闇金は法律の専門家に相談して解決できます!
お金に困ってヤミ金で借金!だけど大変なことになってしまった!
たくさんの消費者金融からお金を借りて、とうとうどこもお金を貸してくれなくなった!そこでつい、ヤミ金に手を出してしまうというのはよくある話です。しかしヤミ金の取立ての恐怖から逃れたいと思っているかたは、弁護士事務所に相談することで必ず解決できるので、どうか希望を持ってください。
悪質な取り立てをするヤミ金!しかし怯える必要はないのです!
ひっきりなしにかかってくる、しつこい催促の電話。自宅はもちろん、会社にまで押しかけてくる取立人。ヤミ金の取立ては精神的に相手を追い詰める悪質なものがほとんどです。しかし、ヤミ金の取り立てに怯える必要はありません。何故ならヤミ金自体が違法な悪徳業者で、執拗な取立て方法も法律に違反したものだからです。
実は貸金業法というで禁止されているヤミ金の嫌がらせ
正当な理由もないのに相手の家や会社に押しかけたり、待ち伏せをする行為は「貸金業法」に違反しています。貸金業法とは、消費者金融などの貸金業者の業務に関して金融庁が定めた法律です。ヤミ金は深夜や早朝でも構わず催促の電話をかけてきて、大声で怒鳴ったりしますが、貸金業法では正当な理由なしに午後9時~午前8時の間に借金相手に連絡をしてはいけないことになっています。貸金業法に違反すると、サラ金などの金融業者は営業ができなくなり、場合によっては10年以下の懲役もしくは3000万円以下の罰金などの重い処罰が下されます。
法律上ではヤミ金から借金をしてもお金を返す必要がないって本当?
ヤミ金は、そもそも貸金業の登録をしていない犯罪集団です。暴力団と繋がりがあり、無許可でこっそり営業をしています。通常お金の貸付をする際は、出資法という法律により金利の上限が20%と定められています。しかし、ヤミ金は平気で法律を破る犯罪者なので、年利50%などの超高金利を要求します。実は、ヤミ金からお金を借りても、法律上では返済する必要がありません。何故なら民法の条項に「不法な原因のために給付をした者は、給付したものの返還請求をすることができない」と記載されているためです。違法なヤミ金からの借入は不法な原因とみなされ、これを不法原因給付と呼び、返済の義務がないとされています。
ヤミ金の嫌がらせを止めるには警察に相談したほうがよい?
「ヤミ金が犯罪者集団であるなら、警察に相談したら取立てをやめさせられるんじゃない?」と、思われるかたもいるでしょう。しかし、実際には警察はあまり当てにならないと思ったほうがよいでしょう。何故ならお金の貸し借りは民事の事件なので、「民事不介入」の原則に基づいて警察は手を出すことができません。たとえ警察に相談したとしても、せいぜいが話を聞いてくれて「取り立てされても無視しましょう」というような、ほとんど役に立たないアドバイスをされる程度といわれています。逆に警察に通報したことでヤミ金から逆恨みされ、嫌がらせがエスカレートしたという例まであります。
専門家に相談してヤミ金問題を解決しましょう
ヤミ金と手を切ることは、容易ではありません。ヤミ金にとって借金相手は、美味しいカモです。相手が返済しようとしても、嘘の口座番号を教えて入金できないようにして遅延手数料をむしり取ったり、借入を断っているのに勝手に貸し付けをするなどの手口を使って、完済できないよう工作します。それで少しでも返済が遅れたら自宅に怒鳴り込んで子供や隣近所に借金していることをバラすなど、ターゲットを精神的な地獄に追い詰めていきます。素人が自分だけの力でヤミ金から解放されるのは困難です。ヤミ金問題は、法律のプロである弁護士や司法書士に相談して解決するのが一般的な手段だといえます。
だけれど弁護士費用が心配・・・高い料金が請求される?
