ブラックでも借りれるおまとめローンはある?もう債務整理しかない?
ブラックOKのおまとめローンが本当にあるの?
ブラックリストに載っているけど、おまとめローンで借金を減らしたい!
こんなお悩みを抱えている方も多い思います。
そこで今回は、ブラックリストとおまとめローンの関係や、ブラックの人がおまとめローンを利用する方法などについて具体的にご説明いたします。
「おまとめローンはブラックリストに載っていても組めるの?」
「おまとめローンは銀行系なら審査が甘いって本当?」
「おまとめローンを申し込みすぎると申し込みブラックになるって本当?」
など、おまとめローンに関する疑問にもわかりやすくお答えいたします。
ブラック可能のおまとめローンがある金融機関をチェック
おまとめローンってどんなもの?
まず「おまとめローン」とはどんなものなのかについてご説明いたします。おまとめローンは、複数の金融機関からの借金を借り換えによって一本化する方法です。おまとめローンという商品名のローンがある金融会社もありますが、借金の一本化も「おまとめローン」として総称しているのでほぼ同じものだと思ってよいでしょう。おまとめローンを利用すると、現在抱えている複数の借金を返すためにまずは新たに借入れをします。例えばA社からの20万円の借金とB社からの30万円の借金を完済するために、新たにC社から50万円借入れてこれをA社とB社の返済に充て、今後はC社からの借金50万円のみを返済していきます。そうすることで借金がシンプルになりまとめることで月々の返済額も楽になります。
でもブラックっていったいどういう状態なの?
世間でよく聞く「ブラックリスト」とは、いったいどのようなリストなのでしょうか。実はそのようなリストが実際にあるわけではありません。ブラックリストとは、借金を3ヶ月以上滞納したり自己破産などの債務整理をした場合にそのことが延滞情報や自己情報として個人信用機関に登録されることを指します。信用機関とは、債務者の個人情報はもちろん年収や現在の借入金額、過去の返済履歴などを登録しておいて各金融会社で共有している機関のことです。例えばクレジットカードなどの申し込みがあった場合にその人が信用出来るか判断するため利用されているのです。ブラックリストの状態になると、対象者は新規の借入やクレジットカードの申し込みが出来なくなり住宅ローンや車のローンも一定期間(5年~10年間)は利用出来なくなります。
徹底解析!ブラックでも借りられるおまとめローンはある?ない?
通常、ブラックリストに載っている人は5年~最長で10年間は新たなローンが組めません。ですがどうしてもおまとめローンで借金を一本化したい場合、ブラックリスト状態になっていてもおまとめローンを適用してくれる会社もあります。下記の会社はブラックのかたにもおまとめローンを融資してくれる可能性があると、口コミで評判になっています。
・フリーローンのエニー
全国対応で来店不要。即日対応で融資金額は1万~100万円まで。年利15%~20%。対象者は20歳以上で定期収入があること。担保と保証人は原則不要。
・中央リテール
最短で翌営業日に融資対応。年利は10.95%~13%。限度額は500万円まで。最長返済期間は約10年。審査の最短時間は約2時間。
・マンモスローン
限度額100万~2000万円。年利7.3%~15%。対象者は20歳~70歳まで。担保と保証人は原則不要。
おまとめローンは総量規制に引っかかる?それとも対象外?
