ソニー損保の自動車保険|ロードサービスは他社と比べてどうなの?

ソニー損保の自動車保険|ロードサービスは他社と比べてどうなの?

ソニー損保のロードサービスは保険業界でどのくらいのレベル?

自動車保険は交通事故を起こしてしまった場合の損害を補償してもらう万が一に備えるための保険ですが、近年加入するとロードサービスが付いてくる自動車保険が増えてきています。
ロードサービスとは自動車事故に限らず、バッテリー上がりやガス欠、タイヤのパンク、キー閉じ込みなどのトラブルが起きて身動きが取れなくなった時に、専門スタッフが駆けつけてトラブル対応や応急作業をしてくれるというものです。

 

自動車保険によってはロードサービスが必ずついてくるとは限らず、保険会社によっては特約で付けたり全くついていなかったりもします。
またついているところでもそのサービス内容はそれぞれに違いがあり、単にロードサービスがついているからと安心しきっていると、トラブルに見舞われた時にサポートを受けられず困ってしまうことにもなりかねません。

 

今回はダイレクト自動車保険の中で14年連続売上No.1のソニー損保についているロードサービスについて、詳しく解説していきたいと思います。また他社のサービス内容と比較して、より分かりやすく解説していますのでぜひ参考にしてくださいね。
※この記事内で紹介している内容は2017年7月1日以降に保険始期日となっている契約に関するものです。

 

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ソニー損保の自動車保険|ロードサービスまるわかりガイド

まずはソニー損保の自動車保険についているロードサービスの内容について、一つ一つ解説していきましょう。ソニー損保のロードサービスは、自動車保険に加入しているすべての人に無料でついてきます。ただし自動車保険の契約車両のみが対象となっているので、例えば知人に自動車を貸していてトラブルに見舞われた場合は対応をしてもらえますが、逆に知人の車を運転中に起きたトラブルについては対応してもらうことができませんので注意してください。ソニー損保のロードサービスは24時間365日対応で、自動車だけではなく帰宅が出来なくなった場合の帰宅費用などについても、ロードサービスでサポートを受けることができるのが特長です。ソニー損保のロードサービスで受けられる自動車のトラブルサポートは、応急作業サポート・レッカーサポート・宿泊(帰宅)費用サポート・修理後搬送サポート・応急処置サポートの5種のサービスが提供されています。応急作業サポートの対象となる車のトラブルとしてバッテリーに関するものは、バッテリーの点検・ジャンピング作業・交換作業があります。エンジンを停止した状態でエアコンや音楽をつけっぱなしにしていると、バッテリーの中の電気を使い切ってしまってエンジンが起動できなくなることがあります。そうなってしまうと他の車のバッテリーと接続してエンジンが起動できる程度の充電をしなければなりませんが、近くに接続できる車がない場合は身動きができなくなります。そんな時にソニー損保のロードサービスを利用すれば、スタッフが駆けつけてエンジンを起動してくれるというわけです。またガソリン補給がなかなかできずに走行中にガソリンが切れてしまった場合には、ガソリンまたは軽油の補給を受けることもできます。初年度は補給するガソリン代が別途必要ですが、2年目以降は10リットルまでのガソリン代または軽油代が無料となります。そして最近ではキーレスエントリーが搭載されている自動車が増えてきているので、件数としてはかなり減ってきてはいますが車内に鍵を閉じ込めたまま施錠してしまうといったケースもあります。そういった時も一般的なシリンダーキーであれば、無料でキー閉じ込みの鍵開けを対応してもらえます。鍵開けはセキュリティ装置がついている自動車の場合別途料金が発生するので注意してください。またタイヤがパンクしてしまった際のスペアタイヤ交換は無料ですが、スペアタイヤがない場合やパンク修理代も別途費用が発生します。その場で対処できない場合は、ロードサービスに含まれるレッカーサポートを受けて、提携修理工場までは距離無制限で、希望する修理工場までは150kmを限度にレッカーけん引をしてもらえます。車に関するサポートだけではなく、自動車事故や故障により当日の移動が出来なくなった場合は、宿泊費用サポート・帰宅費用サポートを受けることができます。宿泊費用サポートは一旦自分で支払いをしなければなりませんが、後日請求書や領収書を提出することで最寄りのビジネスホテルクラスの費用を負担してもらうことができます。宿泊費用サポートには飲食費や通信費は含まれませんので注意してください。帰宅費用サポートは一旦立替えて宿泊費同様に請求書類と領収書を提出することで後日費用が支払われます。修理後搬送サポートは、修理後の自動車を自宅に搬送してもらうサービスです。このサービスを受けずに自分で引取りに行く場合は、1万円を条件として1人分の公共交通機関の片道交通費が支払われます。応急処置サポートは契約車両の故障やトラブルが起きた時に、電話で相談ができたりアドバイスを受けられたりするサービスです。自動車だけではなく人に対するサポートも受けられるのは、安心のシステムですね。

