入門的知識!海外留学をする前に送金事情について詳しくなっておこう!
海外でお金に困ったり不安を感じる前に
海外渡航をして旅行をしたり留学をして授業を受ける場合にはお金について色々と心配になるものです。
海外の学校に通う際には学費などもかかりますし、生活費についても考慮しておかないといけません。
こうしたお金の不安はなるべく日本にいる間に解決しておきたいものです。
この記事では、海外送金の方法や手数料・代金について紹介していきますからかなり役に立つはずです。
他にも、スピードの早い海外で取り扱いのある送金手段の選び方・加入方法などについてもステップ毎に解説していきましょう。
学生ビザだと現地で仕事を見つけるのは難しい
学生ビザを申請する場合に知っておきたいことがいくつかあります。何よりも学生ビザだと現地で仕事を見つけるのにトラブルが生じることがあるのは知っておきましょう。学生ビザは飽くまで学業をする目的で発行してもらうものですから、現地で就労すると問題が起こることもあるのです。国によっては厳格に法律で学生ビザ保持者は就労できないように決められているようなところもあります。このため、「お金は現地で働いてなんとかすれば良い」という考えは少し安易かもしれません。やはり現地で就労したいならばワーキングホリーデー制度を利用するのが一番正解です。実際、ただでさえ大変な留学中に学業と仕事を両立することはかなり負担があることでもありますから、なるべく留学前に十分に資金は集めて現地で働かないでも生活できるようにしておくのが標準・基本的な流れです。
ややこしい海外送金を理解してなるべく節約しよう
帰国時により口座残高を残しておくためにも、海外送金について詳しくなっておくことが大事です。海外送金は色々な方法がありますが、代表的な銀行送金だけでなくKVBやキャッシュパスポートなども利用可能です。米国やシンガポールなど、滞在する国によっても相応しい送金方法も変わってきます。ここでは送金初心者の人に知ってもらいたい送金のコツ・テクニックについて下記で解説していきましょう。
日本の銀行から海外の銀行への送金について
スウェーデン、イタリア、フランス、ネパール、インド、タイ、ブラジルやデンマーク、マレーシアなどで留学するという人もいますが、日本の銀行から海外の銀行へ送金する方法は色々とあります。例えば、銀行によっては海外送金サービスを行っているところがあります。例を上げれば楽天銀行やみずほ銀行なのです。オンラインバンキングで送金できるようなサービスを用意しているところもあります。こうした海外送金をする際には主に送金を行う銀行に払う手数料と受け取る銀行に払う手数料の2つが発生します。コレに加えて、為替レートやATM手数料なども考慮しておきたいところでしょう。送金手数料は銀行によっても変わりますが、楽天銀行であれば750円です。みずほ銀行であれば5500円にもなります。受取銀行に支払う手数料もかなり差がありますが、その相場は10ドルから30ドル程度です。為替レートは変動も激しいですから、送金をする際にはなるべく円安の時にしておきたいところでしょう。また、英ポンド、カナダドルなどのように外貨両替する通貨によっては高くなってしまうこともありますからきをつけておきましょう。他にもキャッシュパスポートを利用するという方法もあります。キャッシュパスポートは一種のプリペイドカードですが、本人以外であっても代理入金ができるプログラムになっているため、送金手段の一つとしても基礎的に利用できます。キャッシュパスポートは為替計算レートもオトクであり、盗難時に安心なスペアカードも用意されています。手数料は引出し時、入金時、申込時、精算時などにけっこうかかるため、合計するとかなりの負担になるといった特徴も。キャッシュパスポートが利用できるATM、場所も限られてきます。発行までには日数がかかることもポイントです。とはいえ、審査も不要で値段もかからず気軽にカードが作成できるのは良いところでしょう。このキャッシュパスポートは年間維持費もかかりますから、海外から帰ってきた際には空港で残高を使いきっておくこともおすすめです。このように色々と送金方法はありますが、どのサービスであっても送金額には限度額があります。このため、送金依頼する際にはこうした点にも気を付けておきたいところでしょう。送金事業を行っている銀行によっては携帯やスマホから送金振込ができるといったところも。また、送金レート・スプレッド・コストも変動激しいですから、送金をする際にはこうした費用負担も考えておきましょう。ちなみに送金しても直ぐに処理が行われるわけではありません。実際に送金手続きをして現地の銀行の銀行口座に反映されるまでには数日かかるようなこともありますから気を付けておきましょう。
オーストラリア留学に活用したいKVBとは?【メリット・デメリット】
オーストラリア留学も人気なものです。オーストラリアに留学して料理家を目指すという人もいますが、オーストラリアは英語が通じるところも利点でしょう。そんなオーストラリア留学す際には既存の送金手段だけでなくKVBも利用できます。KVBとはニュージーランドやオーストラリアなどを中心に展開している国際金融機関であり、オーストラリアでも知名度があるものものです。こちらは外国送金サービスも用意されており、有利な為替レートで送金をすることができるようになります。コレ以外にも、留学の際に役立つようなインターネットバンキングなどのサービス・システムが用意されていますから、出発前に利用を検討しておくのも良いでしょう。出張・ビジネス用途での利用もおすすめです。審査も特になく、多くの地域で利用可能になっています。利用付帯条件もとくにありません。このKVBを用いて送金をする際には円建て外国送金と呼ばれるサービスを利用することとなりますが、これは日本円のままオーストラリアに送金して、オーストラリアで現地通貨に両替するという方法です。手数料は一切かかりませんし、レートも有利なものになっています。しかし、KVBの指定口座に送金する際に手数料が5千円から1万円程度発生する事がありますから気を付けておきましょう。このようにメリットが多いKVBですが、日本語に余り対応していない、レートがかなり変わることがあるということには気を付けておきたいところです。KVB自体の支店が少ないというのも難点かもしれません。しかし、手数料が安めなのは語学留学などをする際にはやはり嬉しいところでしょう。
海外で銀行口座を開くメリットは?