総量規制とは貸金業法に基づく規制で「年収の3分の1までしか融資してはいけない」とする法律です。しかしこの貸金業法に基づいて業務を行っているのは消費者金融のみなので、銀行は規制の対象外となります。そのためおまとめローンを使って年収の3分の1以上の借入を希望するのであれば、銀行のおまとめローンを選択するのがよいでしょう。
おまとめローンにもメリットとデメリットがある!申し込み前の注意点
・おまとめローンのメリット
おまとめローンは低い金利で借り換えをするので、返済総額を大幅に減らせる可能性があります。また借金の管理が楽になります。例えば複数の借入先に返済していると、うっかり返済日を忘れてお金が用意出来ずに入金出来ないなどということもありますが、おまとめローンにすると当然返済日は1つになるので、まず忘れることはありません。さらにおまとめローンにはブラックリスト入りを防ぐというメリットもあります。例えば、債務整理で借金を減額すると信用情報に事故情報として登録されてしまいます。しかしおまとめローンを利用すると、信用情報の上では新たに借入れをしたという記録が記載され元からあった借金は完済というポシティブな記録に書き換えられるため、ブラック入りを避けられるというわけです。
・おまとめローンのデメリット
大半のおまとめローンでは、金利を安くして月々の返済額を抑える設定にします。ですが金利が元の借入とそれほど変わらない借り換えをしてしまうと、完済までの期間が延びて逆に総返済額が高くなってしまうこともあります。そのため最初の返済プランは慎重に決定する必要があります。おまとめローンは複数の他社借入れをまとめるため、当然高額の融資になり利息も安くなっています。ですので、審査や条件が通常の借入よりも厳しいといわれています。例えば利用条件が定職に就いていることだけではなく“正社員のみ”など、属性の条件も高くしているローン会社も多いといわれています。また商品によっては追加借入が出来ない返済専用のおまとめローンの場合もあります。返済中でも随時借入れがしたい場合は、事前に追加融資が可能な商品を選びましょう。おまとめローン返済中に他社借入を禁止している金融機関もあります。もしも他社からの借入れが発覚した場合、契約違反とみなされて一括請求をされることもあるので注意が必要です。おまとめローンは複数の借入を1つにまとめて完済することが目的なので、当然用途が限られています。例えば「50万円を借り換えのために借りて、他に生活費のために50万円借りたいので、合計100万円のおまとめローンを利用したいです」と言っても相手にされません。金融機関によっては融資したお金をちゃんと借り換えのために使用したのか調べるために、他社への返済や完済を証明する書類を求めるところもあります。
おまとめローンの審査に通るには:ブラックだけれど大丈夫?
結論から申し上げますと、ブラックのかたがおまとめローンの審査に通ることはかなり難しいと思っておいてください。一度も金融事故を起こしたことのないかたで、一定の定期収入があるかたならおまとめローンの審査に通ることも割と簡単です。ですがブラック状態のかたは銀行や、大手の消費者金融のおまとめローンを申込んでも審査落ちになることがほとんどです。ですが中小消費者金融いわゆる街金であれば、ブラックのかたでもおまとめローンの融資をしてくれることがあります。銀行や大手消費者金融が、機械的に信用情報のみで判断するのに対して、中小消費者金融は地域に根ざした商売を心がけているため、対象者の生活環境や真摯な姿勢まで考慮しておまとめローンの融資に応じてくれる場合もあります。ですのでもし中小消費者金融でおまとめローンを利用したいと考えているのなら、面談は必須だと思っておいていいでしょう。
ブラックでも審査に通りたい!抜け穴があるって本当?
ブラックのかたがおまとめローンの審査に通るためには、いくつかの条件があるとされています。詳しい条件は金融機関のトップシークレットとなっているため、やすやすと明かされることはありません。しかし大体どのようなかたがブラックでも審査に通っているのかを知ることで、推測は可能です。まずは「必ず定職に就いていること」です。収入が低かったりフリーターだとしても、会社に勤めていて毎月決まったお給料がもらえていることが絶対条件だといえます。反面たとえ収入が高くても、自由業などで安定していない職業は難しいといわれています。2つ目の条件は「延滞が解消されている、もしくは債務整理をしていても整理先に中小消費者金融が含まれていない」ことです。年度内に3回以上の小さな延滞を起こしたり、3ヶ月以上延滞すると信用情報でブラックになりますが、それが解消されているかたはおまとめローンの審査に通る可能性が高いといえます。また任意整理などの債務整理をしていても、迷惑をかけた借入先に中小消費者金融が入っていなければ借りられる可能性はあるといえます。逆に中小消費者金融の借金を踏み倒した経験があれば、危険人物と見なされて信用度は低くなり借りられないケースがあるといえるでしょう。
ブラックでもおまとめローンの審査に通った!体験者のレビュー
・借金総額2社から150万円 年収250万円 30代会社員女性
東京スター銀行のおまとめローンが利用出来ることになりました。実は過去に任意整理をしたことがあったので審査が通るか心配だったのですが、問題はありませんでした。後から信用情報を調べたところ、申し込みの直前に事故情報が消えていたようです。おまとめローンが利用できたことで返済も楽になり余裕があるときには繰り上げ返済も出来るようになりました。
・借金総額6社から400万円 年収600万円 40代会社員男性
月々の返済が苦しく、おまとめローンが出来ないかと探してみたのですが2社に申込んで断られました。過去に何度か延滞をしていたことが原因だと思います。3社目の楽天カードローンで何とかおまとめローンを借りることが出来ました。ポイントは今の会社に入って勤続10年以上だったことだと思います。それと1ヶ月以内に3社以上おまとめローンの審査に落ちるといわゆる「申込ブラック」になって借入出来ないのだとか。2社に断られていたので危ないところでした。
ブラックでもおまとめローンを借りるなら銀行がいい
おまとめローンを利用するなら、銀行からの融資がおすすめです。何故なら銀行は年収の3分の1を超える金額の貸付が出来ないという「総量規制」の制約を受けないためです。銀行は通常、消費者金融よりも審査が厳しいことで知られていますが中にはブラックのかたでも利用出来る銀行のおまとめローンがあります。特に東京スター銀行のおまとめローンは、いくつかの条件が揃えばブラックのかたでも利用出来るとされています。必ず充たさなければならない条件としては「20歳~60歳まで」「給与所得者で正社員か契約社員のかた」「年収200万円以上」「保証会社で保証してもらえるかた」などがあげられます。
銀行系のクレジットカード会社のおまとめローンってどうなの?