ヤミ金の悩みを抱えている人が、お金に困っていることは弁護士ももちろん承知しています。そのため、借金問題に関しては料金を抑えていたり分割払いに応じる弁護士事務所がほとんどです。ヤミ金問題の解決費用は、1件につき3~5万円程度が相場だといわれています。メールやフリーダイヤルでの初回の相談は、無料となっている弁護士事務所が多いので、安心して問い合わせできる点もポイントだといえます。
依頼費用を抑えたい!それなら司法書士に相談
費用を抑えたいのであれば、弁護士ではなく司法書士に依頼するという方法もあります。司法書士も弁護士と同様に、借金問題を解決することが可能です。ただし司法書士は、個別の債務総額が140万円以下の案件に限り法律相談や交渉をするので、それ以上の金額の借金があるかたは、弁護士に相談するのあよいでしょう。
ヤミ金問題を解決してくれる法律事務所
・弁護士法人イストワール法律事務所
債務整理を専門に扱う法律事務所の中でも、高い実績を持っています。特にヤミ金問題の対処に優れており、短期間で解決した実績を持っています。メールでの相談なら24時間無料で受け付けている点も特徴的です。ヤミ金1件あたりの着手金は、49,000円となっています。
・ウォーリア法律事務所
代表者は「正義の司法書士」として業界に名を知られています。ヤミ金対応に力を入れており、ヤミ金の取引口座の凍結や告訴、告発等の事例も数多くあります。無料のフリーダイヤルを設けている点でも、料金を心配せずに相談できるといえるでしょう。1件あたりのヤミ金対策費用は、50,000円となっています。
正規の貸金業者とヤミ金業者の見分け方教えます
ヤミ金の集客方法の多くは、ポスティングなどのチラシです。競馬新聞や風俗雑誌、週刊誌や女性誌などの、名前も聞いたことがなく住所も記載していない金融業者は要注意です。なぜなら事務所を持っておらず、携帯電話だけで営業しているヤミ金も存在するためです。ヤミ金は、多重債務が膨らんでサラ金の審査に通らない人や、自己破産をして借り入れができない人を狙います。そのため国の「官報」に掲載されている個人情報を見て、電話をかけてきては「審査無しで最短で振り込みますよ」などとセールスをしてきます。正式な金融業者は、必ず広告やホームページに貸金業の登録番号を掲載しています。登録してある業者かどうかは、金融庁のホームページで検索できるようになっています。ヤミ金は営業登録をしていないので、お金を借りようとしている金融業者がヤミ金かどうか知りたい場合は、チラシやウェブサイトに登録番号があるかどうかチェックしましょう。もしも知らない金融業者から電話がかかってきて借入の勧誘をされても、決して応じないようにしましょう。
利息上限を設けないヤミ金の恐怖
貸金業法に基づいて営業している金融業者の上限金利は年利20%ですが、ヤミ金は法律に縛られないので、信じられないような高額な利息を要求します。よく知られているのが「トイチ」という言葉です。これは、10日で1割の利息を支払わなければならないという意味です。そういわれてもピンとこないかたもいるかもしれませんが、シミュレーションしてみればわかります。例えば、年利20%で50,000円を1年間借りると利息は1万円になり返済総額は60,000円ですが、これがトイチだと、なんと150万円にも膨れ上がります。しかも、トイチでは飽き足らず10日で3割のトサンや5割のトゴを要求するヤミ金まで存在します。
闇金問題を法律の専門家に相談するにあたってのまとめ
・ヤミ金は貸金業法に違反して、登録をせずに営業する犯罪者集団であり、暴力団と繋がっている。
・出資法では上限金利は年利20%までとなっているが、ヤミ金は50%もの高金利を要求することもあり、実質上限金利なないといってよい。
・ヤミ金は、存在自体が犯罪なので、ヤミ金から借入しても法律上では返済の義務はない。
・警察に相談しても、借金問題は民事不介入であるため、対応できない場合が多い。
・ヤミ金問題を解決するには、債務整理を専門に扱う弁護士や司法書士の中でも、特にヤミ金トラブルを解決した実績のある法律事務所に相談するのがよい。