auの携帯料金を滞納したら止まる日はいつなの?
auの料金滞納は支払期限の何日後まで大丈夫なの?
auの携帯料金を滞納してしまうとどうなるのでしょうか?
うっかり口座に入金するのを忘れたり、生活費がピンチで携帯料金が払えなくなってしまう人は珍しくはありません。
スマホの利用停止を避けるためにも月々の携帯料金はきちんと払いたいところですが、もし携帯料金を滞納してしまったとしてもauの携帯がすぐ利用停止になることはないので安心してください。
ただし、携帯料金を滞納してしまうとあなたが思ってもいないリスクを背負うことにもなります。
この記事では、
- auの料金を滞納すると何日で利用停止になるのか
- auの携帯が止まるまでの流れ
- 利用停止になっても使える機能/使えない機能
- 料金滞納が家族にバレることはなるのか
そして、携帯料金を滞納するリスクなどについてそれぞれ詳しく説明していきますので、auの携帯料金の滞納について知りたい人はぜひ参考にしてくださいね。
auの料金滞納で利用停止・強制解約されるまでの流れを解説
ここではauの料金を滞納したときに、利用停止や強制解約されてしまうまでの流れについて解説します。まず、auの料金の支払い日は毎月25日です。料金の支払い方法は個人によって異なりますが、口座振替を選択している人ならば25日に自動で指定の口座から引き落とされます。クレジットカード払いの人も毎月25日、もしくは月末にクレジットカードの指定口座から料金が引き落とされます。コンビニ払いの人は、auから送られてきた振込用紙を使ってコンビニなどから毎月25日までに支払う必要があります。そして毎月25日の料金支払い日に支払いの確認が取れないと、翌月の初旬ごろ(5日前後)にauからご自宅に料金督促のハガキが送られてきます。(このハガキには振込用紙がついています。また携帯やスマホにもauから督促ハガキを郵送したとの連絡が入ります)督促ハガキには「最終支払期限」(翌月9日前後)が記載されているので、その日迄に振込票を持ってauショップやコンビニで支払いをおこなえば、携帯やスマホが利用停止になることはありません。しかし、督促ハガキに記載されている「最終支払期限」までに支払うことができないと、翌日から携帯やスマホは利用停止となってしまいます。さらにその後も料金を滞納し続けると、最後の支払い期限から2ヶ月後にはauを強制解約となってしまいます。より分かりやすいように8月分の料金を滞納してしまったときを例にとって説明します。8月分(1日~31日)の利用料を支払い日は9月25日です。
①8月31日:締め日(契約者によって25日締めと月末締めの2パターンあり)
②9月25日:8月分利用料支払い日ここで滞納すると
③10月5日前後:督促ハガキが送られてくる
④10日10日前後:利用停止さらに滞納が続くと
⑤11月25日前後:強制解約(支払い期限から2ヶ月前後で強制解約)
auの未払い料金を振り込めば利用停止を回避できるの?
auの料金を滞納し続けて利用停止・強制解除となってしまった場合、未払い料金を支払えば再び利用できるのでしょうか。結論からいうと、利用停止になってしまっても未払い分の料金を払えば、お手持ちの携帯やスマホはすぐに(支払いから10分~30分前後)利用できるようになります。また、料金を滞納し続けてauを強制解除となってしまった場合であっても、未払い分をすべて返済していればauと再契約することは可能のなようです。ただし、1度auを強制解約となってしまった人が再びauと契約をするときには、さまざまな制約(端末代は一括でなければならないなど)を課されることもあるようです。
au携帯が止まる日は支払日から約15日前後!
auの携帯・スマホが料金滞納によって止まるのは支払い期日から15日前後だといわれています。なぜ「前後」なのかというとか、回線を停止する作業は地域ごとにシステムが異なっているのでどうしても数日のタイムラグが発生してしまうためです。ですから15日ちょうどに利用停止になる人もいれば16日、17日に利用できなくなる人もいるようです。また利用停止になる時間帯もピッタリ何時何時と決まっていないようです。日本中を見渡せば料金を滞納している人はかなりの人数にのぼります。システムの都合上、大勢の料金未納者を一斉に利用停止にはできないので、順次止めていく必要があるようなのです。そのため停止となる時間帯もタイムラグが発生するようですが、多くの人が朝になってから携帯・スマホが利用停止になっていることに気づくことからも、深夜帯に利用停止になることが多いようですね。
どうしても携帯代が払えない!支払い日を延長してもらうことはできる?