イギリス、アメリカやカナダ、ニュージーランドなどの国に留学をする留学生の場合には現地に長期滞在することがほとんどです。こうした場合にはやはり海外で銀行口座を開いておくのが便利でしょう。海外で銀行口座を開いておくことにより現地のATMがオトクな手数料で利用出来てお金も受け取り・引き出しやすくなりますし、銀行の保険サービスなども利用可能となります。銀行口座があれば現地で支払いをする際にも何かと便利です。ワーキングホリデーをする際といった際にも、現地の金融機関の銀行口座があればより仕事も見つかりやすくなってきます。家族から送金してもらうことも一層便利になります。このように銀行口座を開設しておくと色々とメリットが多いものですが、銀行口座を開くのは中々大変です。その国の国民でないと口座を解説できないという国・法人・会社もありますし、留学中だと開設が困難なこともあります。とはいえ、香港の銀行などであれば国内にいながらにして鋼材解説ができるようなところもあります。
同一グループ内なら手数料を減らせることもある
国際的な銀行によっては日本・海外ともに支店がある銀行があります。こうした同一グループ内の銀行を利用することで手数料を減らせますし、日本と同じような手順でお金を引き出せるのが利点でしょう。とはいえ、利用する銀行に海外支店がある際にも、自分が留学する先にその銀行の海外支店があるとは限りませんから注意しておきましょう。
留学前に外貨両替するなら利用しておきたいマネーパートナーズ!
留学前にまとまった金額を外貨両替して準備しておきたいということもあるでしょう。その場合にはマネーパートナーズを利用してみると良いでしょう。マネーパートナーズは外貨両替サービスの一つであり、両替手数料も日本最安水準です。他に、空港で外貨が受け取れるようなサービスもあり、便利に利用していくことができます。逆に外貨から日本円に戻すことも可能です。インターネットから受付をすることができますが、マネーパートナーズを空港で実際に利用する際には受付した際に発行される受付番号やパスポートなどの本人確認書類も必要となります。また、マネーパートナーズを空港で利用して外貨を受け取る際には手続きをする時間もかかるため、時間の余裕をもって窓口に行くと良いでしょう。このマネーパートナーズは成田空港や羽田空港だけでなく、中部、関西国際空港でも利用可能になっています。
急に現金が必要になったらクレジットカードのキャッシング機能を活用する
海外留学中にプリペイドカードの利用残高がつきてしまった、チャージをし忘れてしまったなんてこともあるでしょう。他にも、国内では起こらないようなことも海外・外国だと起こるものです。病気をして入院する際には高額のデポジットが求められるなんてことも。こうしたこともあり、国際旅行前には色々と準備をしておきたいところですが現地でどうしても資金が必要になったらクレジットカードのキャッシング機能を利用すると良いでしょう。クレジットカードのキャッシング機能もクレジットカード会社によっては海外のATMでも利用出来るものがあります。これにより急場しのぎができますが、クレジットカードのキャッシング機能で借りられる額はせいぜい50万円までです。このため、一時しのぎくらいにしかならないことは注意しておきましょう。他に、海外滞在が長引くとキャッシングの返済が出来なくてクレジットカードの利用停止措置が取られることも。海外にいると自宅に届く催促通知などにも気づけませんから、何かと不便なものです。もしもクレジットカードの利用停止措置が取られてしまうとクレジットカードをホテルのチェックインなどに利用することもできなくなり、一層困ることにもなります。信用情報機関のブラック率とにも登録手続きされるのも痛いところでしょう。これ以外にも、海外のATMの中には利用するのが危険なところもあります。スキミングの被害もけっこうありますから、クレジットカードのキャッシング機能はなるべく使わないに越したことはありません。もしも使う際にも利用額は最小限に押さえておくことで金利負担などもなるべく少なく出来ます。
海外への送金する際に押さえておきたいポイントについてのまとめ
・海外留学の際には送金についての心配をなくしておきたい
・送金方法は色々ある
・キャッシュパスポートを利用する方法もある
・銀行送金の際には手数料がいろいろかかる
・為替レートにも注意しておきたい
・いざというときにはクレジットカードのキャッシングも利用できる
・キャッシングサービスを利用する際には気を付けておきたいことも多い
・マネーパートナーズで外貨両替すれば節約しやすい
紹介したように送金する際には気を付けておきたい事が多いものです。送金もかなり時間が掛かることもありますから、時間の余裕をもって行っておきたいところでしょう。