債務整理はシングルマザーでもできる?子ども・生活への影響は?

債務整理はシングルマザーでもできる?子ども・生活への影響は?

債務整理はシングルマザーでもできる?子ども・生活への影響は?

 

債務整理は家族・子どもへの影響なくすことも可能!

シングルマザーの方が債務整理を行うとき、一番気になるのはお子さんへの影響ですよね。生活への影響を考え、躊躇する方も多いと思います。でも、しっかり自分に合った方法を選べば、生活への影響は最小限に抑えることができます。
例えば、任意整理ならお子さんや生活への影響が少なく、費用も抑えることができます。また、借金整理にかかる費用もろもろについても、後払いや分割払いができる事務所に依頼すれば、現在より支払いがラクになる可能性も。

 

ということで今回は、債務整理の方法や実生活への影響、メリット・デメリットをお伝えします。

 

 

債務整理と任意整理は違う?債務整理の種類について

債務整理とは、借金を整理することを指す一般的用語のこと。法律上は、任意整理・特定調停・個人再生・自己破産の4つに分類できます。以下、用語を簡単に解説。

 

任意整理

業者との間で話し合いによって解決する方法。比較的少額の場合が多い。

 

特定調停

特定債務者(金銭債務により、破産するおそれのある人)の申し立てによる双方の話し合いが調停で行われる方法。

 

個人再生

再生計画案を出し、それが認められれば計画案の通り返済し、あとは免除される方法。将来収入が見込めない人や5000万円以上の人はできません。(民事再生法221条1項)

 

自己破産

支払い不能状況にある人が破産宣告を受けて、破産者になり、全額を免除してもらう方法

 

詳しくはこちらにも↓

債務整理とは|借金減額へ!5つの解決法とその違い

 

4つの債務整理方法、家計への影響は?

任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つの方法のうち、どの方法をとるかによって、費用や借金の減額幅は異なります。

 

例えば、任意整理の場合は当事者の話し合いで解決するため、裁判所費用がかかりません。また、着手金についても、任意整理の場合は借入先1件につき数万円程度です。
しかし、個人再生・自己破産になると、着手金だけで数十万円~のお金が必要になります。

 

減額幅については、任意整理・特定調停の場合は利息が法定金利まで減額されるのみで、元本はそのままです。
一方、個人再生や自己破産の場合はその他のリスクも伴いますが、元本の減少・免除があります。

 

それぞれの債務整理方法のデメリットをもっと知りたいときは、以下もご参考まで↓

債務整理のデメリットまとめ|一番守りたいものはどれ?

 

このように、債務整理でもどの手段をとるかによって、生活への影響度は大幅に変化します。

 

特にシングルマザーが気を付けたい債務整理のデメリット

債務整理のデメリットは大きくわけて3つ。

5-10年間ローンが組めなくなる

住宅ローンや自動車などの、大きな金額のローンだけでなく携帯電話の分割払いも不可

 

一定の職業の資格失効

自己破産の場合に士業や警備員などの一定の職業の資格が失効すること(免責決定後は復職できます)。

 

住居の所有権を失うこと

自己破産の場合、大きな財産である住居が没収されます。仮に住居が母親名義なら持ち家を手放し、賃貸住宅への引っ越しが必要となります。住む場所によっては、お子さんの転校の必要性もあります。

 

子どもの奨学金に注意!

シングルマザーの方が特に気をつけるべきは、子どもの奨学金。奨学金を申し込む際、連帯保証人が必要となりますが、債務整理を行うと、ブラックリストに情報が記載されている期間は連帯保証人にはなれません
そのため、お子さんが小さい場合は、早めに債務整理を行いましょう。5-10年で消費者金融などのブラックリストから削除されるため、将来の進学への影響を減らすことができるからです。

 

ブラックリストと情報登録期間について詳しくはこちらにも↓

債務整理と信用情報※ブラックリストに載るのはいつまで?

 

 

子どもへの影響がない債務整理の方法|任意整理が最適?

他の債務整理の方法とは異なり、任意整理はお子さんへの影響を最小限に抑えることができます。なぜなら、任意整理の場合、債務整理をする借金を業者ごとに選べるため、もし持ち家がある場合でも、その所有権を失うことがないからです。住宅ローンもこれまで通りにできます。
それだけでなく、費用面でも裁判所費用がかからないことや、着手金も数万円であるため、他の方法よりも比較的負担が少ないといえるでしょう。
手続き的負担についても、ほとんどありません。これは、裁判所が介入せず、弁護士と金融業者のみの話し合いで進むためです。また、職業規制もかかりません。

 

しかし、任意整理の場合は、元本減額は行われません。利息が法定金利まで減額され、元本に充当することによって借金総額を減らします。従って、

  • 多額の債務を抱えており3年以内に返済できない場合
  • 支払い能力がない場合
  • 大幅な借金減額を希望する場合

 

上記の場合には、任意整理はおすすめできません。

 

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債務整理をすると周りにバレる?家族・会社に借金がバレない方法はある?

