アプラスカードで滞納するとペナルティがある?延滞しそうな時に必読!
アプラスカードを滞納するとどうなる?
アプラスカードは新生銀行グループのクレジットカードで、年間利用額に応じてポイント還元率がアップする「アプラスアクシスカードプラス」や、TSUTAYAのレンタル料がお得になる「Tカードプラス」など、ライフスタイルに合わせて自由にカードを選べるのが特徴です。
また、アプラスカードではキャッシングも利用できATMなどで手軽に借りることもできます。
そんな便利なアプラスカードですが、「気付いたら残高不足で滞納していた…」そんな方も多いと思います。
では、アプラスカードで滞納した場合にはどのようなリスクがあるのでしょうか?
ここでは、アプラスカードを滞納すると何が起こるのか、いきなりブラックリストに載せられてしまうのか、そして滞納してしまった場合の対処法などについて詳しく説明していきます。
「1日くらいなら返済が遅れても大丈夫!」
と思ってませんか?
実は、滞納すると次のような危険性があります。
・遅延損害金の発生
・自宅や職場への電話連絡
・郵便物による督促
・ブラックリストへの登録
・一括返済請求
・裁判による法的手続き(給与や財産の差し押さえ)
電話での督促から始まり、それでも滞納が続けば最終的には裁判による法的な手続きが始まるので、裁判になる前に早めに解決することが重要と言えます。
お金がないときは返済以外の解決方法も
今回の返済だけなら、友人や家族からお金を借り、なんとか返済することも不可能ではないかもしれません。
しかし、来月以降の返済の目処が立っていなければ根本的な解決にはなりません。
知らない方も多いのですが、実は借金は合法的に減額することができ、全額を返済する必要がないケースもあるのです。
ただ、方法はいくつもあるので、状況にあった適切な方法を選ぶことは簡単ではありません。
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カードローンでの一時的な立て替えはあり?
滞納や未払いは少額でも裁判に発展する可能性があるのです。
どうしても手持ちがない場合には、カードローンで一時的に立替をするという方法もあります。
申込んだその日に利用でき、1か月利息0円のキャンペーンを利用すれば、下手に滞納、未払いを続け利息や遅延損害金を増やすよりも良いケースもあるのです。
>>すぐにお金を用意したいときの5つの方法
アプラスカードの滞納でどんなペナルティがある?
アプラスカードの口座引き落とし日は毎月27日です。
この27日に口座が残高不足で引落せなかった場合は「遅延」という扱いになります。
そして、支払いが滞ったまま放置を続けると、「遅延」から「延滞」という扱いに変化します。
延滞・滞納になる起こるペナルティは以下のとおりです。
遅延・延滞のペナルティ
- カードの利用停止
- 遅延損害金の発生
- 督促連絡
- ブラックリストの登録
- 督促状・催告書
- 裁判・強制執行
支払い日の翌日からアプラスカードが利用できなくなる
どのクレジットカードでも同じですが、クレジットカードは支払い日の翌日から利用停止となります。
そして、カードが残高不足となった時点で、社内記録に延滞の事実が記録されます。
アプラスカードで家賃や携帯料金などの支払いをしている場合は、それらの支払いもストップすることになります。
つまり、支払い遅れを放置するとその他の料金も滞納することになってしまうリスクもあるのです。
ですので、残高不足に気付いた時点ですぐに対応するようにしましょう。
支払い日を過ぎてもすぐに入金できれば、2~3営業日ほどでカードの利用を再開できるようになります。
今までに2~3度の遅延を繰り返していれば、1日の遅れでも信用情報の登録や強制解約となる可能性も出てきます。
万が一、到底払えないほど利用額が膨らんでしまったのであれば、法的手続きをして減額してもらうことも検討しましょう。
→借金を減額する方法とは?
>支払い日の翌日から遅延損害金が発生する
アプラスカードの支払いが遅れれば、延滞利息として遅延損害金が発生します。
アプラスでは毎月27日に指定口座から引き落とされますが、残高不足になると翌日の28日から日割りで遅延損害金がプラスされます。
計算例
ショッピング利用した30万円を10日間滞納した場合
30万円 × 14.6% × 10日 = 約1,200円分の遅延損害金が発生
遅延損害金の例をみて「意外と大したことないな」と思う方がいるかもしれませんが、これは利息とは別に加算されるので、決してかなり痛いですよ。
ただし多くのクレジット会社では、期日までに入金する場合には遅延損害金を取らないことが多くなっています。
もし引落しされていないことに気付いたときには、すぐにコールセンターに電話して指示を仰ぐようにしましょう。
支払い日の翌日以降から督促の電話・ハガキがくる
アプラスカードで滞納すると、支払い日の翌日(28日)以降から支払いを促す電話やハガキがくるようになります。
この時点での督促の内容は「残高不足の通知」と「入金の催促」などです。
この段階で「〇日までには必ず支払います」と伝えれば、それまで待ってもらえる可能性があります。
しかし約束した期日も過ぎてしまうと、毎日のように電話がかかってくることになります。
最初は契約者本人の携帯電話にかかってきますが、連絡がとれない・入金されない場合には、実家や職場にも電話がかかってくるようになります。
そのため電話がかかってきても居留守をつかわないように。すぐに電話に出られない場合には、こちらからかけ直すようにしましょう。
そして、しばらく経っても対応しないでいると、催促ハガキよりもさらに強い文面の「督促状」や「催告書」が届くようになります。
督促状と催告書の違いは?払えない場合は?5分で分かる対応方法まとめ
アプラスカードからの督促を止めたい場合は、弁護士に債務整理の依頼をすれば督促を止めてもらうことができます。
債務整理の手続きを弁護士に依頼すると、「債務整理の依頼を受けた」ことを担当弁護士から各債権者に通知することになります。
この通知を受け取ったタイミングで、アプラスが債務者に対して督促などの取り立てができなくなるのです。
これは法律によって定められていることなので、弁護士に依頼すれば間違いなく電話やハガキなどの全ての督促が止まります。
電話相談なら最短即日で止めてもらうことも可能です。
滞納から2カ月ほどでブラックリストに登録される
先ほども触れましたが、支払いが滞ったまま放置を続けると「遅延」から「延滞」という扱いに変わります。
具体的には、滞納が61日を超えるとその事実を「事故情報」として信用情報機関に記録されます。つまり、この時に “遅延” から “延滞”になるのです。
そして、この事故情報のことを一般的に「ブラックリストに載る」と表現することがあります。
信用情報期間に事故情報が載るとどうなる?
