ライフスタイルに合わせて車に乗る時代!カーリース徹底比較

ライフスタイルに合わせて車に乗る時代!カーリース徹底比較

個人・法人・中古車もカーリースを徹底比較!お得なのはどれ?

もともと企業向けのサービスであったカーリースは1990年代の後半に個人向けのカーリースの誕生して以来、今では法人向けはもちろん中古車を専門に取り扱うものまでいろいろな商品があります。
車の購入費用は一般的に高額となりますが、カーリースを利用すれば頭金などのまとまった資金を必要ありません。
そのため数年ごとに新車に乗り換えたいというような人には、とても大きなメリットがあるので人気となっています。
この記事では個人・法人・中古車のリース会社の費用の比較をはじめ、カーリースとレンタカー・カーシェアリングはどれが一番お得なのかなどをさまざまな角度から比較して解説していきます。
後半にはカーリースを利用するときの注意点にも触れていきますので是非参考にしてください。

 

 

 

カーリースって何?どんなメリットがあるの?

車を所有し維持するためには、整備や車検はもちろん税金や保険の支払いといった具合に数多くの手間がかかります。
たった1台の車を維持するだけでもその手間は軽くはありませんが、業務上数多くの車を所有する必要のある企業にとって、車両管理の手間の煩雑さは見過ごすわけにはいきません。
仮に整備不良や車検切れ、税金の支払い忘れなどによって車に乗ることができなければ企業活動にも悪影響を及ぼしてしまいます。
そこで本来は自動車の所有者が行うべき、自賠責保険や各種自動車関連税の支払い、車検や法定点検の案内や工場の手配をすべてリース会社に任せることができるカーリースの需要が企業を中心に高まってきたのです。
また、企業が自動車を購入すると固定費として扱われてしまいますが、リースならば賃借料として計上され流動費として扱うことができます。
このように企業にとってはカーリースを導入することで車両管理の手間が解消できるばかりでなく、固定資産の圧縮できるという企業会計上の大きなメリットもあるのです。
また、さいきんでは多くの個人向けカーリースも誕生しており、企業向け同様に個人で車を所有する場合にも数多くのメリットあるので人気となっています。
個人向けカーリースの主なメリットは以下の通りです。

 

▲個人向けカーリースの主なメリット
・頭金やまとまった資金がなくとも新車に乗ることができる。

 

・3~5年という短い間隔で新車に乗り換えることができる。

 

・リースといっても「わ」ナンバーではない。
希望するナンバーを取得することも可能
・新車の場合は、車種・内装・外装・装備まで自由に選択可能。

 

・車検や整備関連などのメンテナンスはリース会社にお任せできる。

 

・自動車税などの支払い管理が不要。

 

・月々の支払いが安定するので家計負担が少ない。
(車検・自動車税などの一時的な出費がない)
・事故対応や処理もカーリース会社に任せることも可能。

 

ざっと挙げただけでも個人向けカーリースにはこのようなメリットがあります。
色々なメリットがありますが個人向けカーリースの人気の最大の理由は「頭金などのまとまった資金が不要」「月々定額払い」「短い間隔で新車に乗り換えていくことができる」という3点にあります。

 

個人のカーリース会社のおすすめはどこ?人気車種で費用を比較!

それでは個人向けカーリース会社の費用を比較してみましょう!比較するカーリース会社はテレビCMでもお馴染の「コスモスマートビーグル」。
オリコオートリースが運営する「コアラクラブ」。
業界ナンバー1サービスを自称する「もろコミ」の3社です。
今回比較対象とするのは人気車種「ホンダ N BOX G・EX Honda SENSING」。
条件はどこもボーナス払い無し月々定額支払い、契約期間7年の84回払いの費用です。

 

・コスモスマートビーグル
月々お支払い: 26,460円~20,736円 × 84回(税込)
・コアラクラブ
月々お支払い: 26,000円 × 84回(税込)
・カーコンカーリース
もろコミ:月々お支払い: 23,976円 × 84回(税込)
同一車種でカーリース会社ごとの費用を比較した結果は以上のようになりました。
費用的にはコスモスマートビーグルのメンテナンスパックをメンテナンス無である「ホワイトパック」にするのが最も安くなりそうです。
コアラクラブの場合はこの料金で、カラーの選択やETC・バックカメラ・フルセグナビ・フロアマット・サイドバイザーなどすべて含んでいます。
また、もろコミの場合もドライブレコーダ―を無料でプレゼントしてくれるなど各社サービスが異なるので、単純に費用ばかりでなくオプション内容にも注目する必要がありますね。

 

営業車を選ぶならここ!法人カーリース会社費用比較

それでは次は法人のカーリースを取り扱っている、コスモスマートビークル、スマイルカーリース、リースパートナーの3社のカーリース費用を比較してみましょう。
今回比較対象とする車種は世界トップクラスの燃費性能を誇る「トヨタ プリウスのグレードE 1800cc 2WD 5人乗り」です。
条件は、月々定額支払い、契約期間5年の60回払いの費用です。

