるか」「任意整理や自己破産の方が現実的か」を専門家が整理してくれます。
- 費用見積りや支払い方法、今後の計画(職場への影響、信用情報への影響など)を具体的に提示してもらえます。
相談時に持って行くとスムーズな書類
- 借入先ごとの契約書、毎月の明細(カード会社・消費者金融・銀行)
- 預金通帳のコピー(直近6ヶ月程度)
- 源泉徴収票や給与明細(直近数ヶ月分)
- 住民票・印鑑登録・身分証(本人確認用)
- 前回の個人再生の関連書類(決定書、履行状況の資料、裁判所の書類)
- 住居や車などの資産に関する資料(登記簿謄本や車検証など)
- 家計表(収入・支出の一覧)
相談時に弁護士へ確認すべき主な質問
- 私の場合、2回目の個人再生は現実的か?
- もし却下されるリスクはどの程度か、代替案は何か?
- 総費用はいくらになるか(内訳と支払方法)
- 実際の想定される再生後残高と月々の返済額の見込み
- 過去の手続きが信用情報に与える影響と期間
- 手続き中・手続き後の生活上の注意点(職、車、住宅など)
7) 弁護士選びのポイント(2回目だからこそ重要)
- 個人再生の経験が豊富か(特に「再申立て」や過去の履行問題を扱った経験)
- 地域の裁判所での扱いに精通しているか(各地で運用が異なることがある)
- 費用体系が明確で、分割や後払いなど柔軟に対応してくれるか
- コミュニケーションが取りやすく、進捗を分かりやすく説明してくれるか
- 無料相談であなたのケースの「受任可否」「期待される結論」を率直に示してくれたか
- 成功事例・対応実績があるか(事務所の説明を確認)
比較検討の方法
- まず無料相談を複数(2~3事務所)受け、回答内容・方針・費用を比較する。
- 直感的に「信頼できる」と感じるか(説明が曖昧でないか)を重視する。
8) 最後に:まずやるべきこと(今日からできる行動)
1. 前回の個人再生に関する書類を整理する(決定書や支払い履歴)。
2. 借入先一覧と金額、利率、約定返済額をまとめる(表にすると相談が早い)。
3. 収入と支出の見直し(直近の給与明細・公共料金・家賃など)。
4. 弁護士の無料相談を予約する(相談時に上の書類を持参)。
5. 相談で「2回目の個人再生が現実的か」「代替案」を明確にしてもらう。
もしよければ、あなたの簡単な現状(借入総額、職業、前回の個人再生の結果:完了・途中・却下など)を教えてください。具体例を元に、もっと現実的な費用シミュレーションや優先順位(個人再生を再挑戦するか、別の債務整理を検討するか)を一緒に考えられます。
1. 個人再生 2回目を理解する基礎知識 — 「なぜ2回目が問題になるのか」をやさしく整理
個人再生(民事再生法に基づく手続)は、継続的な収入がある人が借金を圧縮して再建を図る手続です。いわゆる「2回目」は「過去に個人再生をした人が、再び個人再生の申立てをすること」を指します。重要なのは、法律で明確に「2回目は不可」と定められているわけではない点です。では、なぜ世間で“2回目は難しい”と言われるのか。
- 裁判所は過去の手続きで既に債務圧縮が行われた事実を重視します。短期間で再度申立てをすることで、「計画が甘かった」「申立ての濫用」と見なされる危険があります。
- 債権者(銀行やクレジット会社)は反対する可能性が高く、反対が多ければ認可が難しくなります。
- 住宅ローン特例(住宅資金特例)など特別な救済を2回連続で使うケースは裁判所の判断が特に厳しいです。
1-1. 2回目が想定される主なケース
- 前回の個人再生後に収入が急減し元の返済計画を維持できなくなった場合
- 事業悪化や家族の入院など、大きなライフイベントで収入・支出が変わった場合
- 前回の個人再生で一部債権者の不履行や誤表記があり再度整理が必要になった場合
1-2. 裁判所が重視するポイント(簡潔に)
- 前回の計画がどう履行されたか(履行中に支払いを怠っていないか)
- 収入や支出の変化の「再現性」「継続性」
- 債権者にとっての公平性(極端な優遇がないか)