どうしても料金を支払うことが困難な場合に、支払い期限を延長して利用停止を回避することは可能なのでしょうか。実は、auの支払い期日は延長して貰うことが可能です。支払い期日を延長して貰える期間は最大で1ヶ月。これにより25日締めの人の場合は、翌月の25日まで回線停止を延長してもらうことが可能です。料金支払い日の延長を希望する場合は、157(au料金センター)に電話して音声ガイダンスに従い「ご利用料金、ポイントの確認」→「未払い料金の確認、お支払期日の変更」→「支払期日の変更メニュー」へと進み手続きをおこないます。また、auのコミュニケーターに直接電話で交渉するという方法もあります。
利用停止となったときに使える機能・使えなくなる機能
利用料金滞納によって携帯・スマホが利用停止になってしまったとしても一切の機能が利用できなくなるわけではありません。ここでは利用停止となったときに使える機能・使えなくなる機能について説明します。
▲緊急連絡はできるのか?
auの携帯・スマホが利用停止となっているときに緊急連絡の必要があった場合、残念ながら警察(110番)や消防(119番)であっても電話をかけることできなくなります。また、「災害伝言ダイヤル」(171番)も利用することはできません。ただし、地震や津波などの災害に関する警報は、携帯やスマホにICカードが挿入されていれば受信することは可能です。利用停止期間中にどうしても緊急連絡する必要のある場合には、auお客さまサポート(157番)に電話をかけて警察や消防に通報してもらうようにしましょう。
▲着信は取れるのか?
auのスマホや携帯は利用停止となってしまう「auお客さまサポート」(157番)や料金センター(151番)は利用できるのですが、それ以外の発着信は一切不可能になります。その他利用することができなくなる機能は以下の通りです。
・パケット通信
・携帯電話会社のメールアドレス(@ezweb.ne.jpなど)の送受信
・SMS(Cメール)の送受信
▲Wi-Fiがあれば不自由しないのか?
利用停止となってしまってもWi-Fiに接続さえすれば、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンならば、LINEやInstagramなどは利用することができます。これはauが利用停止とするのはあくまでもKDDIを利用しての電話回線やパケット通信であるからです。ですから携帯の通信回線とは違うWi-Fiに接続できる環境ならばLINEやLINE電話、Instagram、Facebook、Twitter、Youtube、ニコニコ動画、カーナビ、地図アプリ、ゲームアプリといった機能は利用することが可能です。それなら安心だと感じてしまう人もいるかもしれませんが、これらの機能を利用できるのはあくまでもWi-Fiに接続できる環境であることを忘れてはいけません。日本にはまだまだ無料で利用出来るWi-Fiスポットは少なく、利用したときの安全性(セキュリティー)にも不安があります。そのためWi-Fiさえあれば、問題ないのかというと決してそうとは言い切れません。何よりも電話回線を利用しての発着信ができなくなってしまうというは、緊急時やお仕事関連、公的な連絡などが必要なときに大変不便となってしまいます。それでもWi-Fi接続できればとりあえずは不自由しないからと料金の支払いを先延ばしにする人がいますが、絶対にやめておきましょう。後ほど詳しく述べますが、auの利用料金は一種のローン契約なので、支払いが滞ることのリスクは想像している以上に本人に重くのしかかってくるのです。
au携帯が利用停止になって最も困る機能ってなに?
前述したとおりauの携帯やスマホが利用停止になることによって最も困る機能は、電話回線を利用しての発着信が一切できなくなるという点です。また、利用停止中の番号に電話をかけると「お客様のご都合により、お繋ぎできません」という音声アナウンスが流れてしまいます。これによって電話をかけてきた相手に料金未払いであることを知られてしまうことにもなります。学生さんならばまだしも、社会的にな信頼にも関わることなので、社会人ならば絶対に避けたいことですよね。
auの家族割の場合に料金滞納するとどうなるの?
auには家族みんなで利用すると料金がお得になる「家族割」という料金プランがあります。実際に利用している人も多いのではないでしょうか。この家族割を利用している人が、料金を滞納してしまった場合はどうなってしまうのかについて説明します。家族割の利用プランにはいくつかパターンがあるのでそれぞれについて説明していきます。ご自身の契約内容と照らし合わせて参考にしてください。
▲家族全員が同一名義で個別請求の場合
料金を滞納している回線だけが利用停止になります。利用停止の連絡も滞納している回線にだけされます。
▲家族全員の名義が異なり個別請求の場合
料金を滞納している回線だけが利用停止になります。利用停止の連絡も滞納している回線にだけされます。
▲家族全員名義が違うが一括請求の場合
料金を滞納している回線に停止予告の連絡をした上で、すべての回線が停止されます。
▲家族全員が同一名義で一括請求の場合
料金を滞納している回線に停止予告の連絡をした上で、すべての回線が停止されます。
以上が家族割を利用してる場合の利用停止になる回線と連絡先です。料金が個別請求の場合には料金滞納が家族にバレることはないようですが、一括請求で契約している場合には、1回線でも料金を滞納してしまうと、すべての回線が利用停止となってしまうので家族にも迷惑がかかりますし、auの料金を滞納していることが知られてしまうようです。
auの料金を未納にしてしまうことのリスクとは?
