知らない間に闇金の保証人になっていた時の対処法！支払い義務はある？
保証人は必要？闇金からお金を借りる
闇金とは、行政の許可を得ずに違法な金利で消費者にお金を貸し出している業者です。闇金からお金を借りる際には保証人が必要になることが多いですが、合法の消費者金融などとは保証人の立て方が異なります。普通は保証人の承認がなければ保証人制度は成立しませんが、闇金の場合は保証人の許可なしに勝手に保証人にしてしまうことも多いです。もちろん闇金自体が違法なので、保証にも法的に成立したものではありません。
保証人なしで闇金を借りれるところもある
闇金のなかには連帯保証人も保証にも不要なものがあります。闇金が保証人制度を取っていたとしても、それも勝手に保証人にしたりとやりたい放題です。基本的にすべてが違法なので返済義務もありませんが、警察が介入できない点は厄介ですね。闇金は法的根拠なしに消費者を脅し、自己破産などの債務整理に追い込みます。
闇金の手口はいろいろある
闇金の手口の基本は、キャッシングを希望する消費者に対して、違法な金利で貸し出すことです。そして、その貸したお金を取り立てます。また、支払いに滞っている消費者に対して、さらに貸し出しを行い、債務者から絞れるだけ搾り取ります。もちろん法律には反しているので、返済する必要はありませんが、あの手この手で債務者を脅して取り立てます。そして借金返済が不可能になった債務者に対しては、高額の手数料を取って任意整理を行うこともあります。通常任意整理は弁護士に依頼する必要がありますが、ヤミ金業者は違法な処理を強引に進めます。闇金業者とのやり取りで困ったら、すぐに法律事務所や闇金相談所に相談して法的な処置を取るか、関わらないようにする、などの対策を取る必要があります。相手はプロではありますが、借用書もその他の書類も違法であってなんの効力もないので、署名したからといってそれを理由に返済する必要はありません。一種の詐欺のようなもので、貸主と借主の関係ではありません。加害者と被害者の関係です。
闇金の借金の連帯保証人になってしまったら取るべき対処法
連帯保証人とは、債務者の同じレベルで債務負担を負う保証人を指します。たとえば、通常の保証人であれば、債権者に対して先に債務者に対して請求するように要請できます。しかし、連帯保証人は債務者と同じ度合いで債務を負うことになるので、債務者よりも先に撮りたてられても文句を言えません。債権者からすれば、債務者が支払っても連帯保証人が支払ってもどちらでも良いわけです。そして、債務者よりも連帯保証人の方が資金力がある場合が多いので、先に連帯保証人に取り立てる債権者も多いです。友人の連帯保証人になったら、友人が蒸発してしまった、というのはよく聞く話です。そうなると、連帯保証人の会社や家族にも多大なる迷惑がかかり、普通に社会生活を送ることが困難になります。さらに債務者の債務整理は連帯保証人に影響を及ぼしません。つまり、債務者が自己破産して債務を免れても、連帯保証人は債務を免れないのです。むしろ債務者が自己破産すれば、債権者は連帯保証人に取り立てるしか手段がなくなります。より一層連帯保証人は債権者に取り立てられることになるでしょう。闇金の連帯保証はこのような重要な決定であるにも関わらず、連帯保証人に無断で行われることも多いです。知らない間に勝手に連帯保証人にされ、恐喝などの被害を受けることになります。当然これは違法で、犯罪です。警察は民事不介入なので連帯保証人にされただけでは動けませんが、身に覚えのない恐喝などで実際に被害を受けているのであれば、警察は動きます。昔は情報がなかったのでわけもわからないまま支払ってしまったり、夜逃げする人もいました。今は専門の事務所も多いですし、情報も入手できます。コワモテの取立人が来たら怖いですが、きちんと法律事務所などに相談して解決する必要があります。
勝手に闇金の保証人にされてしまったら
知らない間に保証人にされた場合明らかにそれは違法なので、専門家に相談しましょう。弁護士や司法書士に法的な措置を取ってもらうのが良いでしょう。当たり前ですが、闇金業者に違法性を訴えてもまともな回答は返ってきません。実際こういった体験談もあり、勝手に連帯保証人にした知人も闇金業者も話が通じない場合がほとんどでしょう。どちらも法律を無視して自分が得をすることしか考えていないので、対処法はあくまでも法律事務所への依頼になります。
保証契約が無効になるケースが実はある
勝手に保証契約を結ばれたときにも当てはまりますが、そもそも闇金業者の契約そのものが無効です。契約自体が無効なので、当然保証人も法的に成立しません。
保証人が返済を要求された場合の対応法を紹介
契約の違法性、保証人の違法性を主張します。しかし、闇金業者はそういった話が通じないので、法律事務所などに相談して法的措置を取りつつも、闇金業者は無視することが重要です。間違っても返済してはいけません。
弁護士に相談した解決
闇金業者は力づくで法的根拠のない取り立てを行います。恐怖のあまり支払ってしまうのが実態なのですが、払ってしまったものを取り返すのは困難というよりもほぼ不可能です。早い段階で経験豊富な弁護士に相談しましょう。
闇金の保証人の対処法などのまとめ
闇金はそもそも違法なので、契約は成立していません。そのため返済義務は発生しません。また勝手に保証人にされるケースもありますが、保証人は本人の許可なく成立させることはできません。闇金業者と消費者の契約が違法で、さらに保証人を勝手に立てることも違法です。二重に違法な契約なので、間違えても勝手に保証人にされたのにお金を支払ってはいけません。
闇金の悪質な取り立ては生活を脅かす
闇金の取り立ては違法かつ悪質です。単純な恐喝は最近は減っていますが、会社や家族や周囲の人に嫌な伝わり方をする脅し方をします。つまり、支払わないと会社に押し掛ける、家族にばらす、社会生活が送れないようにしてやる、といった脅し文句になります。
就職保証人の定義とその保証内容
就職保証人は単に身元の保証をするものと思われがちですが、そうではありません。就職する人が会社に何らかの損害を与えた場合に、その保証を行う、という意味です。たとえば、就職した人が会社のお金を使いこんだり、器物を破損すればその保証が求められる可能性があります。
