キャッシュパスポートの手数料は高い?利用にかかる料金まとめ

キャッシュパスポートの手数料は高い?利用にかかる料金まとめ

キャッシュパスポートの手数料について徹底的に解説!

トラベルやビジネス目的で海外渡航する場合には、クレジットカードやデビットカードを利用する方も多いと思います。
こうしたサービスを利用する他に、キャッシュパスポートを利用するという選択肢もあります。

 

キャッシュパスポートとは旅行先で現地通貨を引き出せるサービスであり、利用には事前の申込が必要です。
年会費は特にかかりませんが、引き出しをする際などにけっこう手数料がかかってくることは気を付けておきたいところです。

 

この記事ではキャッシュパスポートの気になる手数料について解説していきますから、キャッシュパスポート利用時に不安・悩み・心配があるという場合は読んでみてください。

 

 

キャッシュパスポートの手数料についてマスターしておこう!手数料は高い?それとも安い?

キャッシュパスポートを利用する際には手数料がいくらかかかってきます。まず、現地通貨でお金を降ろす際には5.5%の手数料がかかります。公式サイトには為替レート4%と記載がありますが、これは日本円建てカードの場合です。他にも、キャッシュパスポート利用時にはATM引き出し手数料もかかります。これは利用する国によっても変わり、日本であれば200円、香港であれば14香港ドル、アメリカであれば2ドル、英国であれば1.5英ポンドです。このキャッシュパスポートのATM手数料だけでなく、利用するATMの手数料もかかります。ATM手数料は加盟銀行によってもかなり変わりますが、外国のATMはかなり高いところもあるので気を付けておきましょう。他に、入金・再入金手数料は初回入金・再入金金額の1%です。銀行振込による再入金手数料も同じ額ですが、振込手数料は利用者負担になります。スペアカード発行手数料自体は初回は無料ですが、新たに発行する場合には手数料もかかってきます。ショッピング手数料自体は無料となっています。カード精算手数料は500円プラス消費税です。このように何かと手数料がかかるのがキャッシュパスポートですから、利用する際には手数料を下げる工夫をしておきましょう。例えば、何回も引き出しをするのではなく、一度に多額を出金することでATM手数料などを最小にできます。ちなみに上記で紹介した手数料は変わる可能性があります。実際、過去に何度かキャッシュパスポートの手数料は改定・変更されていますから、外貨を利用したい際には気を付けておきましょう。

 

退会時の精算について~どのくらい手数料がかかる?

利用を停止したい・退会したいといった際にはどのくらい手数料がかかるのでしょうか。これは紹介したように基本的に500円プラス消費税です。銀行振込を希望する場合には振込手数料も標準でかかります。

 

キャッシュパスポートの維持費ってどのくらい?

また、キャッシュパスポートは1年に一度利用しないと管理手数料がかかってしまうのも難点かもしれません。言ってみれば1年に1回海外旅行をしないと余計な維持費がかかってきます。この管理手数料は月に150円かかりますが、もしも長期間利用する予定がないならば解約してしまうと良いでしょう。もしも残高が150円に満たない場合にはこの管理手数料が請求されるということもありません。そのため、空港でおみやげなどを購入して残高を減らして残高がほぼない状態にすれば管理手数料もかからなくなります。

 

 

違いを比較!キャッシュパスポートとデビットカードについて検証してみました

キャッシュパスポートとデビットカードは似ているようで全く異なるサービスです。どちらも事前に口座に資金の入金が必要となりますが、キャッシュパスポートはデビットカードよりもより手数料がかかりやすいのが特徴です。他に、キャッシュパスポートに類似したサービスは少なく、余り商品が選べないところも特徴でしょう。デビットカードであれば国内の多様な銀行のデビットカードサービスが利用できます。他に、キャッシュパスポートは管理画面が見難いのが欠点です。キャッシュパスポートのインターネットサイトは操作しづらく、ストレスを感じてしまう人もいるでしょう。この点、デビットカードであれば色々な会社から選べます。 また、キャッシュパスポートではカードを紛失してもスペアカードを用いることで継続して利用することができます。これはキャッシュパスポートの大きな強みでしょう。しかし、スペアカードもなくすと新たにスペアカードを発行してもらうまでに利用は出来なくなります。デビットカードやクレジットカードだとカードをなくすと利用措置が取られるために海外では使えなくなるので、キャッシュパスポートはより海外旅行向きと行っても良いかもしれません。クレジットカードやデビットカードと違って両替時のレートが決まるタイミングも異なります。クレジットカードやデビットカードは利用時のレートで決済されますが、キャッシュパスポートは入金した時の計算レートが適用されるのです。このため、円安の時にキャッシュパスポートに入金すればよりオトクに利用できます。これはキャッシュパスポートならではの利点でしょう。更に細かいところでいえばカードの質感もかなり違いますし、海外で買物する際のの信用度も異なってきます。このようにキャッシュパスポートとデビットカードは相違点が多いですから、どちらを利用するかしっかり検討しておきましょう。もちろん、両方持って行くということも活用法としてはあります。