巷でよく聞く「銀行系クレジットカード」。しかし、銀行と銀行系クレジットカードとの違いは何でしょうか。まず、銀行のローンは都市銀行や地方銀行からの借入を指します。銀行が直接発行するおまとめローンなので、総量規制の制限を受けません。いっぽうで銀行系のカードローンは銀行が資金のサポートなどを行っている消費者金融のことを指します。消費者金融ですので貸金業法が適用され、総量規制の対象となるため年収の3分の1を超える金額の借入は出来ません。銀行のおまとめローンのメリットは金利が低いことにあります。ただし銀行系カードローンよりは金利が高く設定されており、金利の幅も広いといえます。限度額は比較的大きくネット銀行なら専業主婦でも利用出来るケースもあります。主婦が借入する場合は限度額が低くなりがちですが、収入証明書や在籍確認なしで借りられるというメリットもあります。銀行は知名度も高く安心感があるため消費者金融よりも利用しやすいかもしれませんが、デメリットは信用情報のチェックが厳しい点だといえるでしょう。銀行系クレジットカードは消費者金融なので、金利は銀行よりも低金利になります。利率の幅もそれほど広くはありませんし、限度額が大きくなることもあります。ただし専業主婦が借入するのは難しく、配偶者に安定した収入がなくてはなりません。そのため銀行ローンと違って収入証明の提出や在籍確認が不可欠となっています。
信用金庫ならブラックでもおまとめローンが借りられるって本当?
「でも結局、銀行も消費者金融もブラックだとおまとめローンは借りられないんでしょう?」そう思うかたもいるかもしれません。ですが、金融機関はなにも銀行と消費者金融だけではなく他にもあります。信用金庫のおまとめローンなら、ブラックでも借りられる可能性があるのです。ブラックだとおまとめローンの審査に落ちてしまう理由は、信用機関に照会して申込者の与信情報を調べるためです。そこでブラックである事実がバレてしまい審査に落ちる仕組みになっています。これは逆に言えば「ブラックであることがバレなければ審査に通ることがある」という意味です。実は、地方の信用金庫のカードローン審査では、信用機関に与信をかけないところもあるのです。信用金庫が信用機関に照会しない理由は、個人のプライバシー保護に則り、申込者の承諾なしに個人情報を取得することを避けているためです。そのため信用金庫のおまとめローンであれば、ブラックの人でも審査に通る可能性があります。ただしすべての信用金庫が信用機関に与信をかけないわけではないので、注意してください。信用情報を閲覧しない信用金庫の見分け方は、審査上の注意に「審査の際に個人の情報を本人の意思に関係なく入手する旨を明記しているかどうか」で判断出来るとされています。
おまとめローンの審査に複数回落ちるとブラックになる?
