090金融の取立手口と対処法を紹介

090金融の取立手口と対処法を紹介

090金融の取立は地獄のよう

090金融は違法な貸金業者ですが、その取立方法も悪質です。職場への執拗な電話、勝手に大量に出前を行かせる、近所にデマを流す、など幼稚なものが多いのですが、闇金被害は生活を脅かされる厄介なものです。090金融の方も違法な貸し付けを行っていることはわかっているので、合法的に取り立てられてません。そのため、このように嫌がらせのような幼稚な手段を何度も取ります。長期間嫌がらせを受け、気持に余裕がなくなって支払ってしまう人も多いです。

 

 

090金融ってそもそもなに

090金融とは、固定電話も事務所もない金融業者のことです。もちろん違法ですが、090の携帯番号からよく電話が掛かってくるということで、090金融と呼ばれています。違法にお金を貸し付けて、あの手この手で回収し、一度支払うと違法性を主張しても回収できないという恐怖の金融業者です。

 

 

090金融の手口を紹介

090金融業者は脅しとはったりが常習化しており、たとえば、振込しないと家族や会社に通知するといった内容の連絡が来ます。また、返済させないことも大きな特徴です。あっさり返済されると儲からないので、利息を絞れるだけ搾り取ろうとします。返済日に支払おうと思ったら連絡がまったく付かずに、後日延滞金を請求したりすることもあります。あとは少し連絡を取っただけなので、お金を請求されたという事例もあります。お金を貸していないのに貸したと主張し、請求してくる詐欺被害に遭った人もいるので、絶対に支払ってはいけません。他には勝手に振込、法外な利息を請求します。とにかくあの手この手でお金を取り立てるのが090金融で、関わらないに越したことはありません。

 

 

実際にあった090金融の取り立て

暴力的な発言、怒鳴る、無理やり高額なものを担保にする、といったことはよくあります。多重債務者や明らかに他では借りられないブラックな消費者にも貸付け、強引に回収します。無職でも借りられる場合があるので、090金融とわかっていても借りる人がいます。ヤミ金のなかでも特にひどいもので、10日で5割などの通常では考えられない利息を付けます。取り立ての方法は案外幼稚で、勝手にピザを大量に注文したり、代引きで高額商品を送り付けたり、近所に嘘の噂を流したり、職場に執拗に電話する、などです。かなりアナログで幼稚な嫌がらせですが、ダメージとしては大きいでしょう。こういった嫌がらせを続け、お金を回収します。また、支払っても入金を確認できていない、などと言って再度入金を催促することも多々あります。そもそもの契約が違法なので、090金融でお金を借りた人は債務者ではありません。そのためお金を返済する義務もないのです。090金融はそれをわかっているので、法的にお金を請求することはありません。なぜなら090金融がお金を回収できる法的な根拠がないので、強引に回収するしかないからです。もはや単なる恐喝と言えるでしょう。実際に金銭の貸し借りがあったかどうかは問題ではなく、ただ恐喝してお金を振り込ませているだけです。

 

 

完済しても連絡してくるくらいに090金融はしつこい

090金融は絞れるだけ搾り取りたいので、簡単に完済させません。仮に完済しても、あれこれと理由を付けてお金を取ろうとします。体験談ではかなり迷惑な事例が紹介されており、殺人事件の犯人に仕立て上げられた、といった事例もあります。すべて無視すればお金を物理的に取られることはありませんが、生活に間違いなく支障が出ます。闇金被害はこういった幼稚で執拗なものなのですが、対処が難しいだけに厄介です。

 

 

闇金弁護士や司法書士に相談して090金融の問題を解決する

090金融の取立を自分で解決するのは難しいので、まずは弁護士や司法書士に無料相談するのがおすすめです。弁護士や司法書士は金銭問題だけでなく、嫌がらせを防止するために措置を講じてくれます。たとえば、被害を受けた際には法律に基づいて措置を取る旨を相手に通知することもありますし、実際に裁判所を介して法的解決を目指すこともあります。闇金問題は金銭問題というよりは、取り立ての被害を防ぐことが目的になります。普通の消費者金融からの借金問題なら専門家としては債務整理などで話を進めることになります。しかし、闇金の場合はそもそも返済義務がないので、金銭的な解決よりは、そのまま返済せずに法的な解決法を取っていきます。また闇金業者からしても、弁護士が付いた途端に行動しなくなります。嫌がらせを継続すれば弁護士に被害として押さえられてしまうので、営業停止に追い込まれる可能性が高くなります。そのため、債務者を脅すことができなくなるのです。その状態で、弁護士は嫌がらせの証拠を押さえ、貸し付けが違法であることを主張し、返済を免れます。

 

 

警察に相談して090金融の取立から逃れることができる場合もある

ひどい取り立てに遭った場合は警察への相談や被害届の提出が有効です。たとえば、脅迫された証拠を録音すれば、明らかに詐欺、恐喝の被害者です。警察が動く動機になります。警察は民事不介入なので、刑法を根拠に行動するしかありません。民法上問題のある行為が見て取れても、警察は動けないということです。そういうときは法律事務所に相談することになるでしょう。これはわりと微妙なラインで、闇金業者もぎりぎりのラインを狙ってきます。たとえば勤務先に連絡して存在確認を行うのはもちろん違法ではありません。明らかな嫌がらせの電話を繰り返せば違法になりますが、その辺は手段を変えつつうまいこと債務者を追い詰めます。

 

 

090金融取り立ての手口や対策のまとめ

090金融の取立は法的根拠がなく、幼稚かつダメージの大きいもの、ということでした。警察が動ける根拠を証拠として押さえることが出来れば、被害者として処理してもらうことができます。しかし、090金融はギリギリ刑法に引っかからない枠内で嫌がらせを続けますし、証拠が押さえられないようにしています。早めに闇金専門の弁護士に相談するのが良いですね。