 

ソニー損保ならではのロードサービスは?

ロードサービスの内容を紹介してきましたが、他社のロードサービスと比べてどんなところが充実しているのでしょうか。この章ではその点について解説をしていきます。まず希望先までの無料レッカーけん引の距離ですが、他社では35km、50km、100kmが多い中で150kmは抜きに出て多いです。実はソニー損保でも以前は50kmが上限だったのですが、2017年7月以降の契約からは150kmまで無料に規約が変更されています。またソニー損保ならではのサポートとして、スマートフォンアプリのトラブルナビを利用できることが挙げられます。トラブルナビというのは無料でスマートフォンにアプリをダウンロードしておくと、事故直後の行動ナビゲートとして事故対応マニュアルや事故メモ、事故対応ワンポイントアドバイス、故障・トラブル対応ナビゲーションが受けられます。事故直後は気持ちが動揺している状態なので、まず何をすれば良いのかナビゲーション通りにすれば証拠保全にも繋がるので安心です。またチャイルドシートレンタルサポートとしてダスキンレントオール提供のチャイルドシートを一般料金よりも15%割引で受けられるのも、小さな子供がいる家庭では嬉しいシステムですね。

 

ソニー損保のロードサービスは全部無料で受けられるってホント?

ソニー損保のロードサービスは自動車保険に加入しているすべての人が利用できるサービスで、利用料は保険料に含まれているので基本無料です。ロードサービス内容の解説ページでも少し説明していますが、一般的な鍵開けやスペアタイヤ交換、バッテリー上がりの対応などはすべて無料でサービスを受けられます。もちろんロードサービスのみ利用なら、自動車保険の等級に影響することもないので、翌年度の保険料が高くなってしまうなんてこともありませんので安心してくださいね。ロードサービスの対応は24時間365日全国にある約9,000ヵ所のサービス拠点からスタッフが出動しますから、旅行先や出張先でのトラブルもいつでも対応してもらえます。年中無休で早朝や深夜でも対応してもらえるのは、本当に心強いですよね。

 

ソニー損保のロードサービスで有料になるのはどんな時?

ソニー損保のロードサービスも基本的には無料ですが、ケースによっては有料になることがあります。希望する修理工場へのレッカーけん引は150km(保険始時期が2017年7月1日以降の場合)までは無料ですが、その距離を超えてしまえば無料ではなくなってしまいます。ガス欠による給油サービスも2年目以降は10リットルまでは無料ですが、保険初年度はガソリン代が有料です。基本は無料のキー閉じ込み対応も一般的なシリンダーキーなら無料ですが、セキュリティ装置がついている鍵開けは有料となります。またタイヤがパンクした時スペアタイヤを積んでいれば、交換作業費は無料ですがスペアタイヤを積んでいないと無料ではできませんし、バッテリーが故障して交換が必要となったとき、交換するバッテリーがなければ購入しなければなりません。こういった実費面での費用や無料の範囲を超えた分については費用が発生します。

 

