楽天カードの遅延損害金はいくら?【計算方法と対処法】

楽天カードの遅延損害金はいくら?【計算方法と対処法】

まずい!楽天カードの返済に間に合わなかった

楽天カードでも毎月の返済が1日でも遅れてしまえば遅延損害金が発生します。ショッピングの場合実質年率で14.6%キャシングの場合20.0%かかり返済が遅れれば遅れるほど金額が増えていきます。しかもそのまま放っておけば遅延損害金が増えるばかりか、いわゆるブラックリストと呼ばれる指定信用情報機関の個人情報に金融事故歴が記載されたり最悪は裁判所が介在し差し押さえになったりします。しかしどうしても引落口座への入金が間に合わないということもあるでしょう。ここでは楽天カードのリボ払い等の返済に間に合わなかった場合の対処法等を解説しています。

 

 

いくら払えばいい?楽天カードの遅延損害金って

クレジットカードの遅延損害金はショッピングとキャッシングで実質年率が異なります。楽天カードの場合ショッピングが14.6%キャッシングが20.0%です。では仮にショッピングでもキャッシングでも50万円の残高があったとし、その条件下で「1日」「10日」「30日」の遅れが発生したとしましょう。ショッピングの遅延損害金は「1日」遅れで200円「10日」遅れで2000円「30日」遅れで6000円となります。一方キャシングの遅延損害金は「1日」遅れで273円「10日」遅れで2730円「30日」遅れで8219円となります。

 

どうやって楽天カードの遅延損害金は計算されているの?

遅延損害金は法律上最大20.0%までと決められています。クレジットカードでもそれを遵守するようになっているため楽天カードではショッピングが14.6%キャッシングが20.0%となっています。また遅延損害金は損害賠償金に相当するお金であり契約を守れなかったことから課せられる罰金のようなものです。さらに利息が年率とはいえ日割り計算され一日遅れればそれだ金額が増えていきます。これらを踏まえ計算式で表すと「残高?遅延損害金の年率÷365?遅延日数」となります。もし楽天カードで残高不足になりそうであればこの計算式を使って事前に遅延損害金を把握しておきましょう。

 

 

楽天カードで返済をし続けないとどうなる?

楽天カードで返済をし続けないと種々のリスクやデメリットが発生します。まず返済が遅れると電話での督促があり一般的に携帯電話への連絡です。本人と話せるまで電話が掛かってきますが一日三回程度までが通常でしょう。それでも本人と話せなければ固定電話への連絡状況によって勤務先へも電話が入ります。次に強制解約や利用停止が考えられます。一度強制解約や利用停止がなされれば、余程の事情がない限り楽天カードを再度発行しようとしても審査に通ることはないでしょう。さらにカード残高の一括請求があります。請求金額の中には遅延損害金も含まれるため残高や遅れている日数によってはかなりの金額となるでしょう。また裁判所を介在した通知が届くこともあり支払督促や仮執行宣言付き支払督促が該当します。何の返答もしなければ最終的には差し押さえにまで至るようになります。これらのほか指定信用情報機関の個人情報に金融事故歴が記載されることです。いわゆるブラックリストであり長期延滞扱いとなれば、約5年間は消費者金融等で新たなカードローンを作ったり、他社のクレジットカードを新規発行することもできなくなるでしょう。以上楽天カードの遅延や滞納によって引き起こされるリスクやデメリットになります。ただし上記のことは段階を経て行われるため実際には交渉等の余地があります。

 

 

遅れた場合の再振替方法を知りたい

楽天カードでの再振替方法には4つのものがあります。1つ目が自動再振替で毎月の引落口座から再度振替を行ってくれるものです。対象銀行が決まっていてメガバンクと共に楽天銀行やゆうちょ銀行あるいは横浜銀行や千葉銀行等になります。再振替の実施は返済日翌日の1から4営業日目以内になるようです。2つ目に指定銀行口座への振り込みがあります。3つの対象口座があり利用者の一人一人で振込口座が異なるようです。確認方法としてはナビダイヤルで聞いたり会員ページである楽天e-NAVIを使ったり督促のハガキに記載されていたりします。振込手数料は当然利用者が負担するようになります。3つ目にコンビニ払いがあります。督促ハガキに付随しているバーコードをコンビニエンスストアのレジで読み取ってもらって支払いを済ませる方法です。言い換えれば督促状自体が振込用紙のようになっていて手数料が216円掛かるようになっています。最後に訪問集金がありますがめったに行われることはないようです。ただし利用規約に記載され手数料も取られるようになります。

 

 

楽天カードで遅延損害金が発生したら早めに対処すべき

楽天カードで遅延損害金が発生する場合できるだけ早めに対処すべきでしょう。遅延が続けば日増し計算の遅延損害金が増え続けしかも利用停止や強制解約、あるいは指定信用情報機関への事故歴記載などがあり最悪は差し押さえにまで至ります。また再振替には「自動振替」「指定銀行口座への振込」「コンビニ払い」「訪問集金」の4つの方法があります。

 

 

楽天カードの強制解約ってどういうの?

クレジットカードには発行会社の意思で強制解約を行うことがあります。楽天カードも同様であり理由は様々でしょう。たとえば不正な使用方法が該当し代表的なものではクレジットカードの現金化です。あるいは途上与信の際発行会社の基準に満たないと判断され強制解約されることもあります。もし強制解約された後、サポートセンター等へ理由を尋ねても機密扱いとなっているため決して話してもらえることはないでしょう。ただし強制解約で最も気になるのが指定信用情報機関への金融事故歴の記載ではないでしょうか?結論から言えば延滞をしていない限り事故歴は残らないようです。目安として過去2年以内の延滞であり強制解約までの2年間に延滞がなければ全く問題ないようです。しかし強制解約となって楽天カードに再度申し込みをしても新規発行されるかはわかりません。その時の状況次第というのが現実的でしょうが、他社発行のクレジットカードなら事故歴がない限り審査に通る可能性があるでしょう。