通常、新しくローンを組むときは審査が行われますが、これは信用情報機関の記録を調べているのです。
信用情報には、指名や借入金額だけでなく、過去に滞納や債務整理などをした事実も記録されています。
当然、お金を貸す側からすればブラックリストに載っている人は敬遠するので、その後は審査に通らなくなります。
住宅ローンの審査も落ちる可能が非常に高い
信用情報の登録は住宅ローンにも影響します。
住宅ローンでも通常のローンと同じように審査があり、その際に信用情報の記録を照会します。
そこで延滞の記録が残っていれば「住宅ローンを融資しても途中で返済不能になるのでは?」と判断されるため、過去に滞納の事実がある人には積極的には貸し出しません。
ただし、信用情報機関の記録は5年間で消えますので、滞納の経験がある方は5年以上経ってから住宅ローンを申し込むといいでしょう。
アプラスカードからの督促を無視し続けるとどうなる?
電話での督促や督促状が送付されてもそのまま放置しているとどうなっていくでしょうか?
支払いが遅れてもすぐに入金やコールセンターへ電話をするといった対応をすれば、それ以上大きな問題になる可能性は低いといえます。
しかし、誠意ある対応がみられない場合には、アプラスからの督促も徐々に厳しくなっていきます。
あくまでも一例ですが、次のような段階を経て最終的には裁判で強制執行となります。
- 支払い催促の電話・ハガキ
- 督促状
- 自宅訪問
- 強制執行
督促状を無視すると最終的には裁判を起こされる
クレジットカード会社によっては勤務先へ電話連絡することもありますし、直接自宅へ訪問されることもあります。
クレジットカードは当然ですが強制解約されます。
それでも支払いに応じなければ裁判を起こされ、財産や給料の差し押さえと言った処分につながっていきます。
裁判へと発展する時期は滞納が始まって3か月以上のようですから、ブラックリストに記載されると裁判を起こされる可能性があると思ってよいでしょう。
アプラスカードで滞納したときの対処法
カード会社に連絡して相談してみる
滞納してしまった場合、まずはカード会社に電話して相談してみましょう。
もちろんカード会社はカード利用規約に沿って話をしてきますが、必ず返済することを約束したうえで現在の自身の状況などを正直に話し、支払い期日の延長や支払い条件の変更に応じてもらえることもあります。
またこちらから誠意を見せることで、カードの強制解約を免れることができる可能性も。まずはこちらからコールセンターへ電話してみましょう。
とりあえずカードローンで立て替えて返済する
返済したいけれどもどうしてお金の都合がつかない場合、カードローンでお金を借りて返済する方法もあります。
カードローンはローン専用のカードでアコムやプロミスなどが有名ですね。
カードローンの中にははじめての利用の場合には30日間金利が付かないものもあり、一時的な立替払いにも適しています。
カードローンも返済しなければなりませんしリボ返済が一般的で、もちろんですが金利が付きます。
ですので数万円程度までの一時的な利用にとどめるほうがよいでしょう。
どうしても支払えなかったら債務整理も視野に
どうしても返済ができない場合には債務整理も選択の視野にいれなければいけません。
債務整理とは合法的に借金を減らす方法のことで、任意整理・個人再生・自己破産という手続きがあります。
任意整理は裁判所を通さずに交渉して利息や遅延損害金をカットしてもらい返済を楽にする方法です。
個人再生は裁判所を通して借金の減額をはかるものです。
自己破産は裁判所で免責許可をもらうことで借金を免除するものです。
いずれの場合も個人で申し立てをするのはハードルが高すぎますし、カード会社が応じることはまずないと思われます。
ですので弁護士や司法書士と言った専門家に依頼して行います。
アプラスカードで滞納してしまったときのまとめ
クレジットカードは返済できる範囲内での利用にとどめるべきです。
延滞や滞納をすることによる影響はかなり大きなもので、新規でのローンはまず組めないと思っておくべきですし、滞納を続けていると財産や給料の差押えや裁判になるなど大変な事態になります。
まずは自身でカード会社に連絡して支払い方法の変更をお願いしてみる。それもダメならば弁護士など専門家に任せて債務整理も視野に入れてみることが必要です。