自動車保険の一括見積もりは便利だけどデメリットは大丈夫？
自動車保険の一括見積もりは便利だけどデメリットが心配
自動車保険を選ぶ時、いろんな自動車保険会社の中から選ぶのはなかなか大変な作業ですよね。
複数の保険会社にそれぞれ見積もりを依頼すると、時間も手間もかかってしまって面倒です。
そんな時役に立つのが一括見積もりサイトです。
一括見積もりサイトを利用すれば、一回の入力で一度に複数社から見積りが取れるのでとても便利です。
特に会社勤めや子育て中の忙しい人にとっては嬉しいシステムですよね。
希望の条件で保険料を算出してもらえるので、自分にとってどこが一番良いのか比較検討がしやすく、数ある保険会社の中から一番安い保険会社を見つけることも可能です。
でも一括見積もりをするためには、個人情報の入力が必要なサイトも多く個人情報が複数の会社に共有されることに不安を感じてしまうという方もいらっしゃると思います。
個人情報の取扱いや、見積もり後のしつこい勧誘が心配な方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために、一括見積もりサイトを利用する上で考えられるデメリットを一つ一つチェックしていきたいと思います。
一括見積もりサイトの利用を検討する時や、困った時の対処法などもまとめていますので参考にしてくださいね。
自動車保険はどこも同じだと思ってなんとなくCMで見たような会社を選んでいると損をするのを知っていますか？
一括見積もりを使った人は平均で3万円安く契約できているというデータが出ているのです。
検討中の保険より安い保険会社あります
一括見積もりのインズウェブでは東京海上日動、三井住友海上といった有名なメーカーを含めて20社の見積もりを受けることができます。
あなたが検討している自動車保険と他の保険会社とで一番安い保険がどれなのか一目でわかりますよ。
中古車売却や車を買い替える方には一括査定サービスがおすすめ
買取をやっている30社以上の会社を1社ずつ調べていくのは効率が悪いし、面倒ですよね。
そんな時に役に立つのが複数社から愛車の買取相場を確認することができる一括査定サービスです。
こちらも無料で何度でも行うことができるため、今日の愛車の相場を確認してみてください。
自動車保険の一括見積もりで注意するべきデメリットとリスクとは？
自動車保険の一括見積もりサイトを利用する際、ほとんどの場合個人情報を入力しなければなりません。
それは一括見積もりサイトを経由して、各社に見積もり依頼がなされ、後日見積もり結果を郵送する時に必要なので仕方がないことです。
しかし結果として自分の氏名や住所、電話番号などをいくつもの会社に共有されることになるので、見積り以外に個人情報が利用されるのではないか後々しつこい勧誘に悩まされるのではないかといった心配が出てきてしまいます。
また一括見積もりサイトに自分が候補に挙げている保険会社があるとは限りませんし、複数社に対して一括で手続きをするため、自分の希望にピッタリ合う補償内容にするのは難しいかもしれません。
次の章からは、こういった心配や不安を一つ一つ検証して本当に一括見積もりサイトを利用しても大丈夫なのかをチェックしていきましょう。
自動車保険の一括見積もり｜個人情報は何に使われる？悪用の心配は？
自動車保険の一括見積もりサイトは、インターネットで検索してみるとたくさん出てきます。
大手であれば、保険の窓口インズウェブや価格.com、楽天などがありますね。
各サイトには必ず個人情報保護方針のリンクがあり、個人情報をどのような目的で利用するのかが明記されています。
それを見てみると、個人情報を取得する目的は保険会社に自動車保険の見積りを依頼するため、またキャンペーンなどが行われている場合は特典の送付するためというようなことが書かれています。
そして本来の目的以外には利用しないということも記載されています。
最近では個人情報保護法の施行もあり、個人情報の取扱いはかなり厳重になっています。
どのような目的で個人情報を取得するのかを明記すること、また取得した個人情報が流出したり悪用されたりするのを防ぐためのセキュリティ対策がサイト運営会社にも義務付けられているので、必ずどこかに個人情報保護方針というリンクがあるはずです。
一括見積もりサイトを利用する際は必ず各サイトの個人情報保護方針に目を通しておきましょう。