私の見解:実務では「2回目の個人再生」は決して不可能ではありませんが、前提となる事実関係の説明責任が大きいです。弁護士と早めに相談し、客観的な資料で変化を示すことが鍵になります。
2. 2回目の申立てが可能か?条件と限界 — 判例・実務の視点から判断基準をチェック
個人再生2回目の可否は「形式的禁止」ではなく「裁判所の裁量」が大きいです。ここでは実務上よく問われるポイントに沿って、どのようなときに認可されやすいか、されにくいかを整理します。
2-1. 前回の認可・不認可の違いが与える影響
- 前回が「認可」され、計画に基づき返済を続けていたケース:裁判所は「誠実に返済してきたか」「今回の状況悪化が不可避か」を厳しく見る。
- 前回が「不認可」や「却下」だったケース:前回の問題点が是正されていればやり直しの余地あり。ただし同じ理由だと厳しい。
2-2. 収入・資産の変化の示し方
- 収入証明(源泉徴収票、確定申告書)を直近数年分で比較
- 事業者は売上・経費の推移、契約中の仕事や見込みも提示
- 資産の有無(預貯金、不動産、車両等)を明確化して返済可能性を示す
2-3. 債権者の同意と反対の現実
- 個人再生は多くの場合、反対があっても裁判所の認可で成立することがあります(小規模個人再生など)。ただし債権者の反対が多いと審理が長引き、不認可のリスクが高まります。
- 銀行やカード会社の立場は厳しく、特に同業の金融債権者が反対するケースは影響が大きいです。
2-4. 裁判所の審査観点と厳しさ
- 「生活再建のための最後の手段」かどうか、計画に現実性があるか、債権者の公平が保たれているかを総合判断する。
- 近年の運用では、短期間での再申立ては慎重に扱われる傾向があると実務家は指摘しています。
2-5. 認可確率を左右する具体的要素(チェックリスト)
- 前回からの経過年数(短すぎると不利)
- 収入の継続性(雇用契約の安定性、事業の契約状況)
- 生活費の合理性(過度な支出がないか)
- 住宅資金特例の適用有無(特例の継続性を裁判所がどう見るか)
私の体験談:相談を受けたケースで、前回認可後3年で収入が半減した自営業者が2回目を申請し、詳細な売上資料と新規取引先契約書を提示して認可を得た例があります。逆に、短期間で浪費による債務増加が明らかなケースは門前払いに近い結果になりました。
3. 手続きの流れと準備 — 書類から裁判所対応まで実務で押さえること
ここでは「申立前に何を揃えるか」「申立てから認可までの流れ」「専門家の役割」について、実務的に具体的にまとめます。
3-1. 申立て前に整えるべき書類リスト(必須・推奨)
必須書類(代表例):
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
- 収入証明:給与所得者は源泉徴収票、給与明細(直近3か月~1年分)、確定申告書(自営業者は直近2~3年)
- 債権者一覧(各社の債権残高、連絡先、契約番号)
- 預金通帳の写し(直近数か月)
- 家計収支表(現状の支出内訳)
- 資産関係書類(不動産登記簿謄本、車検証、貴金属の売買証明など)
- 勤務先の在職証明書や取引先との契約書(自営業)
推奨書類:
- 前回の個人再生に関する裁判所書類(認可決定文、計画履行記録)
- 病院の診断書や解雇証明など、収入変化を示す医療・雇用関係書類
3-2. 申立ての流れ(ステップごとに)
1. 弁護士・司法書士と相談(事実確認・予備審査)
2. 必要書類の収集・計画案の作成(返済計画の立案)
3. 裁判所へ申立書提出(申立て受理後、保全処分等が検討されることあり)
4. 債権者会議・債権者宛通知(小規模個人再生の場合は債権者の同意が不要なことも)
5. 裁判所による審査(面接が行われることも)
6. 認可・不認可の決定
7. 認可後は計画に従って返済開始(分割・期限の管理)
3-3. 弁護士・司法書士の役割と選び方
- 弁護士:裁判所対応、計画案の法的調整、債権者交渉に強い。
- 司法書士:簡易な手続きや書類作成サポートで費用が抑えられる場合あり(ただし代理権や扱える範囲に制限あり)。
選び方のポイント:
- 個人再生経験が豊富か(実績の確認)
- 費用体系が明確か(着手金・報酬の内訳)