ソニー損保の自動車保険|特約補償をまとめて紹介

ソニー損保のロードサービスは加入者全ての人に自動的にセットされますが、自動車保険の補償内容の中には加入すれば自動的にセットされる基本補償と、オプションでさらに補償を手厚くできる特約という追加補償があります。ここでソニー損保の特約について少し紹介しておきたいと思います。ソニー損保の自動車保険では、自分や同乗者への補償・自分の車への補償・その他の補償それぞれに選べる特約があります。自分や同乗者への補償には「搭乗者傷害特約」という、事故によって自分や同乗者がケガをしたり亡くなってしまったりした場合に、保険金が支払われる特約があります。自分の車への補償は、「新車買替特約」「事故時レンタカー費用特約」「車内身の回り品特約」があります。新車買替特約は事故によって新車が大破してしまい買替が必要になったときに、その費用についての補償を受けられる特約です。事故時レンタカー費用特約は、事故によって契約車両を修理している間のレンタカー代や代車費用を負担してもらえるというものです。車内身の回り品特約は、車両保険では補償されない車内に載せていたモノに対する損害が補償されます。車内にたくさんモノを載せていることが多い方には特にオススメの特約です。その他オプションの補償としては、弁護士特約や個人賠償特約、おりても特約、ファミリーバイク特約があります。自分の過失割合がゼロのもらい事故の場合は、保険会社が相手方との間に入って交渉をすることができないため、弁護士に交渉を依頼しなければなりません。弁護士費用は高額になることも多いので、出費をカバーするための特約として弁護士特約を付けておくと安心です。個人賠償特約とは自動車事故以外の日常生活を送る中で、事故の加害者になってしまった場合の損害賠償費用を補償するものです。例えば子供が遊んでいて他人の財産を壊してしまった場合の弁償や、ペットが散歩中に他の人にかみついてケガをさせてしまった場合などでも対応できる特約なので、こういった事故の心配がある方は付けておくと良いかもしれません。おりても特約は車を降りている間の事故で発生した損害に対しての補償が受けられます。ファミリーバイク特約は原付バイクの事故によるケガや他人への賠償が補償されます。自動車以外にバイクも運転する機会が多い人におすすめの特約です。自動車保険の特約を必要以上に付けてしまうと年間保険料がとても高くなってしまいますので、必要なものだけを選択して自分にピッタリの保険プランを見つけましょう。

 

ソニー損保のロードサービスはJAFと比べてどうなの?

少し話がそれてしまいましたが、ロードサービスに話を戻しましょう。ソニー損保の自動車保険についているロードサービスの充実度を見ていると、JAFは不要なのでは…?と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かにロードサービスだけを見れば、JAFと重複するものが多いのでソニー損保の自動車保険に加入するなら、JAFの年会費が無駄になってしまいます。かといってJAFを退会してソニー損保のロードサービスだけにするのも本当に大丈夫なのか不安ですよね。そこでこの章ではJAFのロードサービスとソニー損保の自動車保険についてくるロードサービスを、比較検討してみたいと思います。現在JAFの有料会員の方は参考にして継続を検討してみてください。

 

JAFと比べてソニー損保のロードサービスが優れている点は?

自動車走行中のトラブルで過放電バッテリー・タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足・キー閉じ込みが50%以上を締めています。ソニー損保の自動車保険についているロードサービスではバッテリーのジャンピング作業・スペアタイヤへの交換作業・鍵開けなど主なトラブルは対応ができます。無料レッカーけん引の制限距離もJAFは指定修理工場・会員の希望先どちらの条件でも15kmが限度であるのに対して、ソニー損保のロードサービスの場合指定修理工場までは無制限、契約者の希望先までは150kmとけん引の距離も長く、人里離れた場所でのトラブルでも心配無用です。またJAFの場合は事故や故障で移動が困難になった場合の移動手段や宿泊費については、提携先のタクシーやレンタカー会社、会員優待が使える宿泊施設は紹介してもらえるものの、費用は完全に自己負担です。一方ソニー損保付帯のロードサービスであれば一旦自己負担をしなければなりませんが、後日ソニー損保に請求することで費用分の金額を支払ってもらえるので、実質自己負担をするのは当日の飲食代などで済みます。宿泊費や交通費などは本来予定されていなかった出費なので、後日請求とはいえ費用を負担してもらえるのは助かりますよね。あととても細かいことかもしれませんが、事故や故障でロードサービスを利用するためにかける電話も、ソニー損保であれば通話料無料ですが、JAFの場合は固定電話からの通話で1分10円、携帯電話からの通話で20秒ごとに10円発生します。金額にすると数百円くらいの違いですが、トラブルに見舞われて動揺している時にゆっくり話しても大丈夫という精神面でのゆとりが持てるのは良いシステムですね。

 

ソニー損保と比べてjafのロードサービスが優れている点は?