 

・コスモスマートビークル:月々お支払い49,788円~43,848円 × 60回(税込)
・スマイルカーリース:月々お支払い35,800円から× 60回(税込)
・リースパートナー:月々お支払い 36,900円~39,700円 × 60回(税込)
法人カーリース会社の費用をトヨタのプリウスで比較した結果は以上のとおりです。
当然ですが各社ともにオプション内容によっても必要な費用が違ってきます。
1台あたりのリース代金の差はわずかであっても企業の場合は同時に何台も契約することになるので、合計費用の差は大きな開きが出てきますね。

 

 

中古車のカーリースは値段が魅力!費用を比較してみた

カーリースは新車ばかりを取り扱っているわけではなく、数は少ないですがリース会社の中には中古車専門に取り扱っている会社もあります。
それでは中古車カーリースの費用を比較してみましょう。
今回は中古車のカーリースを扱っているアラジンとリースパートナーのリース費用を比較します。
対象とする車種はスズキのアルトラパンⅩ、走行距離の目安は30000キロ程度です。

 

・アラジン:月々お支払い18,000円から  アラジンの中古車リースは契約時に契約期間を自由に設定できます。

 

・リースパートナー:月々お支払い13,800円~17,000円 × 84回の7年契約(税込)※オプションによって料金が異なります。

 

中古車カーリースの魅力はなんといってもリース代金の安さですね。
車種や年式によっては1万円前後でリースできる車もあります。
とにかく安く車を借りたいという人におすすめです。

 

 

カーリースはお得?他の選択肢と比較してみよう!

中古車を買うのとカーリースではどっちがお得?

中古車を購入するのとカーリースを利用するのではどちらがお得なのでしょうか?まずこの2つの大きな違いをきちんと整理しましょう。

 

▲中古車購入とカーリースの主な違い
・カーリースは基本的には月々定額で新車に乗ることができる。

 

・中古車を購入した場合はカスタマイズも自由。
カーリースはカスタマイズは不可
・中古車を購入した場合は、車検代や各種自動車税の支払いが必要。
カーリースは不要
・カーリースは費用の負担なく数年おきに新車に乗り換えることも可能。

 

・カーリースはメンテナンス関連をリース会社にお任せすることも可能。

 

・中古車を購入した場合は当然所有名義は自分。
カーリースは契約満了まで支払い続けたとしても自分の所有物にはならない。

 

中古車購入とカーリースを比較した場合の主な違いは以上です。
それぞれにメリット・デメリットがありますが。
とにかく安く新車に乗りたいという人にはカーリースがおすすめですね。
反対に「新車じゃなくても自分の車が欲しい」「ある程度自由に車をカスタマイズしたい」という人にはカーリースはおすすめできません。
カーリースの最大の特徴は頭金などのまとまった費用を必要とせずに比較的安価な値段で新車に乗り続けることができるという点です。
その点に大きな魅力を感じるという人ならば車検代や自動車税も不要なカーリースの費用はとても大きな魅力といえます。
中古車も新車に比べると安く購入することはできますが、自動車本体価格だけでなく、車検代、各種自動車税、自賠責保険なども必要なのでカーリースに比べると車の維持費はかかります。
この2つのどちらかで悩んだ時には、自分にはどちらの方法があっているのかをよく考えて選択しましょう。
参考までにコスモスマートビーグルでダイハツミライースをリースしたときの費用と同じ車の中古車を購入したときに必要な費用の違いをみてみましょう。

 

・コスモスマートビーグルでダイハツミライース660 Xをカーリースした場合 
月額24,516円~:契約期間5年の60回払い
・中古車を購入した場合の初年度費用(ダイハツミライース660 X)
自賠責保険15,600円・軽自動車税7,200円・重量税3,300円・自動車取得税3%15,600円・車検代金・車購入費

 

カーシェアリングってどうなの?

車に乗る方法の選択肢にはカーリースの他にもカーシェアリングという方法もあります。
カーシェアリングというのは自分が必要な時に必要な時間だけ車に乗ることができる会員制の自動車を共有するシステムのことです。
カーリースのように自分の車を所有しないという点は同じですが、必要な時に予約をしてから店舗で車を借りるというシステムなため、駐車場代や車の保険代も必要がないという特長があります。
店舗に出向く必要があるため、毎日のように車を利用される人にはおすすめできませんが、月に数回程度利用するだけといった人には維持費も安く済むのでおすすめです。
カーシェアリングの費用の相場は以下の通りです。

 