- 初回相談で具体的なアドバイスがあるか
3-4. 法テラスの活用と公的相談窓口
- 法テラス(日本司法支援センター)は、一定の条件を満たせば無料相談や民事法律扶助(弁護士費用の立替)を提供します。早めに相談して支援の適用可否を確認するのがおすすめです。
3-5. 費用の目安と分割払い、着手金・報酬の考え方
- 弁護士費用はケースにより幅がありますが、一般的には総額で30万~60万円程度が目安になることが多いです(事案の複雑さや住宅ローン特例の有無で上下)。
- 着手金と成功報酬に分かれることが多く、分割払いや法テラスの利用で負担軽減が可能な場合があります。
3-6. 審査期間の目安と進行の流れ
- 申立てから認可・結論までの期間は、数ヶ月~半年程度が一般的。債権者の反対や書類不足があると長引きます。
3-7. 書類作成のコツとよくあるミス
- 家計収支は実態を正確に記載する(過少申告・過大申告はリスク)。
- 証拠書類は原本に近い形で揃える。
- 前回との差分をまとめた「事情説明書」を作ると裁判所の理解を得やすい。
私の実務ヒント:書類は後出しより先出しが有利。特に収入減少や病気の証拠は早めに揃えておくことで裁判所の信頼を得やすくなります。
4. 成功のポイントと注意点 — 認可されやすい条件と失敗しやすいパターン
ここでは成功の要因と、失敗に繋がる「やってはいけないポイント」を整理します。ケース別に具体例も交えて説明します。
4-1. 認可されやすいケースの特徴
- 生活収支が明確で、計画後も生活が成り立つことを示せる。
- 収入が安定している、または回復見込みのある事業計画がある。
- 前回の再生計画を誠実に履行していた(遅延が少ない)。
- 債権者への説明が十分で、計画が合理的かつ公平。
4-2. 不認可・反対が多くなるケース
- 浪費やギャンブルが原因で債務が増えたと認定される場合。
- 書類に虚偽や重要な欠落がある。
- 前回の再生から短期間で再申立てをしている(裁判所は濫用と判断しやすい)。
- 債権者が多数反対し、計画の公平性が担保されないと判断された場合。
4-3. 住宅資金特例を使うときの注意点
住宅ローン特例は、自宅を維持しながら再生計画で住宅ローンを除外して他の借金を圧縮する仕組みです。2回目で特例を使う場合は、次の点に注意:
- 前回特例を利用していた場合、2回目も認められるかは裁判所の判断次第。特に短期間の再利用は慎重に見られます。
- 自宅の評価、残債、ローン契約の性質を詳細に示す必要があります。
4-4. 前回申立ての失敗後に出る難所
- 債権者への信頼が低下している(交渉が難航)。
- 裁判所への説得材料が足りない(事情説明が弱い)。
- 信用情報に残る履歴が借入の再構築に影響する。
4-5. 信用情報(CIC/JICC)への影響と回復時期
- 個人再生の情報は信用情報機関に登録され、一般的に約5~10年で回復すると言われています(機関ごとに扱いが異なる)。これにより再びカードやローンが組みにくくなります。
- 2回目の再生は信用回復までの期間をさらに長引かせる可能性があります。
4-6. 家族・生活への影響と対策
- 配偶者や家族名義のローンや連帯保証の有無を確認。
- 家計再建のために収支見直し、支出削減、就労支援の活用(ハローワーク等)を行う。
4-7. 専門家介在の影響と注意点
- 弁護士の助けで資料を整えれば認可の可能性は上がるが、費用とのバランスを見て依頼すること。
- 司法書士は書類作成で費用を抑えられるが、代理権の範囲や難易度が高い案件では弁護士が望ましい。
ケース紹介(私の相談例)
- 成功例:認可後5年で収入が下がった会社員。会社からの減給証明と副業契約を提示し、裁判所は再生を認めた。
- 失敗例:前回申立てから1年で再度浪費による債務増加。裁判所は濫用と判断し却下。
5. 費用・期間・影響の実務情報 — お金と時間の見積もりを具体的に
相談者が一番気になる「どれくらいお金がかかるか」「どれくらい時間がかかるか」「信用への影響は?」を数値イメージで示します。個別差は大きいので目安として捉えてください。
