ノーローンの返済を滞納したら?リスクや対処法が知りたい!

ノーローンの返済を滞納したら?リスクや対処法が知りたい!

ノーローン(新生銀行)の返済が遅れそうになったらどうすればいいの?

この記事は、新生銀行のノーローンから借り入れがあって返済が遅れそうな人に向けてのものです。
ノーローンで滞納した場合どんなリスクがあって利息はどのくらい掛かるのか、返済が遅れそうになったときにはどうすればよいのか、どこに連絡すればよいのかなどについて詳しく解説しています。

 

ノーローンは比較的審査に通りやすいカードローン会社といわれていますが、返済が遅れてしまった場合にはどうなるのでしょうか?
まずは、滞納した場合のリスクから解説していきましょう。

 

 

ノーローンの借金を滞納したらどんなリスクがあるの?

ここからは、ノーローンのカードローンでの借金を滞納するとどのようになるのかを解説してゆきます。安心していただきたいのは、テレビドラマに出てくる悪徳金融業者のような、貸金業法に反する取り立ては行われないということです。ノーローンは、モビット・アイフル・プロミスなどの大手に比べると知名度が低いカードローン会社ですが、新生銀行のグループ会社なのです。したがって貸金業法に違反するような取立ては行われません。ノーローンで借金を滞納した場合には、貸金業法に基づいた方法で返済を催促されます。返済日に入金されなかった場合、まずノーローンからメールで「遅延のお知らせ」の連絡がきます。この時点で速やかに返済すれば、延滞利息の支払い以外のお咎めはありません。うっかり残高が足りなくなってしまうようなミスはだれにでもあり得ることですが、延滞中カードローンは利用停止となってしまいます。また何度も遅延を繰り返したりノーローンからの連絡を無視したりすると悪質とみなされ、金融機関が共有している信用情報(ブラックリスト)に記載されてしまうおそれがあるので注意が必要です。このようなケースでは、ブラックリストに自己情報として記載されるだけでなく、残高の一括返済を求められることもあります。

 

 

ノーローンの返済に遅れたら毎日つく遅延利息はいくらになる?

ノーローンで返済が遅れた場合の遅延利息は、返済日以降で遅れた日数分が損害金利率で計算されます。例えば
・残高:10万円
・契約利率:18.0%
・遅延損害金利率:20.0%
のケースで返済が3日間遅れてしまったときなら、
通常の利息=100,000×0.18÷365(閏年は366日)×30=1,479円(1円未満切捨)
損害金=100,000×0.20÷365(閏年は366日)×3=164円(1円未満切捨)
合計額=1,479円(利息)+164円(損害金)=1,643円
となるのです。

 

 

返済日に間に合わないとき、返済を待ってもらう方法

ノーローンの返済日に入金が間に合わず返済が遅れてしまいそうなときには、できるだけ素早くノーローンに連絡して相談することをおすすめします。連絡せずに返済が遅れてしまった場合にはノーローンから催促の連絡が届きますが、自分から連絡をすればノーローンから催促の連絡はありません。また、多くの場合こちらから連絡すれば返済を待ってもらえます。返済が遅れてしまうけれど返済の意思はあるということを伝え、今後どのようにすればよいのかということを尋ねてその通りにしておけば大丈夫です。

 

待ってほしければ一刻も早くノーローンに連絡を!

ノーローンの返済期日に遅れてしまうときには、「お問合せダイヤル」まで連絡してください。連絡先はフリーダイヤル0120-170024です。オペレーター対応は平日9:00~18:00、自動音声サービスならメンテナンス中を除いて24時間受け付けています。

 

 

ローン返済で滞納・延滞・遅延はどこがどう違うの?

