ドコモで滞納すると強制解約?その危険性と対処法について

ドコモで滞納すると強制解約?その危険性と対処法について

料金を滞納する危険性を知っていますか?

「ドコモの利用料金の支払いを忘れていた」
請求書で支払っている方ならば多いでしょう。口座振替ならば残高不足で支払えなかったということも。
気付いてすぐ支払えば特に大きな問題にはならないにしても、支払いが滞ってしまい延滞の状態となるとそうはいきません。

 

回線が停止させられたり強制的に解約されるといったことも。電話やメールはもちろんLineなどの通信アプリが使えなくなることも考えられます。

 

さらにはdocomoとは関係のないクレジットカードの新規発行やローンの審査までが通らない恐れがあるのです。
未払いによってどのようなことが起こるのかをその対処法とともに説明していきます。

 

 

料金の滞納が続くと強制解約になります

うっかりしていて料金の支払いを忘れてしまうことは誰でもあります。支払期日は月末で、その約1週間後に郵送されてくる料金支払通知書で気付くことも多いでしょう。ここから先の流れですが、銀行口座からの振替を利用している場合15日が再振替の指定日となっています。この日に振替ができなかった場合には延滞利息や遅延損害金が発生しますし、5日後の20日ごろには利用停止予告の通知が送られてきます。利用停止予告には請求書と支払期限が記載されていていわば督促であり、期限内に払えば停止は免れますが、支払わなければ25日ごろにはサービスの利用停止となって回線が停止されてしまいます。翌月の15日ごろには契約解除予告兼契約解除通知といった内容の利用停止中の催告書が郵送されてきます。催告書が送られてきても放置していると20日ごろには最終通告書が送られてきて、月末には強制解約となってしまいます。つまり支払期日から25日を過ぎても延滞の状態であれば回線が停止して携帯が使えなくなり、強制解約は支払期日の2か月後ということになります。

 

 

強制解約で回線が停止すると使えなくなる機能を見てみよう

回線が停止した状態というのは常に圏外の状態と同じです。ですので電話の発着信はできませんしSMSも使えません。また回線を使用してのメールやLineの送受信、TwitterやインスタグラムなどのSNSも利用できなくなってしまいます。アプリの中にも通信が必要なものがあるので、回線が停止してしまうと使えなくなります。

 

回線は停止されたけどWi-Fiならば使えるの?

回線が停止された場合に使えない機能としてメールやLine、TwitterやインスタグラムなどのSNS、アプリを挙げましたが、Wi-Fiがあればこれらは利用ができることはご存知だと思います。では回線が停止されるとWi-Fiも使えなくなるのでしょうか。実はdocomoの回線とWi-Fiとは関係がありませんので利用ができます。家庭内であればWi-Fiを利用している方は多いでしょうし、今は外出先でもWi-Fiが利用できる場所が増えています。Wi-Fiを利用すればLine Out(Line電話)も利用できます。ただしふつうの電話による発着信やSMSの利用はWi-Fiでは利用できません。

 

 

こんなに怖い、料金を延滞するとこんなデメリットが

延滞した場合のデメリットとしてはまず延滞金があります。支払いが滞った料金に対して年利14.5%の金利が日割りで計算されて加算されます。また端末を分割払いで購入して残額がある場合には、年利6%の金利が日割りで計算されて加算されます。実はこれだけではなく、携帯電話会社が加盟している「電気通信事業者協会」では、各キャリアでの不払いの状況を解約後5年間は情報として残しています。また利用料金と一緒に端末代金を分割払いしている方が多いのですが、これはローンを組んで返済しているの同じなので、未払いがあり延滞となれば信用情報機関に履歴として記録され、いわゆるブラックリストに記載された状態となります。信用情報でブラックな状態になるとクレジットカードの新規申し込みや住宅や自動車のローンなどの審査で落とされることになります。延滞が続いている間はずっとブラックなままですし、延滞分をすべて支払って完済してもその情報は最低5年間は消えません。また延滞を続けていると借金の返済をしないときと同じように債務となります。最悪の場合にはその債権の返済を求めるため、裁判所から給料や財産などを差し押さえられることも。携帯料金の未納はリスクが大変大きいのです。

 

 

少しでも早く回線を復旧できる支払方法はこれだ

停止した回線を復旧させるには、未払いとなっている料金を支払う以外に方法はありません。では支払い方法によって復旧までにかかる時間の差はあるのでしょうか。回線を復旧するのは入金が確認されてからとなります。なので最も早い回線の復旧となるとドコモショップで支払う方法になります。最短で5分程度ですし支払った当日中には回線が復活します。コンビニや金融機関のATMや窓口で支払うほうが便利ですが、入金確認までに時間がかかります。当日中の復旧は難しいことが多く、支払い後丸1日ほどかかるケースもあるようです。ですのでドコモショップの営業時間中に窓口で支払うのがベストな方法だと言えます。

 

 

強制解約のあともう一度契約したいけど無理なの?

強制解約されたけど、もう一度docomoで契約したいが果たして可能なのでしょうか。これは延滞した料金を支払えば契約の申込は可能です。ただし保証金を預ける必要がある場合があります。またdocomoでは延滞があるからauやSoftBankなど他社で契約しようとしても、強制解約後5年間は各社でその情報を閲覧できるので契約は難しく、やはり延滞している料金を支払う必要があるのです。延滞した料金を支払ったので、docomoで再契約の時にスマホやガラケーの機種代金を分割で購入することは可能なのでしょうか。docomoではこのような場合には端末本体代を一括で支払わなければ契約はしないようです。

 

 

料金を支払えそうにないとき連絡すれば待ってくれるの?

冠婚葬祭が立て続けにあったり、ケガや病気で入院したために料金を支払えそうにないとします。このようなときにdocomoへ連絡すると支払いを待ってもらえたりはするのでしょうか。ドコモショップの店舗でお願いしたり、インフォメーションセンターに電話することで支払の相談をすることは可能なようです。きちんと事情を話して、どのような返済方法ならば可能なのかを相談すれば回線停止を待ってもらうこともできるようです。期限までに払えないからと言って振込用紙を放置したりせず、まずはdocomoへ連絡しましょう。

 

 

滞納によるドコモの強制解約のまとめ

docomoの料金を滞納した場合もちろんですが回線が停止され、さらに滞納が続けば強制解約となります。本体を分割で購入していた場合に滞納すれば、その情報がブラックリストに記録されてローンやクレジットカードの新規契約が難しくなります。延滞料金を支払えば強制解約後の再契約は可能となりますが、本体の一括支払いなど影響は残ることになります。携帯の料金を支払いは遅れないように、また支払いが難しいときはdocomoに相談するようにしましょう。