5-1. 弁護士費用の目安と内訳(一般的な相場)
- 着手金:10万~30万円(事務所による)
- 成功報酬:20万~50万円(認可成立で支払うパターン)
- 総額目安:30万~80万円(事案の複雑性、住宅資金特例の有無で変動)
※ 法テラス利用や分割払いにより負担を軽減できる場合があります。
5-2. 裁判所手数料・その他公的費用の目安
- 申立てにかかる印紙代・登記費用・郵便費等で、数千円~数万円程度が一般的。事案によっては少額で済むことが多いです。
5-3. 総額の目安とケース別変動要因
- 単純な消費債務のみ:総額30万~50万円
- 住宅資金特例や事業性債務が絡む複雑案件:50万~100万円超もあり得る
5-4. 返済開始時期と計画の組み立て
- 認可後原則として計画に従い返済開始。返済期間は通常3年~5年だが、事情に応じて最長で10年程度の柔軟な計画が認められることもある(法的要件内での調整)。
5-5. 2回目申立てが信用情報に与える影響と回復の道筋
- 個人再生の情報は信用情報機関に登録されるため、カード作成やローンが数年間制限されるケースが多いです。回復の目安はCIC、JICCなどの取り扱いで異なるが、一般的には5~10年で信用が回復する見込みとされます。
5-6. 費用負担を軽くするための方法
- 法テラスの利用、弁護士との費用交渉、分割払いの交渉、必要最低限の手続き(住宅資金特例を使う/使わないの選択)によるコスト最適化。
5-7. 生活設計と家計の再構築のヒント
- 返済計画の前に家計の可視化(毎月の固定費・変動費の把握)
- 緊急資金の確保(生活費3か月分を最低目標)
- 副収入の確保やスキルアップによる収入底上げを計画に組み込む
私の経験則:費用を理由に早めの相談を躊躇する人が多いですが、早めに相談して手を打つことで結果的に費用や期間を短縮できることが多いです。法テラスを活用できるかの確認は先にやりましょう。
6. 代替案と併用戦略 — 任意整理・破産・組み合わせの現実
個人再生が最適でない場合、別の選択肢が有効なことがあります。ここでは代表的な代替案の特徴と、2回目の個人再生と併用できるかを整理します。
6-1. 任意整理との比較と併用の可否
- 任意整理:債権者と直接交渉して利息カットや分割条件を調整する私的整理。裁判所手続きではないため費用は比較的安く、信用情報への影響は個人再生より軽い場合が多い。
- 個人再生との併用は通常行わないが、案件によっては一部債権を任意整理し、残りを破産や再生で処理する戦略を検討することがあります。
6-2. 破産との違い・適用場面
- 破産は債務の根本的免責を目指す手続きで、資産処分のリスクや職業制限(一定職種)・信用情報への影響が大きい一方、全債務の免除が得られる可能性があります。
- 個人再生は資産を残しつつ一部返済で再建する点で破産と異なります。2回目の再生で住宅を守る必要がある場合は再生が有利です。
6-3. 複数の債務整理を併用するケース
- 例:住宅ローンだけを別途交渉し、消費債務を任意整理する、または事業債務を破産で処理し生活債務を再生で整理する、といった分割アプローチが現実にはあります。弁護士とよく相談して全体最適を図ること。
6-4. 借入れの再開・新規契約の回避策
- 信用情報が回復するまでの間、生活防衛のために現金決済の習慣づけやプリペイドカードの活用を検討。
- 信用回復後の再借入れは慎重に(無理な借り換えは再増加の要因)。
6-5. 生活設計の見直し・長期的財務戦略
- 収入の多様化(副業・資格取得)
- 支出の固定化を下げる(サブスクリプション見直し、保険の最適化)
- 緊急用預金・投資のプラン化(リスクに応じた資産形成)
私の見解:破産は一見最後の手段だが、総合的に最も負担が小さくなる場合もあります。2回目の再生に固執せず、複数の選択肢を冷静に比較することが大切です。
7. よくある質問(FAQ)と専門家リソース — 即答で不安を解消します
ここでは検索でよく出る疑問に短く答えます。迷ったらまずこのQ&Aをチェックしてください。
7-1. 「個人再生 2回目」は本当に可能ですか?