個人情報を使ってしつこい電話や訪問勧誘がある可能性は？
まず一括見積もりを取る際にリアルタイムで見積もり結果が表示されないサイトであれば、後日ハガキや封書で郵送という形で見積もり結果が送られてきます。
またその見積もり内容を検討してどうだったか？といったような電話がかかってくる場合もあります。
一括見積もりサイトの個人情報保護方針を見てみると、保険会社が個人情報を利用する目的の中でサービス提供に関する案内をするということが書かれている場合があります。
このことからも可能性として今後営業の電話や手紙、メルマガなどが届く可能性は充分に考えられます。
ほとんどの場合が一回断れば、もうかかってくることはないのでしつこく勧誘されるのではという心配についてはしなくても大丈夫だと思いますが、複数の会社からの連絡に対応するのは大変ですから一括見積もりを利用する上で考えられるデメリットの一つと言えます。
一括で見積もりが取れる保険会社の数が多ければ多いほど、このデメリットは大きくなってしまうでしょう。
さほど気にならない人なら良いのですが、連絡やDMを迷惑だと感じる方は一括見積もりを利用する時にヒットするすべての保険会社に依頼するのではなく検討したい保険会社をある程度絞って依頼するようにしましょう。
自動車保険の一括見積もりで検討したい保険会社がヒットするとは限らない
大手の一括見積もりサイトであれば参加保険会社数も多いため、検討したい保険会社が入っていないというケースはかなり少ないと思います。
しかし見積もり内容を入力し終わっていざ見積りを依頼しようという時に、検討したい保険会社が表示されない場合があります。
これは一括見積もりサイト側で入力された希望の条件と、各保険会社が提供するサービス内容を照らし合わせてマッチするものだけを選んで表示させているためです。
見積りできる保険会社一覧に表示されない場合は、見積もり条件を変えてみたり、保険満期までに期間がかなりある場合は更新日に少し近くなってから見積もりをし直したりすると表示される場合があります。
それでも表示されない場合は、保険会社に個別で問合せをして見積もりを取らなければなりません。
一括見積もりの補償内容が本当に自分に必要かをチェックしよう
自動車保険の補償内容は、保険会社によって微妙に違いがあります。
そのため希望する補償内容を入力してピッタリ一致するものがなければ、それに近い内容で見積もりが出されることがあります。
保険に自動で設定されている補償もあるので、希望していない補償がついていたり、逆に希望の補償が付いていなかったりする可能性も考えられます。
送られてくる見積もり結果をよく確認して希望の補償がきちんとついているか、また自動でセットされている保険のせいで保険料が割高になっていないか、しっかりチェックしましょう。
特に対人対物賠償責任保険と人身傷害補償については、付いているかだけではなく保証金額や補償の範囲についても気を付けてチェックしてください。
車両保険も付けるか付けないか、免責ありかなしかで保険料が大きく変わってきますから間違いないかを確認しておきましょう。
補償やロードサービスが重複していると、保険料が無駄に高くなってしまうこともあります。
可能であれば一括見積もりの結果を見比べて、ある程度保険会社を絞ってから候補の保険会社で細かい部分も含めて見積もりを取るのが一番確実でしょう。
自動車保険の一括見積もり｜個人情報が入力不要のサイトを探してみよう
自動車保険の一括見積もりサイトは、ほとんど個人情報の入力が必須事項となっていますが実は入力不要で一括見積もりができるサイトもないわけではありません。
有名なところであれば、イオン保険マーケットがあります。
イオン保険マーケットでは、ソニー損保やアクサダイレクト、チューリッヒなど最大5社の損保会社から見積もりを取ることができます。
自宅住所や連絡先などの個人情報を入力しなくても見積もりができるのはかなり珍しいケースです。
入力フォームには、見積もり作成に必要な車種や免許証の色、加入している保険や満期日、メールアドレスの登録、居住地の都道府県などの入力は必要です。
また一括見積もりサイトを経由せずに個々の保険会社のホームページで見積もりを取る方法であれば、個人情報の入力をしなくていいところもたくさんあります。
どうしても個人情報の入力をせずに見積もりを取りたい場合は、イオン保険マーケットを利用したり、個別に見積もり依頼を出す方法も検討してみるといいかもしれません。
