カードローンを使いすぎて多重債務状態になってしまった!その解決法とは?

カードローンを使いすぎて多重債務状態になってしまった!その解決法とは?

カードローンの使い方を誤って多重債務状態になり借金返済が不可能になったらどうする?

新生銀行、みずほ銀行、東京三菱UFJ銀行、楽天銀行、イオンやプロミスといった地方銀行や消費者金融から借りれるカードローンやキャッシング・クレジットカードサービスは大変便利なものです。商品によってはアルバイト・パート・主婦であっても借りれることもあります。とはいえ、色々なところで利用できることからついつい使いすぎてしまうこともあるでしょう。最悪の場合、カードローンを新たに作って借金返済に当てるなんて事にもなります。こうなると多重債務になるまで時間はかかりません。多重債務者になると精神的にも辛いですし、したいことも出来なくなります。また、身内に多重債務状態であることがバレると信用を失ってしまうこともあるでしょう。こういった状況に追い込まれた際にはどうしたらよいのか途方にくれてしまう人もいますが、多重債務状態も解決する方法がいくつかあります。例えば任意整理や個人再生をすることです。最終的な方法としては自己破産をして融資額をチャラにすることも無理ではないですが、この記事ではこうした多重債務者ならば知っておきたいポイントについて解説していきましょう。

 

 

多重債務者の定義について~何社以上から借りると多重債務になる?借入件数は?

まずは多重債務について詳しくなっておきましょう。まず、多重債務とは数社以上から返済不可能な借金を借りている状態のことを指します。多重債務の目安ですが、借入件数が4件以上にもなると多重債務と考えて良いでしょう。また、借金額もポイントで、借金額が500万円を超えると多重債務とみなされる事が多いようです。とはいえ、多重債務かどうかは個人の認識によっても変わるものでもあります。

 

 

複数のカードローン・キャッシング業者から借り入れをしていても新たに消費者金融で融資をしてもらうことは可能なのか?

多重債務になってしまった場合に更にカードローンなどを作って借金返済をしようと検討する人もいます。こうしたことをすると更に自体が悪化するだけですが、例え複数のカードローンから借金していても新たに貸金業者や金融会社と貸金契約を締結することは不可能ではありません。例えば、契約者の収入がかなりあれば幾つかの金融業者から借りていてもまだまだお金を借りれる余地があります。しかし、借りる毎に融資額は抑制されていくでしょうし、審査も次第に制限がかかってくるようになります。最終的には新たにお金を借りれなくなることが目に見えていますから、問題を更に悪化させて自己破産などのリスクを上げないようにしましょう。実際、早く弁護士事務所に相談しておけば任意整理などの軽い債務整理で問題が解決できたのにも関わらず、新たに借金を重ねて最終的に自己破産をしなければいけなくなったという事例は結構あるのです。このため、「お金が返せないかも」と思ったら多重債務者予備軍ですから、すぐにでも弁護士事務所に連絡しておきたいところでしょう。

 

多重債務者の場合にはカードローンやクレジットカードなどの審査に受からなくなるのか?

多重債務者になるとカードローンの審査には格段に受かりにくくなります。カードローン会社によっては規約で多重債務者は利用不可と定めているところもあります。最終的には何度試しても一次審査にも受からなくなってしまうのです。そもそも多重債務者だと新たに借り入れできなくなるのはどうしてだと思いますか。これは色々な理由がありますが、端的に言えば「返済能力がないとみなされる」ためです。申込時に他のカードローン会社などからも借りていればそれだけ返済能力が落ちますが、多重債務者ともなると融資不可能な段階にまで借入能力が落ちていることもあります。このため、多重債務じょうたいだと カードローンの審査には受からなくなるのです。ちなみに、住宅ローンや自動車ローンなどを幾つか抱えていても、基本的には多重債務者とみなされることはありません。これは住宅ローンや自動車ローンなどは長期的に返済していくものであり、金利も少ないため、短期的な借入能力には対して影響がないとされているためでもあります。しかし、カードローンやクレジットカードなどを利用した結果、多重債務状態になってしまうと話は別です。また、多重債務者は延滞や返済遅延をしていることも多くなっています。こうした情報が信用情報機関に掲載されることも多くなり、それだけ新たに貸付してもらったりカードローンなどを作るのも難しくなるというわけです。逆に多重債務状態の人に貸す相手というのは闇金などの危ない怪しい業者がほとんどです。こうしたところは法律を無視して高金利でお金をかしてくるなんてこともあります。多重債務だとこうした闇金に手を出す人も多いですが、闇金に関わるとろくなことがありません。なるべく闇金を利用しないといけなくなる前に弁護士に相談しておくようにしておきましょう。

 

 

多重債務をなんとかしたいならばおまとめローンを利用しておくのがコツ

多重債務になってしまったらおまとめローンを利用するのがおすすめです。おまとめローンは多重債務者のためにあるサービスと言っても良いですが、貸金業法でもおまとめローンについては記載差rています。おまとめローンをすれば債務整理をしないでも済むことがありますが、おまとめローンをするにも審査があります。そんなおまとめローンのポイントについて紹介しましょう。

