楽天カードは引き落とし日変更できないってホント?

楽天カードの毎月の口座引き落としは27日のみなの?

楽天カードは、還元率が高くてお得にポイントを獲得しやすいなど、メリットの多いことで知られる年会費無料のクレジットカードです。
そんな楽天カードの支払日は毎月27日となっていて、支払日には利用代金が銀行口座から口座振替により引き落とされます。

 

締め日から引き落としまでの流れはどうなっているのか、引き落としに間に合わない場合はどうしたらいいのか、引き落とし日を変更することが出来るのかなど、今回は楽天カードの口座引き落としについて徹底解説します。

 

 

楽天カードの利用代金が引き落とされるまでの流れ

ではまず楽天カードを利用してから、引き落としまでの流れがどうなっているのか見ていきましょう。楽天カードの利用代金は、ショッピングもキャッシングも毎月月末締めの翌月27日(土日祝日の場合は翌営業日)払いとなっており、登録口座から引き落としされます。実際にカードを利用した日というよりも、加盟店から楽天カードへ利用情報が届くタイミングによって引き落としが翌月になるか翌々月になるか決まります。公共料金の支払いや楽天ETCカード、海外やインターネットなど一部の加盟店は利用情報の到着まで時間を要することがあります。なお楽天市場でのカード利用の締日は毎月25日となっています。26日~月末の利用分については翌々月27日の請求となります。その後、毎月12日に請求金額が仮確定し毎月15日(もしくは20日)に確定金額がはっきりします。請求確定日は登録の金融機関によって15日か20日のどちらかになります。

 

 

国際ブランドによって楽天カードの引き落とし日は違う?同じ?

楽天カードの国際ブランドには、マスターカード、JCB、VISAの3つがあります。いずれのブランドのカードだったとしても、引き落とし日は同じ27日です。

 

 

引き落としより前に楽天カードの支払いをしてもOK?

毎月の引き落とし日より前に支払いをすることも可能ですが、その場合はカードの名義人本人が電話で連絡をする必要があります。また振込手数料を負担しなければいけません。利用残高一括払いの場合は、引き落とし結果反映後から翌月9日(土日祝の場合は前営業日)14:45までなら自動音声専用ダイヤルから手続き可能ですが、それ以外の場合は楽天カードコンタクトセンター(営業時間9:30~17:30)へ問い合わせる必要があります。

 

 

引き落とし日にお金が足りないかも!?後リボで解決!

楽天カードには後リボというサービスがあります。これは、一括払いするつもりだった利用分をリボ払いに変更できるというものです。請求金額を確認後に、使いすぎたなと思えば後リボサービスによってリボ払いに変更することができます。すべてをリボ払いにするのではなく、リボ払いにしたい利用分を選んでリボ払いに変更できるところも助かりますね。また、一度リボ払いにしたものでも、余裕ができたときに全額払いすることも可能です。15日の22時または20日の22時までリボ払いへ変更することができます(金融機関によって異なります)。

 

後リボの場合の利息はどうなる?注意することはある?

後リボを利用してリボ払いに変更すると、包括信用購入あつせんの手数料(リボ手数料)がかかります。リボ払いに変更できるのは便利ですが、これを多用しているといつまでたっても返済が終わらず、なかなか完済できないという状況に陥ってしまいます。その理由はリボ払いの場合は返済額が少ないので、リボ払いを利用すればするほど手数料や返済回数がどんどん増えてしまうからです。できるだけリボ払いを利用しなくて済むようカードは上手に計画的に活用しましょう。

 

 

楽天カードの引き落とし日に残高不足!?再振替はできる?

楽天カードの引き落とし日は毎月27日ですが、この日に口座残高が不足してしまった場合、引き落としはどうなるのでしょう?再振替はしてくれるのでしょうか?楽天カードでは再振替サービスの対象となっている銀行を引き落とし口座に指定している場合は、再振替が可能となっています。対象となっている銀行は、楽天銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・北海道銀行・北陸銀行・横浜銀行・千葉銀行・広島銀行・福岡銀行・熊本銀行・親和銀行・常陽銀行・肥後銀行・八十二銀行、そしてゆうちょ銀行です。ゆうちょ銀行は引き落とし日以外に1日再振替日があり、それ以外の銀行については再振替日が数日あります。

 

 

楽天カードの引き落としに関するまとめ

今回は楽天カードの引き落としについて解説しました。引き落とし日は毎月27日と決まっていて、更することはできませんが、ちょっと使いすぎたなというときは後リボサービスを利用できますし、うっかり口座が残高不足になっていた場合にも再引落のサービスがある銀行を選択していればすぐに入金することで延滞せずに済みます。このような便利なサービスが充実しているのも楽天カードの魅力です。引き落としまでの流れを確認のうえ、計画的に便利に楽天カードを利用しましょう!

 

 

【おまけ】楽天カードの口座変更方法

ところで、楽天カードの引き落とし口座を変更したい場合はどうしたらよいのでしょう?楽天カードなら引き落とし口座の変更もネット上ですぐにできて便利です。楽天e-NAVIの「お支払口座の照会・変更」から登録すれば、ものの数分で変更完了です。郵送での変更も可能ですが金融機関での手続きを経て返送するまでに、1~2か月を要しますので楽天e-NAVIからの変更の方がスピーディーでおすすめです。

 

 

【おまけ】楽天カードの仮確定日とは?

楽天カードには請求額確定の前に仮確定日というものがあります。仮確定日とは何なのでしょう?前述のとおり、楽天カードには後リボというサービスがあります。そのため毎月12日に確認できる請求額は「仮確定」という状況で、その後リボ払いへの変更などがなければそのまま確定ということになります。