一括見積もりサイトを利用するメリットを上手に活用しよう
一括見積もりサイトは、一回の入力で希望に近い自動車保険を見つけたい時や、複数の保険会社の保険料・補償内容を比較検討する時にはとても便利なサイトです。
保険会社の見積りを比較することで、同じ補償内容でも年間支払う保険料が数万円分も安くなる場合があるんですよ。
一括見積もりサイトによってはキャンペーンなどでプレゼントがもらえたり、キャッシュバックがあったりとオトクな面がたくさんあります。
また一括見積もりサイトの入力欄は、自動車保険の初心者にも分かりやすいように補償内容を解説しているところもあるので、どの補償を付ければいいのか分からないという人でもあまり迷わずに保険を設計することができます。
ここまで解説してきたデメリットを大幅に上回るほどのメリットがあるのであれば、一括見積もりサイトを利用してみる価値もあるのではないでしょうか。
自動車保険の一括見積もり｜デメリットは大丈夫？
自動車保険の一括見積もりサイトを利用するデメリットは、個人情報を複数の保険会社に共有されることにより複数社からの勧誘の電話やダイレクトメールがしばらく届く可能性があることと、自分が希望するピッタリの補償内容には出来ない可能性があるということです。
勧誘に関しては面倒でも一社ずつ対応して、勧誘は不要であることを伝えれば止めてもらうことができます。
希望する補償内容については、一括見積もりである程度保険会社を絞ってから候補の保険会社に改めて見積もりを取るという方法で出来る限り希望に近づけることはできます。
どうしても個人情報の入力をしたくない場合は、入力不要な見積もりサイトを利用してみましょう。
そうすることで効率的に最適な保険会社を見つけることができますよ。
通販型自動車保険ってどうなの？デメリットは？
最近ではほとんどの自動車保険が、通販型自動車保険になっています。
代理店型の自動車保険と比べて保険料が安く抑えられるため、乗り換えを検討される方も多いようです。
しかしいくら安くても補償がしっかりしていなければ保険をかける意味がなくなってしまうので、そこのところどうなの？と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
代理店型自動車保険の場合、保険代理店の担当者と対面で相談ができますし、契約の時も担当者のサポートを受けながら保険設計ができるので契約者にあまり知識がなくても充実した補償を付けることができます。
一方で通販型自動車保険の場合は、自分で保険プランを決めなければならないのである程度自動車保険について理解している必要があります。
ただこの点に関してはフリーダイヤルを利用してオペレーターに相談しながらプランを立てることも可能なので、アドバイスを聞きながら理想のプランを立てることも十分可能です。
事故対応力については保険会社によって評判は異なりますが、最近では通販型自動車保険も代理店型とほぼ差がないほどサービスが充実してきています。
インターネットの普及により、口コミや評判はあっという間に拡散されてしまいますから事故対応力を強化している保険会社もたくさんあります。
通販型自動車保険を検討する時は、実際に利用した人の評価を参考にしてみるのも良いかもしれません。
車の保険選び｜一括見積もりで気を付けるべきポイントは？
一括見積もりで複数社から見積もり結果が送られてきたら、保険会社選びに失敗しないためにじっくりと見比べて比較検討をしましょう。
比較する際は見積り結果の保険料だけを見るのではなく、補償内容や補償の範囲、特約や付帯サービスを比べることがポイントです。
必要な補償はちゃんとついていますか？不必要な補償で保険料を無駄に取られていませんか？補償の対象になる人物や年齢など適切に制限されていますか？自動車保険は補償の対象が多くなればなるほど、保険料が高くなります。
できる限り安く抑えるためにも、補償の範囲を必要最低限に抑えましょう。
ある程度候補が絞れたら、それぞれの保険会社のホームページでも見積もりを取ってみましょう。
一括見積もりサイトでは設定できなかった細かい設定によって、さらに保険料の節約ができるかもしれません。
またうっかり必要な補償が付いていないことに気付かず、契約をしてしまうミスも防ぐことができますよ。
ポイントを抑えて、希望にピッタリのベストな自動車保険を見つけてくださいね。