 

「おまとめローン」の仕組みについて

おまとめローンは銀行などが実施していますが、おまとめローンを利用するにはまず安定した収入がないといけません。他にも担保や銀行口座などの審査基準が色々ありますが、そのために審査も長引く事が多いのも特徴でしょう。その仕組ですが、これは至って単純です。まず、おまとめローンの審査に受かると銀行が代わりに現在借金をしている金融機関に返済をしてくれます。その後、月々の支払いは返済をしてくれた銀行にしていくこととなります。これにより借金返済先も一本化出来、借金返済の面倒がなくなるのが特徴です。また、後述するように金利の点でも優遇されます。

 

おまとめローンに一本化すれば金利も下がる

おまとめローンを利用する最大の目的はこれでしょう。おまとめローンは通常よりも金利が低い事が多く、よりお得な金利で借金返済をしていけます。それだけ借金返済の負担も軽減されるというわけです。

 

「おまとめローン」を利用する際に検討しておきたいおすすめ銀行

おまとめローンを実施しているところは幾つもあります。例えば、銀行系でおすすめなのがりそな銀行のおまとめローンです。こちらは審査も早いですし、500万円以下の借入ならば証明書なども少なくて済みます。他に、大手消費者金融であるオリックス銀行のおまとめローンもおすすめ。こちらは手軽に利用出来るだけでなく、借入先がかなり多くても対応してもらえるのも嬉しいところ。ネット銀行であるじぶん銀行のおまとめローンも知ってもらいたサービスです。こちらはお得な金利で計画的に返済して行きやすいのがポイントです。かかる費用もほとんどありません。

 

 

おまとめローンが難しい場合には債務整理も対策法として考えておこう!

場合によってはおまとめローンが利用できなかったり、審査に受からないことがあります。こうした場合には債務整理などを検討するようにしましょう。債務整理にも実に色々なものがありますが、まず最も簡単にできるのが任意整理です。任意整理は弁護士の仲介のもとに債権者と返済条件などについて交渉していくものであり、費用もそこまでかかりません。交渉の結果、借金総額を減額してもらったり、金利を減らしてもらうなどの柔軟な対応が期待できます。しかし、債権者によっては交渉に全く応じてこないことも。この場合には個人再生や自己破産をする他ありません。個人再生とは裁判所の仲介で借金額を大幅に減額してもらって3年を基準として借金返済をしていくものです。この債務整理方法は収入源がないと利用できませんが、自己破産のように家を失うこともありません。財産も処分せずに済みますが、裁判所や弁護士に支払う費用が数十万円単位で発生することは気をつけておきましょう。この個人再生であれば任意整理では交渉に応じてこなかった相手であっても交渉してくれることがありますが、債務整理が終わるまでには時間もかかりますし、個人再生が認められるには個人再生委員のテストを受けないといけないことも。もしもこの個人再生に失敗してしまった場合には自己破産をするほかなくなることも注意しておきましょう。自己破産についてですが、自己破産は借金を帳消しにしてもらうことができる債務整理方法です。これは債務額が幾らであっても問題ありません。そのため、最終手段として自己破産は重宝されるものでもあります。しかし、自己破産をすると住宅やクルマなどの一定額以上の財産はすべて没収されることとなります。自己破産中は引っ越しなどが抑制されるのも辛いところでしょう。また、官報にも名前が載りますし、自己破産をしたことが知り合いに知られることもあります。とはいえ、やはり借金を全く返さないで済むようになる自己破産はメリットの多いものです。ちなみに過払い金がある場合には過払い金請求を選択するのがおすすめです。過払い金請求をすればそれまでに支払った余分な額を返してもらうことも可能となります。多重債務者であれば過払い金請求が出来ることも多いですから、まずは弁護士に相談してみましょう。ちなみに、弁護士に相談するだけでなく司法書士などにも相談できます。このように相談できる事務所は多いですが、相談する際にはなるべく債務整理に特化した事務所を選んでおくべきです。

 

 

カードローン多重債務状態になってしまったら?~保存版~

・カードローンは便利だか多重債務状態になってしまうことも
・多重債務状態は借入件数が4件以上を指す
・多重債務になると借入を新たにするのも困難
・多重債務になったらおまとめローンを利用しておこう
・おまとめローンを利用すれば有利に返済できる
・借金も一本化できる
カードローンで困ったらおまとめローンを利用すると良いでしょう。そもそも返済に困らないように計画的に借り入れしていくことも大事です。

 

 

カードローンの借り換えをすることも可能

現在契約しているカードローンを解約して他のカードローン会社に乗り換えることもできます。これが借り換えです。借り換えをすることで金利が下がりお得に返済できるようになることも。例えば、A銀行から300万円、金利14%で借りているとしましょう。これだけ金利が高いと利息の負担もバカにはなりませんが、借り換えをすれば金利が5%のB企業で同じ借金額を返済できることもあるのです。このように借り換えをすることで返済の負担が大変少なくなりますが、審査もそこまで難しくないことも特徴でしょう。そんな借り換えですが、借り換えはおまとめローンと同じように多重債務に陥ったら活用しておきたいところです。