自分で細心の注意を払っていれば、任意整理ならバレる心配はありません。特に家族の情報が必要とならず、確認の必要もないからです。
司法書士や弁護士はクライアントの個人情報につき秘密保持義務があるので、連絡方法や書類の郵送などもできる限り、こちらが指定した方法にしてもらえます。
子どもや親、友達、職場などにバレたくない場合は、連絡には家電や共用パソコンでなく自分の携帯を使う、電話の時刻を指定するなど、弁護士とのやりとりを工夫しましょう。

 

これに対して、「個人再生・自己破産はバレる」と考えた方が良いでしょう。
まず、退職金証明書が必要になるため、会社に理由を聞かれる可能性があります。また、自己破産は同居する家族が働いている場合は家族の給与明細や源泉徴収票が必要です。さらに、持ち家も差し押さえにより没収されるので、近所の人にもバレてしまいます。お子さんの転校を余儀なくされる場合は、学校にもバレる可能性が高くなるでしょう。

 

詳しくはこちらにもまとめてあります↓

債務整理のデメリットまとめ|一番守りたいものはどれ?

 

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自己破産?個人再生?シングルマザーに合った債務整理の選び方とは

債務整理は、方法によってメリット・デメリットが異なります。

 

例えば、任意整理なら、周囲にバレるリスクや生活への影響も最小限に抑えられるというメリットがあります。一方、元本自体は減額されないので、免除や大幅な減額を期待することはできません。このように、メリット・デメリットは債務状況によって異なるため、専門家に相談して、自分の借金状況に合った解決策を検討することが重要です。

 

母子家庭の債務整理|費用や手続方法は?

債務整理の手続きは、司法書士事務所・弁護士事務所に相談することが可能ですが、基本的に弁護士に依頼することをおすすめします。なぜなら、裁判資格を持った認定司法書士でも金額に制限があり、簡易裁判所で取り扱える140万円が上限となっているからです。弁護士であれば、制限はありません。弁護士はアクセスしにくいイメージを持たれている方も多いと思います。しかし、最近では、メールや電話で相談できる弁護士事務所も増えていますので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。

 

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債務整理の費用の相場は?母子家庭でも支払える?

債務整理の具体的費用は、事務所に寄って異なります。
もっとも、任意整理の場合なら、1件の債務整理につき着手金3万円程度+成功報酬10万円程度が相場です。

 

特定調停の場合は、10-30万円程度の費用がかかります。個人再生・自己破産になると40-60万円の費用が必要になります。任意整理以外は、1万円〜2万円前後(裁判所によって異なります)の裁判所費用もかかります。その他に、払いすぎた利息の過払い金請求をする場合は、20-40万円の費用がかかります。

 

 

債務整理の弁護士費用は後払いや分割払い対応も

原則として、弁護士報酬は後払いです。着手金が設定されていない場合は、すべて後払い請求となります。
また、任意整理成立後は、弁護士報酬の支払いと借金返済が重なり、金銭的に厳しくなる可能性もありますよね。そんなときに役に立つのが積立金制度。いわゆる「分割支払い」です。

 

任意整理が始まると、その間貸金業者への支払いはストップされるので、その分を積み立て、任意整理が成立した時点で、弁護士報酬に充当されます。それで足りない場合は、分割払いとなります。支払い回数は、6-10回程度まで相談が可能です。
資金に不安がある方は、分割支払い制度を利用すると良いでしょう。

 

 

シングルマザーも安心!女性の借金の悩み専門の事務所も

実は、法律事務所の中には、女性の借金問題に特化して業務を行っている事務所もあります。このような事務所に相談するメリットは、数多くの案件を扱っているため、借金問題に詳しい法律家が多いということ。自分の専門以外はあまり知らないという弁護士も多いのが実情ですので、適切な処理が期待できる事務所を選ぶことは重要です。

 

また、もう1つのメリットとしては、女性のスタッフが多いこと。借金相談について「男性には話しにくくて、不安」という方もいらっしゃると思いますが、女性スタッフが多いと安心して相談できます。ホームページをチェックして女性スタッフや女性弁護士が対応してくれる事務所を選ぶと良いでしょう。

 

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債務整理をシングルマザーが行う際のポイントまとめ

まとめると、シングルマザーが債務整理をする際のポイントは以下のようになります。

  • 借金額が少ない場合は、生活に影響が少ない任意整理を選ぶこと
  • お子さんが小学生以下の場合は、早いうちに債務整理を行い、将来の奨学金についてローンが組めるようにしておくこと
  • 女性の借金問題に特化した事務所を選ぶこと

 

債務整理と聞くと、人生が終わってしまうと考える方もいるかもしれません。でも実際は逆なんです。

 

債務整理を行い、過払い金が出た場合には、一気に借金を完済できる可能性もあります。

 

今まで悩んできた借金問題が一気に解決すると、心も生活状態も安定します。借金問題に悩んでいる方は、まずはお近くの専門家にメールや電話で相談してみてくださいね。

 

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