あなたは申し込みすぎていない?申し込みブラックとは
短期間に複数のカードローンやキャッシング、クレジットカードの申し込みをすると「申し込みブラック」という状態になり、審査に落ちる危険があります。短期間とはどのくらいの期間かというと、各金融業者によって違いますが一般的に1ヶ月間に3つ以上の申し込みでブラックになるとされています。カードローンの審査は長いもので1ヶ月近くかかってしまうため、不安になって保険のつもりで複数申込んでしまう人もいます。では何故複数のローンに申込んだだけでブラックになるのか、理由を説明いたします。簡単にいえば、短期間に複数の申し込みをする人は「クレジットカードの現金化など不正利用をするのではないか」「お金に困っていて、借入してもすぐ踏み倒す気なのではないか」などと思われてしまうのです。カード会社も商売ですから利用者を増やしたいのは山々ですが、踏み倒しを防止するためには対策を講じなくてはならないのです。しかし申し込みブラックは債務整理などと違ってブラックとして登録されている期間が短く、約6ヶ月間といわれています。そのため6ヶ月経過すればブラック状態が解除されて、申し込みが可能になります。1ヶ月に3社以上申込んでしまって申し込みブラックが疑われる人は、各信用機関に開示請求をすることで、自分の状態を知ることが出来ます。
おまとめローンに申し込みしすぎるとブラックになる理由を解説
短期間で複数の申し込みをするとブラックになる可能性が高いことは、上記で説明いたしました。おまとめローンは複数の借金をまとめるのですから、当然借入金額が大きくなります。借入額が大きくなるとどうしても審査は厳しくなり、そのため無理矢理おまとめローンを借りようと焦るあまりに複数の金融会社に申し込みをして申し込みブラックになってしまうというかたは数多くいます。
おまとめローンの申し込みブラックになった人の体験談まとめ
・会社員 30歳 男性
1年ほど前に友人からすすめられて消費者金融を利用しました。薄給だったため生活費を引いて貯金したら遊ぶお金はほとんど残りません。遊ぶお金が欲しくて簡単に借りられたらいいな、くらいの軽い気持ちでカードローンに手を出しました。最初は順調に返済していたのですが、月末に金欠になるとついついカードローンで借りる癖がついてしまいました。気がつくと利用限度額の50万円になってしまい、その借金の返済のために別のローン会社から借りることを繰り返し、いつの間にか3社から合計130万円もの借金をしてしまいました。まずは借金を減らすため、おまとめローンで借り換えしようと考えました。とにかく申込めるところはすべて申込んでやれと思って4社に申込んだものの、すべて審査落ちになってしまいました。友人に相談したところ、「そんなことをしたら申し込みブラックになって絶対に通らない。ブラックが解除されるまで待てばいい」と言われました。
・販売員 27歳 女性
仕事の人間関係で悩むことが多くなり、ストレスを抱えていました。さらに恋愛面でも上手くいかないことがあり、そのせいで化粧品や高価なブランド物をクレカで買いあさって欲求不満を解消していました。そんな生活を続けていたため、気がつくと合計4社から100万円も借金してしまいました。おまとめローンという商品があることを知って、3社に申し込みをしたもののすべて断られました。ネットの知恵袋で相談したところ、申し込みブラックの状態になっていると言われました。申し込みブラックが解除されるまで待ってから信用金庫のおまとめローンを利用出来るようになり、今では返済もずっと楽になりました。
ブラックOKのおまとめローン金融機関まとめ
ブラックのかたがおまとめローンを利用するためには、撃甘審査のローン会社を探す必要があります。おまとめローンで審査が緩めなところといえば、消費者金融の「アイフル」や「プロミス」、銀行系カードローンの「新生銀行カードローンレイク」です。ですが、消費者金融は総量規制の縛りがありため、借入金額が多くなると規制に引っかかる可能性があります。そのため、確実に借入したいのなら銀行のおまとめローンを選択することをおすすめします。銀行は金利が高く審査も厳しい印象がありますが、ネット銀行であれば審査も緩く融通が利くので、ブラックのかたでも比較的審査に通りやすいとされています。
イオン銀行ならおまとめローンの審査も甘い?
インターネット銀行のほかに、審査の甘いおまとめローンがあることで知られているのは、イオン銀行です。イオン銀行の年利は3.8%~13.8%。限度額は最大で800万円までと幅が広い点が特徴的です。来店は不要で、審査も即日(原則として14時までの申し込みで即日借入れ)。担保と保証人は原則として不要です。コンビニATMから365日利用可能な手軽さと、月々の返済額が1,000円からと少額返済のサービスが用意されているところも、ブラックになっていて月々の返済が苦しい人にとって魅力だといえるでしょう。
自己破産してブラックリストに載る期間は何年間?
債務整理をすると、信用情報に事故情報として5年~10年間登録されます。その間、新たな借入は出来ませんし、クレジットカードを発行することも出来ません。債務整理の中で、もっとも事故情報の登録期間が長いのが自己破産をしたときです。最長で10年間ですが、実際には7年間ほどだといわれています。自分の信用情報がどのようになっているのかは、各信用機関に開示請求をすると教えてもらえます。