 

 

キャッシュパスポートとクレジットカードとトラベレックスの手数料を比較

海外でお金を引き出せるサービスにはキャッシュパスポートの他にもクレジットカードやトラベラックスなどがあります。それぞれで特徴も異なりますが、手数料もかなり差があります。まず外貨両替レートについてですが、キャッシュパスポート、クレジットカード、トラベラックスではそれぞれ独自の外貨両替レートを利用しています。外貨両替レートもサイト上で公開してありますから、契約する前にどれくらいオトクに両替できるのかもチェックできます。特にサービスによっては「ニュージーランドドルの両替がお得にできる」「米ドルの両替がお得に出来る」といったような違いもあります。この3つのサービスの中でも特にキャッシュパスポートは口座に入金した際の外貨両替レートが適用されるのも特徴になっています。このため、海外滞在時に為替レートが大きく変動した際にも対応しやすくなっているのです。この外貨両替レート以外にも基本的な手数料もかかります。やはり基本的な手数料という点ではキャッシュパスポートは一番高いものです。クレジットカードであれば手数料がかかるとしてもATM手数料や年会費程度です。このため、手数料当店ではキャッシュパスポートは余りおすすめできないことは確かです。とはいえ、キャッシュパスポートならではのスペアカードや優待特典などがありますから、手数料が高いキャッシュパスポートも使い方次第ではかなりオトクです。

 

 

キャッシュパスポートで扱っている通貨の種類

キャッシュパスポートでは色々な通貨で決済が可能です。基本的に日本円、米ドル、ユーロ、豪ドル、カナダドル、NZドルの7通貨を扱っていますが、それ以外の通貨であってもカード内で為替両替が行われることにより利用が可能となります。このように実に豊富な通貨を扱っていますから留学やトラベルの際には打って付けです。

 

キャッシュパスポートの通貨移動について

キャッシュパスポートでは通貨移動もできます。通貨移動をすることでカード残高を他の通貨へ移動させることができます。例えば、日本円からカナダドルへ通貨移動したり、米ドルからカナダドルに移動することもできます。この通貨移動はマイアカウントから行いますが、マイアカウントを最初に利用する際には踏力が必要になってきます。その操作手順ですが、まず「カード内の通貨の移動」を選択します。その後、移動通貨を選択し、移動先の通貨を選んで操作すればOKです。この通貨移動をする際には手数料がかかる他、通貨移動後は取引をキャンセルすることもできません。

 

キャッシュパスポートは利用限度額がある?

出張や英会話勉強などNZや中国に渡航する際にキャッシュパスポートを新規に発行しておけば役立ちます。しかし、キャッシュパスポートには下記のように限度額も設定されており、無制限に利用するということはできません。まず、一回あたりの入金限度額は100万円までとなっています。12ヶ月の入金限度額は500万円です。残高限度額は200万円となっており、これ以上入金はできません。ちなみにこれは外貨相当額です。他に、ATM引き出し限度額もあり、24時間以内に15万円しか引き出しできません。ショッピングであれば一日に利用できるのは85万円までです。このような利用限度額について事前に知っておかないと現地で引き出しできないなんて事にもなりますから気をつけましょう。こうした利用額などについてもキャッシュパスポートのマイアカウントページから日本語で操作・ビューできます。

 

 

キャッシュパスポートのチャージは本人ではなく家族もできる!

キャッシュパスポートはチャージすることで利用額を増やせます。このチャージ自体は本人だけでなく家族も可能です。家族がキャッシュパスポートに入金する際には委任状が必要になることもあります。このように本人ではなく家族がチャージできるキャッシュパスポートの利便性は高いものです。例えば、本人が海外渡航中にキャッシュパスポートの残高がなくなってしまったとしましょう。この際に日本の家族に入金してもらえば再びキャッシュパスポートが使えるようになります。また、海外のATMも安心して利用できない物も多いですから、日本国内から入金してもらえばより安全にチャージが可能です。日本国内から入金すれば手数料がより安くなるといったことも。このように家族がチャージできるメリットは大変多いですから、もしも渡航先で買い物に使うお金がなくなったらチャージしてもらうのも良いでしょう。

 

 

キャッシュパスポートの手数料に関する重要ポイント

・キャッシュパスポートは外国でお金の引き出しができるサービス
・キャッシュパスポートはデビットカードと似ているようで異なる
・キャッシュパスポート利用時には色々と手数料がかかってくる
・利用しないと管理手数料がかかることも
・利用明細はネット上から確認可能
・家族が入金する際には委任状などの証明書が必要
・家族が入金することによりより安全に利用出来る
・キャッシュパスポートはクレジットカードやトラベラックスと比べても手数料が高い
キャッシュパスポートは手数料が高いですが利用の仕方によってはオトクなものです。万一の時に備えて作っておくのも良いでしょう。