滞納した千葉銀行カードローンの解決策とは?
千葉銀行カードローンの支払いが遅れた。どうなるの?
千葉銀行カードローンの支払いが遅れてしまった場合、遅延や滞納した期間によってリスクが異なります。
リスクを抑えるためにはできるだけ迅速な対応が必要です。最悪のケースではブラックリストに登録されたり強制執行もあり得ます。
ここでは、千葉銀行カードローンを滞納してしまった場合の対処法などを徹底解説していきます。
千葉銀行カードローンの返済が遅れた時、どう対応すべき?
ちばぎんカードローンに関わらず支払いが遅れた場合、まずはサポートセンター等へ電話し相談すべきでしょう。遅れた理由の説明や、いつまでに支払えるのかをきちんと伝え、振込方法等もしっかり聞くようにします。千葉銀行カードローンにおいては千葉銀行の電話連絡先等がホームページに掲載されています。またカードの裏面にも連絡先等が印字されています。しかし返済の遅れはできるだけ早く連絡することが大切です。遅れがわかっているのであれば問題を放置せず事前連絡するのが適切かもしれません。
返済が遅れた!千葉銀行カードローンでも考えられるリスクとは?
千葉銀行カードローンでも返済が遅れてしまえば様々なリスクが考えられます。まず遅延損害金を挙げることができます。日割りで計算されるため返済が一日遅れただけでも発生するお金であり損害賠償金に相当します。次に督促状による催促があります。当初は電話のみの督促であったのが郵便物となります。督促状の中身も振り込みのお願い文のようであったのが、返済が遅れれば遅れるほど文面も変わり最終的には催告のような内容となります。さらにカード利用停止あるいは強制解約があります。どちらも千葉銀行カードローンばかりでなく他の銀行系あるいは消費者金融のローンやクレジットカード等にも影響が及び、カード全般が使用できなくなる可能性もあります。そうして最悪とも言えるのがブラックリスト入りでしょう。これは冊子のようなものではなく指定信用機関の金融事故歴を意味します。長期延滞となれば約5年間は記録が残り、その間は新たな借金をしたりクレジットカードの新規発行したりすることができなくなるでしょう。
遅延と延滞あるいは滞納って、どう違うの?
千葉銀行カードローンに関わらず借金やクレジットカードの返済遅れには「遅延」「延滞」「滞納」の言葉が使われます。一体それらにはどういう違いがあるのでしょうか?まず返済遅れには短期間と長期間があり、短期間は数日から1ヶ月程度長期間は2ヶ月から3ヶ月以上と考えられています。短期間の場合は遅延が使われてますが長期の場合は延滞と滞納の両方が使われます。ただし滞納は延滞よりもさらに長期の場合に使われる傾向があります。たとえば債権回収会社から送られてくる督促状には一般的に滞納が使われているでしょう。これは債権回収会社の集めた債権がかなり前に契約されたものが主流となっているからでしょう。なお千葉銀行カードローンのような借金返済の遅れが延滞と見なされれば指定信用情報機関の個人情報に金融事故歴が記載されます。また税金のような公的関連の返済遅れには滞納が使われる傾向にあります。
遅延損害金はいつから発生するの?
千葉銀行カードローンにおいても返済が遅れれば遅延損害金が発生します。日割り計算されるため毎月の返済日に1日でも遅れが出れば遅延損害金を支払うようになります。では一体どれくらいのお金になるのでしょうか?まず千葉銀行カードローンの遅延損害金利率は年19.8%です。遅延損害金の計算式は「残高✕19.8÷365✕遅れた日数」です。仮に50万円の残高で1日返済が遅れたとすれば271円の遅延損害金となります。たった数百円かと思う人もいるかもしれませんが先述したように日割り計算され一日遅れる度に加算されます。もし先の残高50万円のケースで毎月の返済額を1万円とし90日返済が遅れているとしましょう。1万円の支払いも3ヶ月遅れているとすれば遅延損害金が加算されると合計38130円の返済額となります。
引き落とし日に間に合わなかった場合どうやって支払うの?
