キャッシュパスポートはマネパカードと何が違う?その特徴やメリットについて

キャッシュパスポートはマネパカードと何が違う?その特徴やメリットについて

キャッシュパスポートとマネパカードとは?両者を徹底比較してみました

海外旅行や海外留学の際に現地でお金が必要になった際に使えるサービスには色々なものがあります。
例えば、手持ちのクレジットカードを利用して出金するのも良いでしょう。プリペイドカードを利用するという手もあります。

 

特にこうした海外旅行や留学の際に便利なサービスがキャッシュパスポートやマネパカードです。
どちらも一種の海外専用プリペイドカードですが、通常のプリペイドカードと違って色々な特徴があります。
現地通貨への両替ももちろん可能ですが、為替手数料などがかかるのは注意点です。

 

この記事ではこうしたキャッシュパスポートやマネパカードについて解説していきますから、これから旅行や留学予定の人は参考にしてみて下さい。

 

 

会費・年会費・手数料などについてキャッシュパスポートとマネパカードを比較

ここでは両者の会費や手数料などについて比較しましょう。まず会費ですが、キャッシュパスポートは年会費に応じたものはありません。しかし、口座に500円以上の預金があり、利用を1年以上していない場合には管理手数料として150円かかりますから注意しておきましょう。一方、マネパカードであれば基本的に年会費もかかりません。このため、マネパカードの方が維持しやすいでしょう。海外ATMのりよう手数料ですが、これはキャッシュパスポートだと2ドルかかります。これはマネパカードも同じです。海外ショッピング時にはキャッシュパスポートの場合には4%手数料が発生しますが、マネパカードであれば0.8%とかなり安めなのが特徴でしょう。このように維持費や手数料の点でも両者はかなり異なりますから、しっかりと検討しておきたいところです。

 

入会時の年齢制限は?キャッシュパスポートとマネパカードのポイント

入会時の制限は基本的にどちらもありません。クレジットカードのように入会時の審査もなく基本的に誰でも便利に利用することができます。無収入であってももちろん問題ありません。しかし、実際に申し込む際にはパスポートや住民票の写し、外国人登録証明書などの証明書が必要になります。コレに加えて、マイナンバーカードのコピーも必要です。マネパカードだと申し込んでから自宅に送られてくるまで1週間程度もかかりますから、事前に申し込んでおく事が必要です。申込自体はインターネットのウェブサイトから簡単にどちらも行えます。

 

 

対応通貨についても比較してみよう

マスターカードキャッシュパスポートにしてもマネパカードにしても口コミ・評判が良いサービスですが、両者では対応通貨も異なります。まず、キャッシュパスポートですが、ドル、カナダドル、豪ドルなどの7通貨に対応しています。一方、マネパカードだと米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円の6通貨に対応しています。このように両者で対応通貨が異なりますから、世界旅行をするという際にはどちらも持っておくのも便利でしょう。

 

 

盗難・紛失時の対応について

国内旅行・海外旅行時に困るのがクレジットカードなどを盗難された場合です。こうした際の対応は金融機関によっても異なりますが、こうした盗難や紛失などの天でもキャッシュパスポートやマネパカードは優れています。キャッシュパスポートであればスペアカードがありますから、もしもメインのカードをなくしてもスペアカードを利用して引き続きカードを利用して現金を引き出すことができます。しかし、このスペアカードもなくしてしまうとのが特徴です。一方、マネパカードはスペアカードはないものの、24時間対応しているサービスセンターがあります。こちらで丁寧なサポートが受けられますし、24時間やっているということも合って海外旅行時に便利です。更にマネパカードだとATMで5回以上暗証番号を入力ミスするとセキュリティロックがかかります。これによって盗難された際に本人以外に不正使用されることが防げるのです。しかし、もしもマネパカードの暗証番号を忘れてしまった場合には暗証番号の再発行が必要となりますから気をつけましょう。

 

 

入金手段についても比較しよう

キャッシュパスポートのにしてもマネパカードにしてもATMや銀行などから簡単に振り込みができます。マネパカードの場合、振込限度額は100万円までとなっていますが、手数料はキャッシュパスポートよりも安めです。ちなみにマネパカードだとFX口座からの外貨入金も可能となっています。

 

代理入金は両サービスで可能?

