りそな銀行カードローンを滞納した!そんな時どう対応すればいい?
りそな銀行カードローンの引き落としが遅れた場合の対処法って?
りそな銀行は、りそなホールディングスの傘下であり、りそな銀行カードローンの保証会社はオリックスクレジット。
りそな銀行のクイックカードローンは年収や勤続年数不問なので、組みやすいと言われています。
しかし借りたけれど返せなくなる人も多いかもしれません。
こちらでは、りそな銀行カードローンの引き落としを滞納・遅延した場合に何が起きるのか、またどのように対処すればいいかをまとめています。
もしりそな銀行カードローンを滞納したら何が起きる?
もし、りそな銀行カードローンを組んで、返済期日までに返済しないと次のような流れになります。まず返済期日翌日に電話での催促、場合によっては督促状が送られてきます。そしてカードの利用停止。りそな銀行が「損失」と判断した日から遅延損害金が発生します。最終的には、法的処置による強制執行に移ります。
カードの利用停止処分について
カードローンが遅延状態になると、すぐにカードは利用停止処分になります。限度額に達していない状態でも、借入ができなくなります。またりそな銀行カードローンには、一時的に口座残高が足りなくなった場合に、限度額の範囲内で自動的に融資されるオートチャージ機能がありますが、これも停止になります。
利用停止になったカードの再開
利用停止処分になったカードは、当月の支払額と遅延損害金を支払えば、利用再開できるようになります。
遅延損害金の計算方法って?
遅延損害金の計算方法は、「借入残高×遅延損害金利率(%)÷365日×延滞日数」です。この中で遅延損害金利率が、カードローン会社によって異なります。りそな銀行カードローンでは、年14.0%になっています。大体14%~20%の間で設定されているので、りそな銀行の利率は低い方です。りそな銀行では返済日翌日から遅延損害金が発生するわけでなく、このまま返済されないと損失になるという恐れが出てきた時期から発生します。遅延損害金が発生する日は、電話かメールで連絡がきます。
もしブラックリストに入ったらどうなる?
ブラックリストと言っても法的な定義はなく、明確なリストがあるわけでもありません。金融機関やクレジットカード会社からお金を借りる場合、信用調査が行われて支払い能力や過去の取引履歴がチェックされます。その時に過去に返済遅延・滞納・督促・自己破産などの金融事故記録が見つかれば、クレジットカードの作成ができず、ローン審査にも通りません。ブラックリストとは、取引履歴や金融事故を管理する個人情報のことをいいます。そしてクレジット作成できない人やローン審査に落ちた人のことを、金融関係者の間でブラックと呼びます。ブラックリストに入るのは、滞納が三ヶ月以上支払わない、数日の延滞を何度も繰り返すなどの条件があります。また自己破産や減額交渉をする任意整理、保証会社が代理で返済する代位弁済をした時もブラックリストに入ります。また短期間にクレジットカードの申し込みや複数の消費者金融、カードローンを申し込んだ時も、約半年間ですがブラックリスト入りになります。ブラックリスト入りしてしまうと、クレジットカードやキャッシング、ローンの申し込みをしても、審査に通過しにくくなるというデメリットがあります。
ブラックリストは、いつまで登録されることになるのか
ブラックリストから情報が削除されるまでは、およそ5年~10年かかります。ブラックリスト入りした原因によって、その期間は異なります。返済遅延・代位弁済・債務整理の場合は、削除までに5年、自己破産や自己再生は10年もの期間が経過しなければ削除されません。また原因となった金融事故だけでなく、個人信用機関によっても削除までの期間は異なります。しかし各個人信用機関は金融事故情報を共有しているので、一つの機関が削除まで1年間の場合でも、他の機関が5年と設定しているなら5年は審査が通りにくくなります。ブラックリストが消えるまでの期間は、完済した日から数えます。つまり5年の場合は、完済までかかった日+5年がブラックリストに入る期間ということになります。
カードローン返済日に遅れたらまずどうすればいい?
りそな銀行カードローン返済日の支払いに遅れたら、まずりそな銀行カードローンクレジットセンターへ連絡をします。電話番号は、りそな銀行のホームページに記載があります。連絡する時は、いつまでに返済できるかを伝えます。本来は返済日までに遅れる旨を連絡しなくてはいけないのですが、もし遅れてしまった場合はできるだけ素早く連絡を入れて、それ以上信用を落とさないようにしましょう。また返済できないのが数回だけであれば、返済条件変更やとりあえず利息だけを支払うことなどを依頼するという手段もあります。
りそな銀行カードローンを滞納した時の解決手段
りそな銀行カードローンを滞納してしまった時は、解決策として資産を売却して返済にあてる方法があります。生活に必要でない資産を売却し、返済を行うようにしましょう。返済できなくなった場合に債務整理をすることになったら、どうせ売却することになりますので、絶対必要でない資産はお金に変えてしまいましょう。または、りそな銀行よりも返済額の安いカードローンに乗り換えるという手段もあります。滞納が三ヶ月以内であれば、審査には問題ないので、安心して申し込み出来ます。
りそな銀行カードローンを滞納した!どう対応すればいい?:まとめ
りそな銀行カードローンを滞納した場合には、すぐに電話連絡をすることが大事です。また資産売却して返済にあてる、返済額の安いカードローンに切り替えるなどし、滞納しないようにしましょう。滞納するとカードは利用停止、さらに遅延損害金が発生する場合があります。そしてブラックリストに入ってしまうと、その情報が消えるまでは長期間かかり、クレジット作成やローン審査が通りにくくなってしまいます。もし自己破産をすることになると、完済から10年はブラックリストに入ることになってしまいます。催促をしても支払いがされない場合は、強制解約や給料差し押さえなどの法的手段をとることになってしまいます。そのようなことにならないためにも、口座残高は常に余裕を持つようにしましょう。
りそな銀行カードローンの再引き落とし日は?
りそな銀行カードローンは、毎月5日に自動引き落としされます。この時に口座残高が足りなければ、自動融資機能により不足分をオートチャージして支払い完了になります。翌月の引き落とし日までにチャージしておきましょう。残高不足の場合、りそなのアプリでの通知などで連絡がきます。口座振替によっては、翌営業日以降に再引き落としが行われるものもあります。
市民税の滞納から差し押さえられるまで
市民税(住民税)を滞納すると、納付期限の1~3カ月後に督促状が送られてきます。督促状は納付のお願いや納付期限、滞納金額が記載されています。もしその督促状を無視して支払いをしないと、次に催告書が届くか電話で催告、もし長期間の滞納をしているなら訪問で催告されます。催告書には、期限までに納付しなければ強制執行するという内容が記載されています。それでも支払いをしなければ、差し押さえ予告書が届き、差し押さえになります。差し押さえ予告書が届いたら、いつ差し押さえされてもおかしくない状態になります。差し押さえ日を事前通達すると、財産を隠されてしまう恐れもあるので、その日は通達されません。差し押さえる財産は、財産調査をもとに決められます。市民税の支払いができない場合も、必ず連絡して理由を伝え、いくらくらいなら返済可能なのかなどを相談しましょう。何も連絡をしないことだけは、避けた方がいいですね。