モビットが利用停止になったらどうする?利用停止になる理由と対処法

モビットが利用停止になったらどうする?利用停止になる理由と対処法

モビットが利用停止になるのはなぜなのか解除はできるのか

SMBCモビットは三井住友銀行グループの消費者金融で、web完結申し込みや審査の早さから人気のあるカードローンです。

 

ところがいつものようにキャッシングしようとATMにモビットカードを入れたところ、借入停止になってお金を借りることができませんでした。

 

このように利用停止になったことに気付くのは、モビットから利用停止に関する通知がないために、キャッシングできなかったときというのが大半です。

 

そこで今回はSMBCモビットの利用停止に関して詳しく解説していきます。

 

 

モビットが利用停止になる原因について

SMBCモビットのカードローンが突然利用停止になってしまう原因には以下のようなものがあります。契約している限度額に到達していて新たな借り入れができないケース。モビット以外も含めて債務不履行の状態、簡単にいえば延滞しているケースです。借入額が年収の1/3を超えたために総量規制に該当したケース。住所変更や電話番号の変更や転職・退職したことをモビットに申告しないケース。モビットは審査終了と同時に借入ができる速さがウリですが、必要な書類の提出が後になって忘れているケースも多いようです。新規で他社のカードローンの申込を行ったり融資枠の増額を申請するなどして、モビットによって利用停止が妥当だと判断されたケース。70歳に達したといったケースがあります。また出金停止とは違いますが、カードの磁気不良によって出金できないケースもあります。

 

 

モビットの利用停止を解除する方法

モビットの利用停止を解除する方法ですが、利用停止の原因となった事由を取り除く以外に方法はありません。住所変更や電話番号や勤務先など属性の変更の届出や、モビットから要求されている契約書類を提出します。これらのことは簡単にできることですので、ぜひ原因を取り除いて解除してもらいましょう。融資に関することでは、借入残高が利用限度額に達していて利用できない場合には、限度額以下になるように返済します。収入もあり個人信用情報に特にキズがなければ、増枠してもらうことで解除する方法もあります。

 

原因によっては解除が難しいケースもあります

満70歳を迎えて利用停止となった場合には解除されることはありません。モビットは20歳から69歳以下の年齢の方しか利用できないためです。他社を含む延滞・滞納があった場合には、利用停止の解除はまず無理でしょう。また総量規制によって利用停止されている場合にも解除は非常に困難です。モビットの利用規約には「債務不履行があったとき」「総量規制による利用停止となったとき」「お客様とのお取引状況に関する当社の審査により、当社が相当と認めたとき」には利用限度額を減額したり、あらたな借入を停止することができるとなっているためです。

 

 

限度額に達していないのに利用停止に

SMBCモビットで設定されている利用限度額を超えていない場合でも、利用停止になることはあります。年収の1/3以下しか貸出すことができない貸金業法にもとづく総量規制に抵触すると利用停止になります。他社を含む延滞・滞納があった場合にも利用停止となることがあります。延滞が61日以上となり、いわゆるブラックリストの状態になれば利用停止になります。他社で新たにカードローンの契約を結んだり、限度額をアップするなどすればモビットの判断で利用停止になることがあります。これは他社でもお金を借りなければならないほどひっ迫しており、モビットの返済が滞る可能性があると判断されるためです。同じような理由で、モビット以外の借入先は2社以下にしないと利用停止になる可能性が高くなります。このように限度額に達していなくても利用停止になるケースは多く存在しています。

 

 

利用停止を解除されるとすぐに利用できるようになる

利用停止となったモビットのカードローンを、その原因となった事由を取り除くとすぐに利用再開となればよいのですが、残念ながらそうはなりません。たとえば利用の上限額に達していたので一部を返済した場合ですが、返済した金額が反映されるまでに平均2日ほどかかります。返送を忘れていた契約書類の場合は、郵送に必要な日数とモビット側の事務処理の日数が必要になるので、復活には早くても2日は必要になってきます。

 

利用停止が解除されないがお金が必要なとき

モビットが利用停止になり、なかなか解除されないときにもお金が必要になることは当然あります。このようなときには他社のカードローンを新規申込して利用する方法があります。いわゆるブラックリストに記載されていなければ、新たなカードローンの発行の可能性はかなり高いです。ただし延滞や滞納があれば審査を通過することは難しく、新たなカードローンの発行はされない可能性が非常に高くなります。また年収の1/3を超える借入は法律によって制限されているので、この制限に近い額をすでに借りている場合も新たなカードローンの発行は厳しいかもしれません。ブラックではないものの、総量規制による制限を受けていてモビットが利用できない人は、総量規制の対象外になる銀行のカードローンならば審査に通る可能性があります。

 

 

モビットの利用停止を防ぐための方法はこれです

もっとも重要なことは計画的な利用を心がけることでしょう。約定支払日や支払期日を厳守し、毎月の約定支払額の把握は必要です。特に延滞・滞納はモビットの利用停止だけではなく、他のローンやクレジットカードにも影響を及ぼします。安易にあちこちの会社でカードローンの契約を結ばないことも大事です。モビット以外の貸金業者3社以上と契約した場合、利用停止になることがあります。できれば借りるのはモビットだけにしておきます。そしてきちんと返済をしていけば、利用限度額のアップなどにもつながります。また契約書類などは忘れずにすべて返送しておきましょう。

 

 

モビットの利用停止についてまとめ

モビットのカードをATMに入れた時にはじめて利用停止になっていることに気付くものですが、書類の未提出や限度額まで借りたことでの停止ならば、解除も比較的容易にできます。しかし、延滞・滞納や総量規制の上限までの借り入れ、他社でカードローンを申込むなどした場合の利用停止に関しては、その解除はかなり厳しいといわざるを得ません。計画的な利用を心がけることを第一にしましょう。しかし、利用停止後にお金が必要になった場合には、他社のカードローンの申込も考えてみましょう。

 

 

モビットの限度額を増額する方法について

モビットは審査も早くすぐに利用できる点が人気なのですが、限度額が低いと感じることも。コールセンターに電話するかmyモビから手続きをすることで、利用限度額の増額を申請することができます。増額申請できる条件として、借入から6ヶ月以上が経過して返済状況が良好なことがあげられます。収入証明書の提出を求められることが多く、給与明細書・源泉徴収票・確定申告書などを用意しておきます。増額申請は審査に通らないと認められません。そして審査結果が出るまでに3~7日が必要です。審査の際に他社からの借り入れ状況も調べるので、モビットの判断によっては増額どころか減額や利用停止になることもあります。ただ限度額の増額はメリットも多く、100万円以内、100万円以上、150万円以上と限度額が上がるほど金利が低下しますし、いざという時の出費にも備えられるようになるのです。

 

 

電気が止められるとモビットも利用停止になる?

電気をはじめ水道やガスといった公共料金を滞納して止められた場合、モビットへの影響は基本的にはありません。ローンやクレジットカード、携帯電話の割賦販売などの契約情報や返済状況は信用情報機関の個人情報に登録されますので、延滞・滞納があればそのことが登録されてキズが入ります。しかしローンやクレジットではない公共料金を滞納したとしても、個人情報に登録されることはないのでモビットには何の影響も出ないのです。ただし、電気料金などを口座振替やコンビニ払いではなくクレジットカードで支払っていて延滞・滞納した場合には信用情報に登録されますし、料金の未払いで電気が止められることになります。モビットが途上与信によって個人情報を閲覧し延滞・滞納が確認されれば、利用停止になる可能性は高くなります。