借金の返済が遅れてしまうことを「滞納」「延滞」「遅延」などと呼びますが、これらの言葉には厳密な違いがあるということをご存知でしょうか。ちまたでブラックリストと呼ばれている「個人信用情報の記録」には、返済の遅れや債務整理などの事故情報が記載されています。ここに返済が数日間遅れた場合は「○日遅延」と記載されますが、61日以上もしくは90日(3ヶ月)を超えた場合は「○日延滞」と記載されるのです。なお通常の場合では数日間の遅れは個人信用情報に記載されませんが、度重なって複数回になると記載されます。個人信用情報では一般的によく用いられる滞納という言葉は用いられませんが、かなり長期に渡って支払いが滞っているイメージがあり、債権回収会社などでは「滞納」という言葉がよく使われているのです。「滞納」「延滞」「遅延」の使い分けをまとめると以下のようになります。
滞納:長期間支払いが滞っている状態だが、個人信用情報では使わない
延滞:61日以上もしくは90日(3ヶ月)を超えて長期延滞となっている状態で、個人信用情報に必ず記載される
遅延:数日間支払いが遅れている状態で、通常は個人信用情報に記載されない
このなかで問題となるのが延滞で、信用情報に事故情報として記載され大きな傷が残ります。こうなってしまうと新しくカードローンを作ろうとしても審査に通らなかったり、場合によっては残高の一括返済を求められたりすることもあるので、くれぐれもご注意ください。

 

 

 

ノーローンの返済に遅れたら救済方法はある?

ノーローンの返済が遅れたときの対処法として、他のカードローンから新規で借入して返済することを考える方もおられるようです。返済の遅れが「遅延」でとどまっていれば、新しくカードローンを申し込んで審査に通る可能性は十分にあります。カードローンでは、新規の顧客へのサービスとして無利息期間が設けられていることが多いため、賢く利用すれば金利負担なしでキャッシングできノーローンの返済に充てることが可能です。しかし借金の返済のために新たに借金をすることは、多重債務につながるおそれがあるためおすすめできません。返済が遅れてしまった理由が単なる一時的なキャッシュフローの悪化で、近日中にボーナスや給料が入って必ず返済できるというようなケースであれば、新規カードローンの借り入れを検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 

ノーローンで返済滞納のリスクと対処法を知っておこう

ここまで、ノーローンの返済を滞納した場合のリスクと対処法について解説しました。無担保ローンであるカードローンでは、ノーローンは利用者の信用を担保にしてお金を貸しているようなものです。約束通りに返済できないということは、担保である信用に傷が付いたことになります。滞納はノーローンにとっても大きなリスクとなるため、悪質な場合には法的措置にまで至るのです。これは利用者にとっても大きなリスクで、社会的信用を失ってしまうことにつながります。「ご利用は計画的に」という謳い文句を軽く見ず、返済はきちんと行うことが大切です。

 

 

消費者金融の滞納は債務整理で解決すべき?/h3>

カードローンの返済が滞って多重債務に陥ってしまうまでに、できるだけ早く債務整理を検討することをおすすめします。債務整理の相談は無料で受け付けてもらえるので、安心して最寄りの弁護士事務所や司法書士事務所を訪ねられるとよいでしょう。債務整理を検討すべき借金の金額については特に決まりや基準はありませんが、返済が追いつかなくなったら早めに検討したいものです。債務整理には毎月の返済額を減らすことで借金を完済できる任意整理など自己破産以外の方法もあるので、一度専門家に相談されてみてはいかがでしょうか。

 

 

ノーローンで滞納していてレイクから借金はできる?

ノーローンとレイクはともに新生銀行と深い関係がある会社です。ノーローンは新生銀行グループのシンキ株式会社が扱っている消費者金融会社ですが、レイクは新生銀行が扱っている銀行カードローンなのです。レイクの正式名称は新生フィナンシャル株式会社で、かつては株式会社レイクとして独自経営していた消費者金融でした。現在は新生銀行が直接運営している銀行カードローンとなっているため、レイクは総量規制の対象外となっています。したがってノーローンよりレイクのほうが厳しい審査が行われていて、レイクで審査落ちしてもノーローンならOKというケースが多いのです。また、ノーローンの契約条項には「グループ内で顧客情報を共有する」と明記されていることから、ノーローンでの滞納はレイクに筒抜けになる仕組みになっていることが分かります。このようなことから、ノーローンで滞納した場合にレイクで借金できる可能性はかなり低いとみておいて間違いありません。