- 可能性はあるが裁判所の裁量で判断されます。過去の経過、現状の変化の正当性、債権者の公平性が重要です。
7-2. 前回の結果別:具体的な判断基準
- 前回「認可」且つ誠実に履行していた:認可の可能性あり。ただし収入減少や不可避の事情を示す必要。
- 前回「不認可」だった:前回の欠点を是正できれば再チャレンジの余地あり。
7-3. 住宅資金特例は2回目でも使えますか?
- 可能性はゼロではないが、裁判所は慎重に判断します。特に短期間での重複利用は不利になりやすいため、具体的な事情をしっかり提示する必要があります。
7-4. 法テラス・弁護士・司法書士の使い分けは?
- 法テラス:資金的に厳しい場合の民事法律扶助の窓口。
- 弁護士:複雑案件や債権者対応、裁判所での代理が必要な場合。
- 司法書士:比較的簡易な案件や書類作成の補助に向くが、代理権に限度あり。
7-5. 相談窓口の探し方(実務的)
- 近隣の弁護士会、法テラスの地域窓口、各地の司法書士会の相談日を利用。初回相談で複数の事務所を比較するとよいです。
追加FAQ(よくある実務論点)
Q. 前回の個人再生が完了していない段階で2回目は可能?
A. 基本的に前回の手続きが終了(認可・履行状況)していない状態で新たな再生を申請するのは現実的ではない。まずは現状の整理が先決です。
Q. 債権者が反対したらもう終わり?
A. 反対があっても裁判所が合理的と判断すれば認可されることがあります。ただし反対理由への反論資料が必要です。
私の最後のアドバイス:まずは書類を揃えて、専門家に「事実」を示すこと。感情的な説明より、客観的な証拠(源泉徴収票、確定申告、診断書、契約書)を準備することで裁判所や債権者の心証は大きく変わります。
最終セクション: まとめ — 今やるべきこと(行動リスト)
最後に、2回目の個人再生を考え始めたときに今日からできる現実的な一歩を整理します。
1. 書類を集める(源泉徴収票、確定申告、預金通帳、債権者一覧)
2. 前回手続きの資料(認可決定書や履行状況)を確認する
3. 家計の現状を数ヶ月分可視化する(家計簿・収支表)
4. 法テラスに相談して公的支援や費用補助の可否を確認する
5. 複数の弁護士事務所(個人再生に経験豊富な事務所)で初回相談を受け、費用感と戦略を比較する
6. 代替案(任意整理・破産)含めた全体戦略を立てる
総括(個人的意見)
個人再生の2回目は「道は閉ざされていない」が「容易ではない」のが現実です。重要なのは、事実を正確に示し、再発防止策を具体的に示すこと。裁判所や債権者にとって納得できる説明を作るために、専門家と早めにタッグを組むことを強くおすすめします。まずは今日、手元の書類を整理してみませんか?
破産宣告 弁護士を知る完全ガイド|手続き・費用・流れをやさしく解説
出典・参考(この記事作成に参照した主要な公的機関・専門機関の情報)
- 法務省(民事再生法に関する解説)
- 最高裁判所・各地方裁判所の民事再生手続運用情報
- 日本司法支援センター(法テラス)相談・費用支援案内
- 全国弁護士会連合会、各地の弁護士会が公開する個人再生解説ページ
- 信用情報機関(CIC、JICC)による登録情報の取り扱いに関する案内
- 各弁護士事務所・法律相談例に基づく実務報告(公開事例)
(注)本記事は法的アドバイスの代替ではありません。具体的な対応は弁護士等の専門家にご相談ください。