海外旅行時にキャッシュパスポートやマネパカードに入金しておいた口座残高がゼロになってしまうこともあるでしょう。こうした際に日本の家族などに口座に振り込んでもらえば急場しのぎでができます。こうした代理入金があれば海外送金をする際にも利用できます。そんな代理入金ですが、キャッシュパスポートは代理入金に対応しています。代理入金をする際には委任状が必要となりますが、基本的に手続自体は簡単です。一方、マネパカードは代理入金ができません。これはマネパカードの難点かもしれません。

 

 

両替レートも会社ごとに違ってくる

海外旅行する際には特にこの両替レートをしっかり比較しておきたいところです。両替レートはキャッシュパスポートもマネパカードも公式サイトに両替レートが記載されています。どちらかというとキャッシュパスポートの方が安いですが、両替する為替によってもお得度が変わります。また、キャッシュパスポートの場合には入金をした際の為替レートが適用されます。このため、海外旅行した際に為替レートが大きく変動したとしても余り影響がありません。これはキャッシュパスポートの大きな利点かもしれません。

 

 

キャッシュバックやポイントについて

利用時にキャッシュバックやポイント還元がされることがあります。例えば、マネパカードを国内のショッピングなどに使った際にはキャッシュバック還元率1.5%でりようできます。特に現在であれば新規入会キャンペーンで発行月から翌月末まで一律2%の還元率で利用することができます。他に、FX口座開設を合わせて行った際には還元率もそれだけ高くなります。しかし、海外ショッピングの際にマネパカードを使った際にはこうしたキャッシュバックはありません。飽くまでマネパカードのキャッシュバックは国内ショッピングが対象です。

 

 

キャッシュパスポートとマネパカード~それぞれのメリットデメリット

・キャッシュパスポートとマネパカードはレビューも良く魅力的なカード
・キャッシュパスポートはNZドルなど7通貨に対応している
・オンラインで申込も可能・手数料は両者で異なる
・無審査でカードを作れるのが特徴
キャッシュパスポートとマネパカードはそれぞれ特徴も異なります。どちらが向いているかも人によって変わってきますが、海外でカードをなくした際のトラブルが心配ならば対応が手厚いマネパカードを選んでみるとよいかもしれません。マネパカードは手数料という点でもオトクなだけでなく、キャッシュバックも利用できます。一方、キャッシュパスポートはより対応通貨が多いですし、代理入金にも対応しています。このため、より多様な状況に対応しているのがキャッシュパスポートです。このように両者はかなり違いますから、どちらも作っておくというのも長期海外旅行などの際にはおすすめです。

 

 

キャッシュパスポートを解約したい場合には

渡航先から帰ってきた・海外出張が終わったという理由でキャッシュパスポートを利用しなくなることもあるでしょう。キャッシュパスポートは管理手数料がかかることから、使わないのであれば解約してしまった方が良いでしょう。もしもキャッシュパスポートを解約・精算したい場合にはネットの専用窓口ページから申し込むことになります。精算時には銀行振込手数料がかかりますが、基本的に対応は迅速で便利です。

 

 

マネパカードが行っている特典キャンペーンについて

マネパカードを利用する際にはキャンペーンを利用するのも良いでしょう。まず、新規入会キャンペーンとして国内でショッピングした際の適用キャッシュバック還元率が高くなるキャンペーンを行っています。他にも、FX口座開設をすれば最大100%まで還元率が上がる「ぢゃりんぢゃりんキャンペーン」もあります。このように色々なキャンペーンがありますから、オトクに利用するためにもキャンペーンの利用も検討してみましょう。