千葉銀行カードローンで引き落とし日に残高不足となった場合郵便物が送られてきます。再引き落とし日の案内であり遅延損害金も含めた支払額が記載されています。傾向として引き落とし日から1週間程度で郵便物が届きます。このため再引き落とし日に間に合うように返済金額を入金しておくべきです。しかし再引き落としが確認できない限りカードは再利用できません。また1日程度であれば返済金額を入金しておけば夜間に再び引き落としされるようです。ただし遅れが分かっているのであれば、なるべく早く千葉銀行カードローンの問い合わせ先等へ連絡すべきでしょう。
残高不足にならないための対応方法を知っておこう
千葉銀行カードローンで残高不足にならためにはいくつかの方法があります。まず引落し口座を給与口座にすることです。給料が毎月入るので余程のことがない限り残高不足で引落しできないというケースにはならないでしょう。また引落しのお知らせメールなどをネットの会員ページ等で設定しておくことです。自動配信されるため必ず目にすることができるでしょう。スマートフォンをよく見るのであればスマートフォンでも使えるメールを設定しておくべきかもしれません。さらに無利息のカードローンを使い残高不足を解消する方法もあります。新規入会で無利息のものもあれば借りる度に1週間無利息になるものもあります。一時的な解消法ですが残高不足となって遅延損害金や延滞等になるよりは賢い方法かもしれません。ただしカードローンを新たに組むとなればそれだけ借金も増えます。その点を重々忘れないようにすることでも大切です。
まとめで見る千葉銀行カードローンの滞納
千葉銀行カードローンを滞納すれば、担当部署等から電話督促があり放っておけば督促状の送付等があります。放置しておけば指定信用情報機関に金融事故歴が記載されいわゆるブラックリスト入りになります。あるいは最悪のケースとして、支払督促から仮執行宣言付きの支払督促となり最終的に強制執行となります。そうならないためにも返済口座を給与口座にしたり、あるいは無利息のカードローンを使ったりして一時的に凌いだりすることが妥当な対処方法でしょう。しかし仮にどうしても遅れるようなことがあれば、できるだけ早くサポートセンター等に連絡し再引き落とし日の確認等を行うべきかもしれません。
千葉銀行のクレジットカードは何時頃引落しがあるの?
千葉銀行ではカードローンばかりでなくクレジットカードの発行もしています。各種ポイントなどの特典もありJCBとDCブランドのどちらかを選べるようになっています。ではショッピング等利用した代金の引落しは何時頃になるのでしょうか?まずクレジットカードには締め日があり1ヶ月の支払金額が決まります。千葉銀行のクレジットカードの場合毎月15日が締め日で支払日は翌月10日になります。もし10日が土日祝日であれば土日祝日が明けた最初の営業日になります。仮に10日が土曜日で月曜日が祝日であれば13日に引き落としされるようになります。また引き落とし時間に関しては指定した金融機関によってマチマチです。しかし一般的には次の3つのケースがあります。1つ目が深夜から午前に引落しされるものです。2つ目が午前0時になった時点で引落しがなされるものです。最後に数時間毎に引落しが実施されるもので、最初に引落しができなければその2時間後に再引き落としがなされる等です。ちなみに千葉銀行ではJCBブランド付きのデビットカードも発行しています。
ブラックリストに入ったら何時になったら記録が消える?
まずブラックリストとは、指定信用情報機関の個人情報に金融事故歴のことです。指定信用情報機関は「JICC(株式会社日本信用情報機構」「CIC(株式会社シー・アイ・シー)」「KSC(全国銀行個人信用情報センター)」の3つで、それぞれの期間でブラックリストの掲載期間が異なっています。まずJICCでは「長期延滞1年」「任意整理5年」「自己破産5年」「強制解約5年」と言われています。次にCICは「長期延滞5年」「任意整理5年」「自己破産7年」となっています。最後にKSCでは「長期延滞5年」「代位弁済5年」「任意整理5年」「自己破産10年」と考えられます。少なくともここに出ている期間内には新たなローンを組んだりクレジットカードの新規発行等ができないでしょう。ただし全ての消費者金融や信販会社等が3つの指定信用情報機関に加盟している訳ではありません。たとえばKSCのブラックリスト期間が一番長いため、JICCとCICにしか加盟していない金融機関を狙って新たなローンを申し込み審査通過を試みる方法もあります。そうは言っても金融機関は社内で独自のブラックリストを持っていると言われています。指定信用情報機関のブラックリストから記録が消えても迷惑を掛けた金融機関とは二度と取引できない可能性もあるようです。
千葉銀行カードローンで本当に返済が困ってしまった場合
千葉銀行カードローンで本当に返済が困ってしまった場合いくつかの対処方法が考えられます。まず家族などに肩代わりしてもらう方法です。一括返済するのか一時的な支払いするのか話し合い等によって決めるべきでしょう。また他社のおまとめローンを利用する方法があります。千葉銀行カードローンに関わらず各種金融機関では大口融資の商品を販売しています。より負担を減らすためには金利が低い商品を選択すべきでしょう。ただしおまとめローンというからには審査通過しなければ借入することができません。時期によっては返済日に間に合わない可能性があり、審査に通ったとしても希望限度額に達する保証はありません。新たに借金が増える可能性があることも十分認識しておくべきでしょう。上記以外であれば債務整理が適切かもしれません。債務整理とは法的な借金整理であり弁護士などの法律専門家に依頼し手続きなどを行うことができます。4つの方法があり「自己破産」「個人再生」「任意整理」「過払い金請求」になります。自己破産は裁判所に免責許可をもらうことで支払義務がなくなります。個人再生は住宅ローン以外の借金を整理するもので約3年で返済するように再計算します。任意整理は約3年から5年掛けて完済できるように個人再生と同様に借金の再計算を行います。過払い金請求も借金を再計算することになりますがお金が戻ってくることもあります。しかし債務整理を行えば指定信用情報機関に金融事故歴が記載されます。ブラックリスト入りとなり約5年から10年は新たなキャッシングやローンを組んだりクレジットカードの新規発行などができなくなります。ただし過払い金請求の場合完済した借金であればブラックリスト入りとはなりません。