ソニー損保のロードサービスは万能なようにも見えますが、JAFに加入しておいた方が良いケースも実はあります。ソニー損保の自動車保険はそもそも契約者に対してかけているというより、車両に対してかけているので契約車両以外の自動車に乗っている時に起きた事故やトラブルは基本的には補償を受けることができません。逆にJAFは会員に対してロードサービスが受けられる権利をかけているので、自己所有の車だけに限らず知人から借りた車などでトラブルが起きたとしてもサポートを受けられるというメリットがあります。またJAFの対象車種は大型特殊自動車や小型特殊自動車以外のほとんどの車種が対応してもらえますが、ソニー損保の自動車保険にはバイク保険はないので、バイクの運転や自分以外が所有している車を運転する機会が多い人はJAFに加入しておいた方が良いでしょう。あまりそういった機会がない人の場合であれば、JAFで利用できるロードサービスはほぼソニー損保のロードサービスでカバーできるので、重複してしまう部分はありますね。JAFといえばロードサービスのプロですから、スタッフの知識や技術は確かなものですし、ロードサービス以外にも提携先の施設で会員優待を受けられるなどメリットもあります。そういったメリットをほとんど受けない、自分の車以外は運転しないという人の場合は、個人の判断次第にはなりますがJAFは退会してしまっても問題はないかもしれません。

 

自動車にトラブルが発生したら|まずはソニー損保に連絡を!

自動車を使用する時に事故や故障などのトラブルが起きてしまったら、ソニー損保に連絡をしてロードサービスを呼び出しましょう。ロードサービスを利用する時のソニー損保の連絡先電話番号は、0120-101-789で24時間365日受付けてもらえます。もちろん通話料は無料ですよ。またスマートフォンにトラブルナビというアプリをダウンロードしておくと、ロードサービス一発呼出によって位置情報をGPS機能で特定し、現場にスタッフがすぐに到着できるようになります。スタッフが現場に向かう様子も確認できるので、いつ到着するのか不安な気持ちで待たされることもありません。ダウンロードは無料ですからソニー損保の自動車保険に加入したら、公式ウェブサイトのトラブルナビのページからダウンロードしておきましょう。ついでに安全運転の知識や燃費・メンテナンスなどカーライフについて調べることができるドライバーズナビや、契約中の各種手続きや契約者特典が受けられるソニー損保のご契約者アプリもダウンロードしておくと便利ですよ。

 

ソニー損保の自動車保険|ロードサービスの口コミまとめ

ソニー損保では利用者を対象に自社アンケートが随時行われています。2017年1月~3月に集計されたロードサービスの顧客満足度は、「とても満足」と答えた人が86.1%、「満足」と答えた人が11.7%とかなり高い評価を得ているようです。口コミを見ても、連絡をしてから迅速な対応と、現場ではできる限りの対処をしてもらえた、スタッフが親切丁寧で安心できたなどの声が多くみられました。ただ混雑具合によってスタッフの到着までに1時間半~2時間かかることもあるようで、「不満」「とても不満」と答えた人の中でもそういった事例が多くありました。大型連休や年末年始など渋滞中にトラブルが起きるケースだと、依頼が集中して対応に時間がかかってしまうのかもしれませんね。

 

ソニー損保の自動車保険|ロードサービスを比較してみた結果

最近では自動車保険についているロードサービスもおまけ程度のものではなく、その業界のプロでもあるJAFを上回る充実度になっています。自動車走行中のトラブルは突然起きるものなので、遠方へのドライブや旅行中、出張先で見舞われる可能性も充分に考えられます。土地勘がない場所で身動きが取れなくなってしまっている時でも、アプリでスタッフがすぐに位置を把握して駆けつけてくれるロードサービスがあるのは心強いですよね。不安な時にすぐに対応できるよう環境作りがされている点や、随所で見られる顧客への細やかな気配りも、売上連続No.1の支持を得ている理由だと思います。どうせ加入するなら充実したロードサービスと顧客満足度の高いソニー損保がおすすめですよ。