▲カーシェアリングの費用相場
・入会金:1,000円~1,500円
・月額:1,000円~2,000円
・利用料30分:400円~600円
・利用料12時間:5,000円~6,000円
・1キロあたり:15円程度
カーシェアリングの費用の相場は以上です。
カーシェアリングはガソリン代・駐車場代・保険代・税金などを必要としないのがメリットですね。
しかしあらかじめ予約が必要、店舗まで出向く必要がある、利用度合いによってはカーリースより割高になるという点は知っておかなければなりません。
週に1回の買い物や月1で半日程度のレジャーに利用するならば割安ですが、車の利用頻度が高い人の場合はカーリースの方がお得になります。
(カーリースならば安い車種なら月々2万円位から借りることができます。

 

レンタカーvsカーリースの費用を比較してみよう

それでは次はレンタカーとカーリースの費用を比較してみましょう。
比較するのはレンタカー会社は「トヨタレンタカー」、カーリース会社は「コスモスマートビーグル」。
比較対象車はトヨタのプリウスです。

 

▲コスモスマートビーグルでトヨタのプリウスをリースした場合
・月々お支払い: 43,848円~49,788円 × 60回(税込)契約期間5年※値段はオプションによって異なります。

 

▲トヨタレンタカーでプリウスをレンタルした場合
6時間まで8,000円(税別)、12時間まで9,000円(税別)、24時間まで11,000円(税別)、24時間以降1日9,000円(税別)、超過時間1,500円(1時間)※8月1日~8月20日のハイシーズンは割増料金となります。

 

以上がカーリースとレンタカーの費用の比較です。
レンタカーはカーリースと比較すると費用的に割高なのがわかりますね。
普段は車に乗ることがなく月1回のレジャーや旅先で利用するのにはお得ですが、車の利用頻度の高い人はカーリースの方が断然お得です。

 

 

業界人気ナンバー1はオリックスのマイカーリース!

オリックスのカーリースは、新車リースはもちろん珍しい中古車のリースや法人向けのカーリースも取り扱っており、豊富な車種と値段の安さで現在カーリース業界人気ナンバーワンといっても過言ではないカーリース会社です。
とくに人気なのが5年契約で好きな新車に乗って、2年後には新たな新車に乗り換えることができる「いまのりくん」というリースプランですね。
その他にも月々の支払いを抑え、最終的には乗換えか購入するかを自由に選択することができる「いまのりセブン」といった個人のライフスタイルにあわせたリースプランなども選べるのでより自由なカーライフを送ることが可能です。
オリックスのカーリースの大きな特長の1つがリース費用の安さです。
これはオリックス自動車が年間10万台も車を大量購入するために割安で仕入れることができた分を利用者に還元しているためです。
それではオリックスのリース費用を参考までに3車種みてみましょう。

 

・トヨタ プリウスのグレードE 1800cc 2WD 5人乗り
月々お支払い: 36,180円(9年リース)、43,200円(7年リース) 50,112円(5年リース)(税込)
・ホンダ N BOX G・EX Honda SENSING
月々お支払い: 21,600円(9年リース)、26,136円(7年リース) 31,752円(5年リース)(税込)
・日産 セレナ 2WD 5人ドア S8人 2000cc ガソリン DCVT
月々お支払い: 35,748円(9年リース)、42,660円(7年リース) 51,624円(5年リース)(税込)

 

 

良いことばかりではない!カーリースにはデメリットもある

カーリースには良いことばかりでなく知っておかなければならないデメリット面もあります。
ここではカーリースを利用する前にしっておかなければならない注意点について紹介します。

 

▲カーリースのデメリット
・カーリースの残価設定額は一般的な下取り価格よりも安い値段を付けられている。

 

・車体に傷や汚れをつけてしまった時には返却時に違約金が発生してしまう。
(万が一廃車にしてしまった場合などは高額な違約金が発生)
・基本的には改造は一切禁止。
(契約内容によっては認められる場合もある)
・契約時に決められた予定走行距離に気を配る必要がある。
(設定距離をオーバーすると違約金が発生)
・残価設定額にも金利が掛かっているので、一般的なマイカーローンに比べると金利面での得はない(このあたりはカーリース会社によっても異なります。

・リース契約終了時に契約時に設定した残価に満たないときは差額を支払う必要がある。

 

以上がカーリースの主なデメリット面です。
カーリースを利用するときには以上のポイントをじっくりと検討する必要がありますよ。

 

 

ライフスタイルにあわせて賢くカーリースを利用しよう!

近年はライフスタイルにあわせてさまざまな方法から車の乗り方を選択することが可能となっていますね。
今回紹介したカーリースはその中でも新車に安く乗ることができることに特化したサービスです。
「2~3年おきに新車に乗り換えたい」、「常に最新の車を運転したい」という人にはこれ以上ピッタリな方法はありません。
車の運転に自信があるのでキズつける心配はないという人や大事に車に乗るので汚すこともないという人は是非一度カーリースを検討してみてくださいね。

 

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