たとえauが利用停止になってしまっても、Wi-Fiに接続さえ出来ればある程度の機能も使えるし問題ないのではと考える人もいるかもしれませんが、とんでもない勘違いです。というのもスマートフォンの端末代金を分割で払っている人も多いと思いますが、実はこの端末代金の分割支払いというのはれっきとした「ローン契約」なのです。ローンの支払いが遅れる、若しくは滞納し続けるとauから利用停止、強制解約とされてしまうばかりでなく、auが加盟してる信用情報機関に「滞納」や「強制解約をされたという事実」が異動情報として登録されてしまいます。これがいわゆる金融ブラックリスト入りというやつですね。たとえ未払い金を返済したとしても、信用情報機関に異動情報が記録されてしまうと、返済後5年から10年は住宅ローンなどをはじめとして、あらゆる借入れが難しくなってしまいます。また、auを強制解約となってしまうと、その後はauが委託している債権回収会社から請求を受けることになります。債権回収会社からの未払い金請求を無視し続けていると裁判を起こされてしまい、最悪の場合は給料の一部や所有する財産を差し押さえられてしまう可能性すらあるのです。
auの携帯料金滞納するとどうなるの?まとめ
auの料金を滞納してしまうとどうなるのかについて詳しく解説してきました、この記事の内容をまとめると以下の通りとなります。
・auの料金を滞納すると支払い期日から15日前後で利用停止となる。
・支払い期日から約2ヶ月の滞納でauを強制解約となる。
・利用停止になると警察(110番)や消防(119番)を含め、一切の電話回線を利用しての発着信が不可能になる。※auお客さまサポート(157番)や料金センター(151番)は通話可能
・利用停止となってもWi-Fi接続は可能。(インターネットやアプリなどは利用できる)
・auの料金滞納が続くと信用情報機関に異動情報が記録されることもある(金融ブラック入り)※端末代金を分割払いしている場合。
・auを強制解約となり債権回収会社からの請求も無視し続けていると裁判を起こされてしまうこともある。
auの携帯料金を止まる前に払いたい!おすすめの金策は?
これまでの説明でauの利用料金を滞納してしまうと、思っている以上に大変な事態になってしまうことはお分かりいただけたと思います。そこで、滞納中の携帯料金を支払うための金策案をいくつか紹介します。現実的な金策案は以下の通りです。
・家族や友人、知人にお金を借りる。
親しい間柄であっても借用書をきちんと書き、必ず約束した日までに返すようにしましょう。
・その日のうちに給料を支払って貰える仕事をする。
(例)倉庫作業、引っ越し梱包作業、交通整理、ティッシュ配り、その他日払いバイトなど。
・リサイクルセンターや質屋などになにかを売る
物を売るときには必ず即金で買い取ってくれるところを利用しましょう。インターネットオークションなどの場合は商品が落札されたとしても、実際に入金が行われるまでに日数がかかってしまいます。
・カードローンやキャッシングを利用する
もっとも簡単に現金を手にする方法がカードローンやキャッシングを利用する方法です。消費者金融会社の中には即日融資可能なところも多くあります。どうしても携帯やスマホが利用停止になる前に料金を支払いたいという場合には、カードローンなどに申し込むのが一番確実な方法だといえます。
携帯が止まったら会社や知人にもバレてしまうの?
携帯料金を滞納してしまいauから利用停止にされてしまうと、電話回線を利用しての発着信ができなくなります。そのため電話回線を利用して連絡してきた相手には「こちらはauです。お掛けになった電話はお客様のご都合によりお繋ぎできません」という音声アナウンスが流れてしまいます。これにより電話をかけてきた相手には、この電話番号の人が料金を未払いにしていて利用停止にされてしまったことが知られてしまう可能性があります。ちなみに、紛失や盗難による回線停止や迷惑電話撃退サービス(着信拒否)では別の音声アナウンスが流れます。つまり、アナウンスの違いによる電話がつながらない理由を知る人には、料金未払いがバレてしまうことになります。また利用停止のまま料金未払いが続き、auを強制解約となり債権回収業者から取り立てが始まってしまうと、場合によっては会社に電話連絡されてしまう可能性も0ではありません。また、裁判まで起こされてしまったような場合は、最悪の場合給料の一部が差し押さえられてしまうこともあります。そうなると確実に会社に携帯料金滞納、強制解約の事実が知られてしまうことになります。